入力電圧は結果的に得られる電流密度(絶対値)の最大値が1となるように調整した電圧を使用!
19本の素線を束ねた導体に交流電流を流したとき、どのような電流分布が
見られるか、磁場解析により確認した事例をご紹介します。
周波数応答の磁場解析が適当なので、ソフトウェアは「PHOTO-EDDYjω」を選択。
入力電圧は結果的に得られる電流密度(絶対値)の最大値が1となるように
調整した電圧を使用しています。
結果、周波数1×10^5[Hz]ではほぼ一定となったほか、周波数1×10^7[Hz]では
最外層の導体表面に電流密度の集中が見られました。
【事例概要】
■使用ソフトウェア:PHOTO-EDDYjω
■解析結果
・1×10^5[Hz]:ほぼ一定
・1×10^6[Hz]:徐々に電流密度の分布が見られる
・1×10^7[Hz]:最外層の導体表面に電流密度の集中が見られる
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基本情報【解析事例】ケーブル素線の近接効果(磁場解析)
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