高砂電気工業株式会社 製品採用事例No.8 ペン型シリンジポンプを用いた細胞移植
- 最終更新日:2024-07-19 10:14:41.0
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東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 山中修一郎先生は、腎不全の新たな治療法開発として腎臓再生の研究を行っています。機能を持った腎臓を再生するために、腎臓の芽「Kidney Seed」をつくります。これまでの研究で、Kidney Seedを腎不全ラットに移植し、尿を作り出すことに成功しました(Yokote S, PANS, 2015、Fujimoto T, Cell Reports, 2020)。
【課題と解決】
Kidney Seedを作るためには胎仔期の小さな腎臓に幹細胞を移植しなくてはなりません。その移植を手伝うのが高砂電気工業のペン型シリンジポンプSBPを用いた電動インジェクターです。 最近の研究では、腎臓のできないマウスに腎前駆細胞とよばれる腎臓特有の幹細胞を電動インジェクターで移植することで、幼弱ではありますが臓器欠損動物から腎臓の再生を示しました(Yamanaka S, JASN, 2019)。将来的には、ブタなどの大型動物の内部で再生腎臓をつくり、その腎臓を腎不全患者さんの治療に役立てるような臓器再生研究をめざしています。
基本情報製品採用事例No.8 ペン型シリンジポンプを用いた細胞移植
■採用理由や導入までに工夫した点
高砂電気工業の電動インジェクターは、モーター駆動で微動制御ができ、さらに細胞を吐出する力も強いため胎仔内という密閉空間への微量移植に最適であると考え採用しました。
価格帯 | 10万円 ~ 50万円 |
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納期 |
お問い合わせください
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用途/実績例 | 微流体の分析装置、細胞移植など |
カタログ製品採用事例No.8 ペン型シリンジポンプを用いた細胞移植
取扱企業製品採用事例No.8 ペン型シリンジポンプを用いた細胞移植
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高砂電気工業は、ソレノイドバルブ、ピンチバルブ、エアオペレートバルブ、ピエゾマイクロポンプ、ダイアフラムポンプ、シリンジポンプ、マニフォールド、流路チップ、継手等、精密流体制御に関連するコンポーネンツを豊富に取りそろえております。特に、小型バルブやマイクロポンプを開発しており、製品の小型化・軽量化を考えているお客様に好評いただいています。化学薬品、溶剤、分析用サンプルなど、特殊な流体を扱うことができる材質を選定しており、用途は診断装置、環境測定装置、各種の化学分析装置、医療機器、インクジェットプリンター、燃料電池など幅広い分野に使用されています。既存製品を紹介するだけでなく、お客様の用途に合わせ特注品にカスタマイズすることが得意です。また、複数コンポーネンツを組み合わせた流体モジュールも製作致します。試作からも対応可能です。 (動画チャンネルはこちら) http://www.youtube.com/channel/UCYYBVDTT2ewI7wIhjzrpwhw
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