株式会社テックアナリシス 前方散乱ユニット
- 最終更新日:2023-05-14 13:04:43.0
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最新情報 既存のラマン分光計への接続が可能.錠剤・カプセル製剤の分析・評価が容易になった.
既存のラマン分光計に新たに開発した前方散乱(透過)ユニットを接続し,モデル製剤を用いて,前方散乱ユニットの実用性と有用性を示した.ラマン分光計にALL-IN-ONE(Marqmetrix,Seattle,USA)に前方散乱ユニット(株式会社堀場製作所 京都)をファイバーで接続している.測定条件には,スペクトル分解能は6cm-1,励起レーザー波長は785nm,積算回数は1回,露光時間は3秒を採用した.試料は標準で装備されている試料台へ設置するだけで,試料の位置調整や高さ調整などは不要であり,同社では本研究で使用した錠剤やカプセル以外のガラス容器入り試料や粉体試料など異なる剤型への対応可能なホルダーも準備している.なお本実験にMarqmetrix社製ALL-IN-ONEへ前方散乱ユニットを接続し試料測定を実施したが,励起レーザーとラマン散乱光用のファイバー接続ポートを有するラマン分光計(例えばWasatch Photonics社製ラマン分光計)であれば機種を問わず当該ユニットを接続して利用することが可能である.
基本情報前方散乱ユニット
〇分光計のファイバー接続ポートに前方散乱ユニット接続しラマンスペクトルの測定を簡単に測定でき,汎用性が高く,市場への広まりが期待される結果
となった.
〇錠剤の測定結果から,前方散乱を使えば,フィルムコーティングの影響を軽減し,さらに広範囲に成分の情報を得られることが明らかになった.
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | フィルムコート錠剤 カプセル製剤の主薬の含量,結晶多形の分析,評価 |
詳細情報前方散乱ユニット
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後方散乱と前方散乱 ラマン分光法の説明
取扱企業前方散乱ユニット
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