株式会社テックアナリシス 前方散乱ラマン分光法の有用性の評価 応用編
- 最終更新日:2023-05-14 15:00:21.0
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前方散乱(透過)ラマン分光法を用いた医薬品分析事例
医薬品の錠剤やカプセルの分析では、錠剤のコーティングまたはカプセル材料よる干渉により、錠剤またはカプセルの内部の原薬の物理的な状態や成分などの情報を簡単に取得することが困難なことがある.本研究では、コーティングを施した市販薬や原料の異なるカプセルに原薬を充填したカプセルをモデル製剤とし,前方散乱 (透過) ラマン分光法を用いて,錠剤またはカプセルのコーティングによる表面干渉を軽減し成分を分析・評価することが可能なことを明らかにする.
基本情報前方散乱ラマン分光法の有用性の評価 応用編
分光計のファイバー接続ポートに前方散乱ユニット接続しラマンスペクトルの測定を簡単に測定でき,汎用性が高く,市場への広まりが期待される結果となった.
錠剤やカプセルの測定結果から,前方散乱を使えば,フィルムコーティングの影響を軽減し,さらに広範囲に成分の情報を得られることが明らかになった.
今後は,製剤試験の含量均一性試験への適用やソフトカプセル中の有効成分の結晶形の評価など新たな応用範囲に向けた実験・研究を進めてゆきたい.
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | コーティング錠剤,カプセル製剤の有効成分の分析 |
詳細情報前方散乱ラマン分光法の有用性の評価 応用編
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前方散乱ユニットおよび前方散乱(透過)測定イメージ
カタログ前方散乱ラマン分光法の有用性の評価 応用編
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