株式会社東北テクノアーチ 東北大学技術:岩石コアの定方位化手法:T20-3110
- 最終更新日:2023-09-08 16:34:52.0
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客観的かつ自動で岩石コアの定方位化が可能
地下資源の開発において、坑井から採取した円柱状の岩石サンプル(岩石コア)の解析が行われている。岩石コアを解析することで、地下に存在する物質を推定したり、地層の物性を低コストかつ簡便に測定したりすることができる。さらに、岩石コアの地中での方位が分かると、地殻応力の方向、地下の異方透水性及び地下断層の向き等の地層構造に関する情報を推定することができると期待される。
従来、検層により撮影した坑壁画像をトレースし、岩石コア表面と一致させて岩石コアの定方位化を行う手法がある。この手法では、膨大な時間が掛かること、また目視によって方位を定めるため主観的な判断となってしまうことが課題であった。
本発明は、画像解析による岩石コアの定方位化に関する手法であり、従来法より短時間で、かつ客観的に定方位化を行うことが可能となった。
基本情報東北大学技術:岩石コアの定方位化手法:T20-3110
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