株式会社東北テクノアーチ 東北大学技術:ナノ製剤の製造方法:S14-015
- 最終更新日:2023-09-13 13:25:18.0
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キャリアフリーのナノ製剤化や難水溶性化合物の可溶化が可能
薬剤送達システム技術(DDS)として、ナノ薬剤を内包した高分子キャリアを体内の標的部位へ送達する方法が多数報告されている。しかしながら、高分子キャリアに起因する抗原性や細胞膜透過阻害作用が指摘されている。
本技術は、発明者らが独自に考案した「再沈法」によって薬剤の前駆体(プロドラッグ)をナノ粒子化することにより、高分子キャリアフリーなDDSを実現する。
~再沈法~
対象化合物の溶媒に対する溶解度の差を利用することによりナノ粒子を製造する方法。ナノ粒子化する時の条件を適宜変更することで結晶サイズや分散性を制御することができ、難水溶性化合物の水溶性を高めることもできる。
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