サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K. マルチコレクター型ICP質量分析計『Neoma』
- 最終更新日:2024-04-09 18:06:10.0
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主に金属元素などの同位体比分析(IRMS)のためのマルチコレクター型誘導結合プラズマ質量分析計(MC-ICP-MS)です。
強力なICPイオン源を装備し、Thermo Scientific TRITONシリーズ表面電離型質量分析計よりも幅広い元素の同位体比分析に対応します。
■主な特長
・スタンダードとサンプルの交互測定により同位体比を測定
・表面電離型質量分析計では難しいハフニウム(Hf)やタングステン(W)などの同位体比分析にもアプローチ可能
・試料処理が比較的容易
・短い測定時間(~20分/サンプル)
■新たな同位体科学研究を切り拓くMS/MSオプション
独自のプレマスフィルターおよびコリジョン・リアクションセルオプションを搭載可能
・同重体干渉の分離を実現
・レーザーアブレーション(LA)-MC-ICP-MSを含む新機軸を実現
MS/MSオプションに期待されるアプリケーション
・化学分離を必要としないIn-Situ Rb-Sr年代測定や高精度ホウ素同位体比分析
・アバンダンス感度向上による環境放射能分析
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基本情報マルチコレクター型ICP質量分析計『Neoma』
【スペック・ハードウエア情報】
・多様な試料導入系を接続可能なグラウンド電位ICPイオン源
・生まれ変わったソフトウエア:Thermo Scientific Qtegra ISDSソフトウエア搭載
・従来機種からアンプダイナミックレンジが2倍に拡張:幅広い同位体比測定に対応
・高感度測定のためのジェットインターフェース(大型ドライポンプ)を標準装備
・再現性の高い分解能スリットシステム:低・中・高3段階の分解能をソフトウエア上で切り替え可能
・最大24基のアンプが装備可能なアンプハウジング:アプリケーションの切り替えがより柔軟に
・バーチャルアンプシステム:検出器アンプの個体差をキャンセルすることで高精度測定が可能
・ダイナミックズーム機構:イオンビームの収束と拡散により、多様なアプリケーションに対応
・極微量測定用10^13 Ω抵抗付アンプを搭載可能:必要な試料量が従来の半分以下に大幅減少。ソフトウエアによるゲインや応答速度の校正が可能
・最大2基の高アバンダンスフィルタを装備可能:90Sr、234U、236Uなどの超微小同位体にアプローチ可能
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カタログマルチコレクター型ICP質量分析計『Neoma』
取扱企業マルチコレクター型ICP質量分析計『Neoma』
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サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K.
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