カルコジェニック株式会社 ≪二次電池向け高容量負極材≫ 硫化スズ粉末
- 最終更新日:2024-09-01 00:13:29.0
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リチウムイオン電池の負極材に硫化スズを使用した場合、硫化スズの理論容量は体積あたりで黒鉛の4.7倍、質量あたりで黒鉛の2.1倍となります。体積あたりの実放電容量においては、当社の硫化スズはシリコン系負極材に並ぶ高容量負極材です。かつ、高速充放電性能に優れていることも報告されています。また、硫化スズを構成する元素は硫黄と錫であることから自然界に豊富に存在し、量産時のコストダウンが期待されます。本硫化スズ粉末は当社が開発した分散性に優れた硫化スズ分散液に対して導電助剤であるアセチレンブラックを添加し、均一混合させた粉末になります。また、本硫化スズ粉末は粒子径・添加剤の種類・添加量等の変更も検討が可能です。お気軽にお問合せ下さい!
基本情報≪二次電池向け高容量負極材≫ 硫化スズ粉末
95wt%硫化スズに対して5wt%アセチレンブラックを添加した硫化スズ粉末を例にあげると、本硫化スズ粉末の粒子径は流体力学的直径394.0nmとナノスケールの粒子になります。
用途/実績例 | 本硫化スズ粉末の使用用途はリチウムイオン電池、全固体電池等の次世代二次電池、リチウムイオンキャパシタ、各種センサー、固体潤滑剤等への活用が想定されます。 |
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詳細情報≪二次電池向け高容量負極材≫ 硫化スズ粉末
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硫化スズ粉末 SEM観察像
カタログ≪二次電池向け高容量負極材≫ 硫化スズ粉末
取扱企業≪二次電池向け高容量負極材≫ 硫化スズ粉末
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当社は主に硫化スズ材料の開発を行っています。一般的に、硫化スズの結晶構造はグラファイトのような層状構造であることから、2次元材料として、さまざまな電子デバイスへの応用が期待されています、当社が開発した硫化スズ分散液や硫化スズ粉末は、主な使用用途としてリチウムイオン電池や全固体電池等の負極材を想定しています。硫化スズの理論容量は体積あたりで黒鉛の4.7倍、質量あたりで黒鉛の2.1倍となります。さらに、体積あたりの実放電容量においては、当社の硫化スズはシリコン系負極材に並ぶ高容量負極材です。本分散液は当社独自の微細化プロセスを元に水やアルコールに分散が可能です。本粉末は本分散液にアセチレンブラックを添加、均一混合をした材料になります。また、当社の硫化スズナノシートは当社独自に気相プロセスを開発し、成膜したシートになります。主に、低抵抗かつ配向性制御が可能な特徴を持ちます。本シートは、半導体、ガスセンサー等の各種センサー・固体潤滑剤・光触媒・太陽電池・ピエゾ素子等への展開も見込まれています。