二次電池向け高容量負極材や化合物半導体材料を提供!!
カルコジェニック株式会社は、「新たな価値を創造し、サスティナブル社会の実現に貢献する」というミッションを掲げ、14族カルコゲナイト材料の製造販売、および、その製造装置の研究開発を行っているスタートアップ企業です。
14族カルコゲナイド材料は、次世代の電子材料として様々な機器に採用されることが見込まれています。
当社が14族カルコゲナイド材料におけるハブ企業となり、デバイスの実用化を促進してまいります。
当社は主に硫化スズ材料の開発を行っています。一般的に、硫化スズの結晶構造はグラファイトのような層状構造であることから、2次元材料として、さまざまな電子デバイスへの応用が期待されています、当社が開発した硫化スズ分散液や硫化スズ粉末は、主な使用用途としてリチウムイオン電池や全固体電池等の負極材を想定しています。硫化スズの理論容量は体積あたりで黒鉛の4.7倍、質量あたりで黒鉛の2.1倍となります。さらに、体積あたりの実放電容量においては、当社の硫化スズはシリコン系負極材に並ぶ高容量負極材です。本分散液は当社独自の微細化プロセスを元に水やアルコールに分散が可能です。本粉末は本分散液にアセチレンブラックを添加、均一混合をした材料になります。また、当社の硫化スズナノシートは当社独自に気相プロセスを開発し、成膜したシートになります。主に、低抵抗かつ配向性制御が可能な特徴を持ちます。本シートは、半導体、ガスセンサー等の各種センサー・固体潤滑剤・光触媒・太陽電池・ピエゾ素子等への展開も見込まれています。