フラックス残渣を除去しないとどういった問題が起こるのか！
フラックスを洗浄する目的・理由は、電気的及び物理的トラブルの
発生を防止することです。
フラックス残渣のイオン性成分が高湿下でイオンマイグレーションを
引き起こし、電極間に金属が析出することでショートすることがあります。
また、高温・高湿下でハロゲンイオンが存在すると、ハロゲン化合物を
生成しボロボロになって崩壊。
そのほか、フラックス残渣がコネクタなどの接点部に付着した場合、
接続不良を引き起こすことなどもございます。
【防止するトラブル(一部)】
■絶縁信頼性の低下
■腐食
■接続不良
■はんだボール(ソルダボール)の残存によるリークやショート
■ワイヤーボンディングの接合強度低下
※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報なぜフラックス洗浄が必要なの？
【その他防止するトラブル】
■モールド樹脂や防湿コーティングなどの密着不良・硬化阻害
■アンダーフィル樹脂の侵入塗付不良や硬化不良
■アウトガスの発生
■外観検査の妨げや検査装置(インサーキットテスター)の接点不良 等
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