ABBのCondition-Based Maintenance (CBM)は、メンテナンス作業や定期点検の予測可能性を高め、導入済みのロボットを最大限に活用できるようにするためのサービスです。
故障や故障時のスペアパーツの納期遅延による予期しないダウンタイムを排除することで、生産効率を最適化することができます。
分析結果は、各軸の状態と算出された軸使用スコアによってロボット全体の状態を明確に表す、色分けされた一覧表(ヒストグラム)で表示されます。
お客さまへ提供される正式な報告書には、ロボットの概要、状態の一覧表、データ分析、個別のメンテナンス推奨事項、結論、システムの評価が記載されています。
基本情報Condition Based Maintenance
ロボット単体でも複数のロボットからでも、潜在的な不具合を早期に検出
ロボットのパフォーマンスに関する詳細分析と推奨事項:
デューティファクタ(負荷時間率)に基づくロボットの分類
ロボットの概要
状態の一覧表
データ分析
各ロボットに対するメンテナンス推奨事項
結論
評価
CBMは、各ABBロボットの動作サイクルを分析し、生産ライン内で負荷の高いロボットを検出するのに役立ちます。
過去20年間に世界中の何千台ものABBロボットから収集された統計データを使用して、特定の基準に従って評価を行っています。この評価結果は、お客様のロボットのパフォーマンスを世界平均と比較するために使用されます。
各ロボットに対する深い分析によって、統計データに基づくより詳細なレポートが作成され、そこにABBのエンジニアによるカスタマイズされた予防保全のための推奨事項が追加されます。
メンテナンス計画の優先順位付け
ロボットの使用状況と重要度に応じてメンテナンス計画をカスタマイズし、優先順位付けします。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ・自社の現場でロボットがどのように使用されているかについての全体像を提示し、今後の投資を適正化 ・最も「負荷のかかっている」ロボットについての詳細な情報を提供し、根本原因を特定 ・生産中の予期しないギアボックスの故障リスクを回避し、最も「負荷のかかる」ロボットに対する適切な予防保全戦略を提案 ・スペアパーツの予算策定と適正化のサポート(将来的な部品交換を予測) ・ロボットの新しいバージョンへの更新戦略サポート (例:IRB6640 から IRB 6700 への更新など) |
カタログCondition Based Maintenance
取扱企業Condition Based Maintenance
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ABB株式会社 ロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部 - 産業用ロボット関連製品
私たちは、ロボット自動化のプロ集団としてお客さま、パートナー、仲間とともに課題解決に向けて尽力することをミッションとしています。単なるロボット販売にとどまらず、お客さまのヒアリングや現場視察に基づくソリューション提案にも注力しています。 国内注力アプリケーション: 自動車&一般産業の塗装、組立、食品個包装品などのピッキング、協働ロボット、力覚センサ、高軌跡精度カッティング など 高性能なロボットを生かした“安全安心”のシステム導入には、実践的なノウハウに基づく実機テストとシミュレーションが不可欠です。国内に複数の実機試験施設を備え、独自のソフトウェア技術、IoT技術を活かし、お客さまのロボット導入&運用を総合的に支援しています。
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