下記紹介でご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報表面処理 かじり防止用クロムめっき
◆◇◆特徴◆◇◆
金属の摩耗形態の一つに凝着磨耗があります。凝着磨耗は同じ金属同士、
柔らかい金属、融点が低い金属等で起こりやすく、過酷な場合にはかじり
(スカッフィング)や焼付きを生じ、固着(スティッキング)して
摺動しなくなる場合もあります。
よく見かける事例としては、ステンレスのボルトとナットがかじり、
全く動かなくなるようなケースがあります。かじりが一旦発生すると、
その部材の機能が停止するほどの大きな問題となることもあり、
修復するための部品交換等で予想以上のコストがかかります。
クロムめっきは乾燥状態で使用すると、相手材がクロムめっきの場合や、
スズ、亜鉛、青銅等の場合に焼付きやすく、逆に銅とは焼付きにくいとされています。
当社では硬くて融点の高いクロムめっきと潤滑性や摩擦特性に優れたPTFEとの複合皮膜により、
焼付きやかじりを防止し、作業性の向上や部品寿命の延長、メンテナンス負担の軽減を
図っています。当社のテフ・ロック処理とは異なる技術であり、
ボルトやナット類への処理に適しています。
価格情報 | - |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | かじり防止用クロムめっき |
用途/実績例 | 詳細は、お問い合わせ下さい。 |
カタログ表面処理 かじり防止用クロムめっき
取扱企業表面処理 かじり防止用クロムめっき
-
・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
表面処理 かじり防止用クロムめっきへのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。