オテック株式会社
最終更新日:2020-03-18 12:59:16.0
テフ・ロックカタログ Ver.2Ver.2
基本情報テフ・ロックカタログ Ver.2
自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」
・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」は硬質クロムめっきの持つ高 硬度や耐摩耗性といった優れた機械的特性と4フッ化樹脂の持つ非粘着 性や優れた離型性を兼ね備えた、高機能複合表面処理技術です。
・ベースがクロムめっきであるため、HV850程度の硬度があります。
・耐熱性については250℃前後を推奨しておりますがそれ以上の温度帯
でもご使用いただける耐熱バージョンもございます。
・食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第370号)に基づく器具及び 容器包装規格に適合しています。このため、食品が直接テフ・ロック面
と接するような用途にもご使用いただけます。
・処理温度が約200℃と低温であるため、素材への熱的影響がほとんど ありません。
・通常のクロムめっきと同様に剥離・再加工をすることが可能です。
・鉄鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、銅合金、ニッケル等広範な金属 素材に施工可能です。
テフロック採用事例その3【押出成形時に入るスジ防止】
樹脂パイプの押出成形をされているメーカー様からの相談で、押し出したパイプを冷却固化させるサイジングを通過する際にどうしても製品に縦スジが入ってしまうというものがありました。
滑り性や離型性の向上だけであれば一般的なテフロンコーティングやテフロンを含んだ他の表面処理も試されたようですが、硬質クロムめっきの硬さや耐摩耗性にはある程度満足されていた為、硬さや耐摩耗性は保ちつつもう少し潤滑性、離型性がある表面処理があればと思っておられたようです。
そこで弊社の「テフ・ロック」をご紹介。
四フッ化樹脂(PTFE)の持つ優れた滑り性によりサイジングを通過する際に発生していた縦スジをなくすことに成功しました。
また硬質クロムめっきを依頼していた以前のめっき業者では樹脂パイプの寸法を規制するのに重要な入口側エッジ部の盛り上がりがひどく品質にも影響し困っておられたそうですが、それに関しても弊社のめっきで改善されたと喜んでいただけました。 (詳細を見る)
表面処理 硬質クロムめっき
硬質クロムめっきは電気めっきと呼ばれる技術のひとつで、電気の力により溶液中の金属イオンを還元し、素材表面に新たな皮膜(クロム金属)を形成させる方法です。そのため、必要な部位にのみ機能を持たせることが可能で、機能の優れた高価な素材を使わなくても必要最低限の機能を持った素材を使用し、硬質クロムめっきを表面に行うことで機能を十分に発揮し、材料コストを安価に抑えることが可能です。
また再処理が可能なため、製品に傷がついてもめっきを剥離して再度めっきをすることで容易に補修が可能です。摩耗により寸法が小径になってしまった場合でもめっきにて肉盛りすることにより、修理できます。
オテックではオリジナルのクロムめっき開発もおこなっており、クロムめっきにテフロンを含浸した離型に優れためっき「テフ・ロック」やクロムめっきに炭素を入れることにより硬度アップとクラックレスを実現しためっき「クロアモール」も施工しております。
お客様の要望により、表面を超鏡面や梨地に加工することも可能です。
詳しくはお問い合わせ下さい。
URL http://www.otec-kk.co.jp/ (詳細を見る)
HV900以上の硬度、耐摩耗性等を同時に獲得【硬質クロムめっき】
硬質クロムめっきは電気めっきと呼ばれる技術のひとつで、電気の力により溶液中の金属イオンを還元し、素材表面に新たな皮膜(クロム金属)を形成させる方法です。そのため、必要な部位にのみ機能を持たせることが可能で、機能の優れた高価な素材を使わなくても必要最低限の機能を持った素材を使用し、硬質クロムめっきを表面に行うことで機能を十分に発揮し、材料コストを安価に抑えることが可能です。それ以外にもクロムめっきにテフロンを含浸した離型に優れためっき「テフ・ロック」やクロムめっきに炭素を入れることにより硬度アップとクラックレスを実現しためっき「クロアモール」も施工しております。
※只今、イプロス内で加工解決事例紹介中!是非、ご覧ください。
【特徴】
★硬度
Hv900以上の高硬度のめっきのため、最も高硬度で熱処理鋼や窒化鋼などよりはるかに硬度が高い。
★耐摩耗性
皮膜の硬さが高くなるほど摩耗量は少なくなります。
★耐熱性
400℃以上に加熱しても急激に硬度が低下しない…
※詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
(詳細を見る)
クロムの硬さと離型性を兼ね備えた表面処理 『テフ・ロック』
硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られるフッ素樹脂の複合めっきです。
硬質クロムめっきの持つ高硬度・耐摩耗性と、フッ素樹脂の持つ非粘着性・離型性を兼ね備えます。
【特長】
●離型性・耐摩耗性
フッ素樹脂の持つ優れた非粘着性、低摩擦係数、自己潤滑性と硬質クロムめっきの低摩擦係数により、通常のクロムめっきや他のフッ素樹脂複合めっきよりも優れた離型性、耐摩耗性を発揮します。
●硬度
ベースがクロムめっきであるため、Hv850程度の硬度があります。
●耐熱性
フッ素樹脂の融点(327℃)以下です。連続使用については250℃前後を推奨しております。
●安全性
食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第370号)に基づく器具及び容器包装規格に適合しています。このため、食品が直接テフ・ロック面と接するような用途にもご使用いただけます。
※財団法人 日本食品分析センターによる分析実験を実施済。
●加工特性
処理温度が約200℃と低温であるため、素材への熱的影響がほとんどありません。
●メンテナンスフリー、長寿命化
(詳細を見る)
製薬機械のスピード向上に好適な表面処理「テフ・ロック」
当社オリジナルの表面処理である『テフ・ロック』は、硬質クロムめっきの持つ高硬度・耐摩耗性と、テフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の持つ非粘着性・離型性を兼ね備えた、高機能複合表面処理技術です。
製薬機器に使用される各種ガイドやトレー等に採用することで、ラインのスピード向上、メンテナンス軽減に大いに役立ちます。
耐熱温度は連続使用で約250℃です。
製品の温度の関係で250℃の耐久性では不安と感じられるようでしたら、耐熱温度約300℃~350℃の「耐熱テフ・ロック」を是非お試しください!
ご希望の方にはテフ・ロック(スタンダードタイプのみ)のサンプルをプレゼントいたします。具体的にご検討いただいている内容をご記入ください。
また、小型部品へのテスト施工も行っております。お気軽にお問い合わせください。(※テスト施工は大きさや工程に一部制限がございます) (詳細を見る)
スクリューに最適なめっき「テフ・ロック」
スクリューへの樹脂のこびりつき、焼き付き、掃除等のメンテナンスのお悩み解消に最適な表面処理です。硬質クロムめっきとテフロンの良いとこどりにより、スクリューに関する悩みを解決します。
2016年の新製品として耐熱バージョンも発売し、300℃以上の高温化での使用でも効果を発揮します。 (詳細を見る)
テフロック事例【オリゴマー、接着剤付着防止・メンテ削減】
◆◇◆お客さまからの声と事例◆◇◆
※成形方法や使用条件により効果が異なる可能性があります。
・「オリゴマーがつかなくなった」(フイルムメーカー様)
フイルム製造の延伸工程において高温処理されるロールに硬質クロムめっきを施工していたが、オリゴマーが発生しロールに付着していた。
そのロール表面にテフロックを採用いただいたところ、オリゴマーの付着の悩みが解消された。
・「接着剤の付着防止に効き目があります。」(フイルムメーカー様)
フイルムを接着剤で貼り合わせる工程において、硬質クロムめっきを施工していたが、はみ出た接着剤がロールに付着して困っておられた。硬質クロムからテフロックに表面処理を替えたところ接着剤の付着が低減された。
・「スクリューのメンテ回数が減った。」(食品加工メーカー様)
食品を混ぜ、押出すためのスクリューにテフロックを採用したところ、焦げつきやこびり付きが低減された。
・「スクリューのメンテ回数が減った。」(樹脂成型メーカー様)
スクリューにテフロックしたことにより押出樹脂材料色を替えときの色抜けが改善された。 (詳細を見る)
テフロン含有硬質クロムめっきサンプルプレゼント
『テフ・ロック』は、硬質クロムめっきの持つ高硬度・耐摩耗性と、4フッ化樹脂の持つ非粘着性・離型性を兼ね備えた、高機能複合表面処理技術です。
グレー色が自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」、光沢シルバー色が通常の
「硬質クロムめっき」となります。2枚を同封した状態で、希望される方にプレゼント中。 (詳細を見る)
シーラーへの樹脂付着防止に役立つ表面処理【クロムめっき】
当社オリジナルの表面処理である『テフ・ロック』は、硬質クロムめっきの持つ高硬度・耐摩耗性と、4フッ化樹脂の持つ非粘着性・離型性を兼ね備えた、高機能複合表面処理技術です。
テフロンコーティングやテフロンテープの代わりにヒートシーラーに使用することで、メンテナンス性の向上や高寿命化が図れます。
耐熱温度は連続使用で約250℃です。
PET樹脂のシール等で250℃の耐久性では不安と感じられるようでしたら、耐熱温度約300℃~350℃の「耐熱テフ・ロック」を是非お試しください!
ご希望の方にはテフ・ロック(スタンダードタイプのみ)のサンプルをプレゼントいたします。具体的にご検討いただいている内容をご記入ください。
また、小型部品へのテスト施工も行っております。お気軽にお問い合わせください。(※テスト施工は大きさや工程に一部制限がございます) (詳細を見る)
取扱会社 テフ・ロックカタログ Ver.2
・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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