マイクロトラックは複数の試料を混合しても、結果を出せるのはなぜ？

独自の光学系設計、３本レーザ搭載、スリット状の検出器構造

マイクロトラックの検出器の形状は、散乱角度の中心から外に向かって スリット状になっています。 レーザー回折･散乱方式では、粒子へレーザー光を照射し、粒子径情報を 有する散乱光を、ある形状の検出器で検出し粒子径分布を求めますが、 検出器の形状により、その粒子径情報が2乗、3乗、または4乗に比例し...

メーカー・取り扱い企業： マイクロトラック・ベル株式会社

粒子径分布

粉粒体を適切に評価するためには、平均粒子径だけではなく、粒子径分布が重…

、多数個の測定結果を大きさ (粒子径)毎の存在比率の分布として表すのが一般的です。 存在比率の基準としては体積基準(体積分布)、個数基準(個数分布)等があります。 マイクロトラック(レーザー回折･散乱法)では原理上体積分布を測定しています。 (粒子の形状を球形と仮定し、ソフトウェアで個数基準などに換算することは 容易です。) 沈降法は質量基準の測定法ですが、測定の過程で試料...

メーカー・取り扱い企業： マイクロトラック・ベル株式会社

回折像の強度分布を表す式

開口部スリット幅＝球形粒子の直径

今までの展開が、ある開口部に光を当てるという形で回折を論じてきましたが、 我々レーザー回折式粒子径分布測定装置のメーカーにとっては、幸運なことに 開口部の穴ではなく粒子に光を当てても、まったく同一の現象が見られます。 さらにMieの理論は1個の球をべースにしていますが、材質...

メーカー・取り扱い企業： マイクロトラック・ベル株式会社