成形耐食電磁弁　PKVシリーズ

オリフィスφ4～6mm が必要な分析・医用・医療など各種装置の流体制御に幅広くご使用いただけます。シール材質にエラストマーを使用しており、流体中の異物による弁座部の傷を抑え、リークトラブルを減少させています。

分析・診断・医療など各種装置の廃液、DNAやペプチド合成装置の送液、透析液の精製ほか、大量の薬液等を短時間でスムーズに処理したい箇所でのご使用に適しています。

シール材質にはエラストマーを使用しており、流体中の異物による弁座部の傷を抑え、リークトラブルを減少させています。材質はパーフルオロエラストマー、FPM、EPDMをご用意しています。

※詳しくはお問い合わせ、またはPDFをダウンロードしてください。 （詳細を見る）

ガスサンプリング制御装置に使用する流路切り替え電磁弁の内部容積が
クロマトグラフ分析に与える影響を検証する目的で、ガスサンプリング制御装置を構成し、標準サンプルの測定を行いました。

今回の測定では、装置の流路切替に「ゼロデッドボリュームバルブ（ゼロ内部容積構造電磁弁）」と標準型電磁弁を使用し、比較しました。

測定の結果、ゼロ内部容積構造がガスサンプリング制御装置の性能を向上させ、クロマトグラフの分析精度を上げたことが確認できました。
このように当社のゼロ内部容積構造は、分析装置の精度向上に貢献します。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

フッ素樹脂を使ったダイアフラムバルブトラブルで一番多いのが、混入した異物や流体の結晶粒などでシール部に傷ができ、リークすることです。

高砂電気工業では、パーフロロエラストマーいう耐薬品性に優れた特殊な弾性体をシール部に装着し、傷の発生を極力抑えるオプション、「ソフトシール」を用意しました。

パーフロロエラストマー耐薬品性はフッ素樹脂に匹敵し、分析関係や半導体関係の薬液への使用で既に国際的に高い評価が確立しています。

シール材質は、パーフロロエラストマーの他にフッ素ゴムも選択できます。

【特長】
■傷の発生を極力抑える
■耐薬品性に優れた特殊な弾性体をシール部に装着
■シール材質はパーフロロエラストマー・フッ素ゴムから選択可能

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

【カスタム要望】
温度仕様を変更したい / 消費電力を下げたい
【相談内容】
背景：極地での電源確保のため燃料電池を開発。
お困りごと：極低温（-30℃）で使用できる、低消費電力（１W以下）のバルブを探索している。
【ベース製品情報】
ダイアフラムバルブ EXV series
【カスタムポイント】
・コイルパワーとシール荷重を最適設計し、0.7W駆動のバルブを設計。
・ダイアフラム式から非ダイアフラム式に設計変更することで低温環境下でも使用可能な設計に成功しました。

【カスタム要望】
温度仕様を変更したい
【相談内容】
背景：工場排ガス規制を受けて、排気ガスのモニタリング装置を開発している。
お困りごと：排気ガス中に腐食性の高いガスがあり、高温環境で使用する必要がある。
【ベース製品情報】
ダイアフラムバルブ PKV series
【カスタムポイント】
・200℃までのガスに対応できるように材料の選定、伝熱対策（ベンチダクトの設置と内部構造の工夫）を行いました。
・アクチュエーターの発熱もなるべく抑えるように減圧回路を設置 （詳細を見る）