株式会社テクネ計測
最終更新日:2024-11-12 11:46:57.0
TK-100オンライン露点計 カタログ
基本情報TK-100オンライン露点計 カタログ
TK-100オンライン露点計
●国内開発 国内製造
●-100から+20度の露点測定範囲
●精度プラスマイナス2度
●高応答速
●競争力ある価格体系
●短納期、充実のサポート体制
●NPL・NISTへのトレーサビリティー
■国産露点計
(株)テクネ計測では、これまで30年にわたり露点計測器の販売、技術サポートを行って参りました。
このノウハウを活かし、自社で静電容量式露点計TK-100シリーズの開発、販売を行っております。TK-100ポータブル露点計は、ユーザーの使いやすさを第一に考えた設計となっております。本体に配管を接続し電源を入れるだけで、簡単に露点計測を開始できます。
■先端のセンサーをお求め安い価格で!
TK-100オンライン露点計のセンサーは、先端のセラミックセンサー技術に弊社の独自技術を追加し完成しました。製造ライン、校正まですべての工程を国内で行うことにより、品質を最重視し、かつお客様の様々な現場状況に導入しやすい価格帯でのご提供を徹底的に追及しております。このため、短期間での出荷体制を確立しております。
静電容量式露点計 TK-100オンライン露点計
● 国内開発・国内製造
● -100~+20 ℃dpの露点計測
● 精度±2 ℃dp
● 通常在庫あり
● 充実のサポート体制
● トレーサビリティあり
■株式会社テクネ計測は、過去40年にわたり露点計を中心とする水分管理・計測機器を取り扱ってまいりました。静電容量式(インピーダンス式)TK-100オンライン露点計は、株式会社テクネ計測の主力商品です。
TK-100オンライン露点計は、TK-100トランスミッターとモニター、センサーケーブルのセットですので、簡単に露点計測を開始できます。
その他詳細は、カタログをダウンロード、もしくはお問い合わせください。
#水分計 (詳細を見る)
静電容量式露点計(酸化アルミニウム)の原理について
センサーの材質に酸化アルミニウムを使用しており、
水分子量の電気容量を検知し測定しております。
高分子センサーよりも感度が高く、微量水分を検知できますが、
応答速が劣ります。用途としては、半導体、グローブボックス、電池製造など
常時低露点環境で多く利用されております。
測定範囲は、-100 ℃dp~+20 ℃dpです。
静電容量式露点計(酸化アルミニウム)の原理に関する詳細は、
以下URLよりご覧ください。 (詳細を見る)
電池向け 露点計・温湿度計・湿度計・硫化水素計
リチウムイオン電池・全固体電池の製造工程において、水分は大敵です。ドライルームの温湿度・露点、グローブボックスなどの製造装置の露点を計測するのは、水分量をコントロールすることが目的です。
溶剤雰囲気下において特に力を発揮するTE-660高分子式露点計をはじめ、TK-100静電容量式露点計、MBW973鏡面冷却式(ミラー式)露点計が使用されています。
燃料電池においても、高温・高露点・圧力下という条件を満たすため、EE33温湿度露点計やMBW573鏡面冷却式(ミラー式)露点計が使用され性能評価に貢献しています。
上記以外にも、硫化物系電池向けに硫化水素計にて硫化水素濃度を管理したり、塗工工程における温湿度管理にEE33が使用されています。 (詳細を見る)
再生可能エネルギー向け 防爆硫化水素計・露点計・温湿度計・湿度計
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源です(経済産業省資源エネルギー庁HPより抜粋)。測定や分析を行うことにより、燃焼効率や生産性改善が期待でき、安全性の担保にもつながります。当社露点計、腐食性ガス中水分計、酸素濃度計、温湿度計、PPM硫化水素計(H2S計)は再生可能エネルギーの様々な分野で貢献しております。 (詳細を見る)
露点計とは?
■露点計とは
ガスやドライエアなど、気体に含まれるごく微量な水分を計測する機器です。
気体中の水分が結露する温度つまり露点温度(℃dp)で表現されます。
■露点とは
気体を冷却していくとき結露、すなわち凝結が起こる温度。
これは結果的には、空気が水と平衡状態にあり飽和している温度です。
露点は、日常だけではなく、工業分野(塗装、半導体、電池、電力、鉄道、製薬、ガス精製、再生エネルギー、化学プラント、農業、食品、エアー、工業ガス、鉄鋼、空調、熱処理など)にも重要な要因になっております。
■露点計の種類
露点計は測定原理によっていくつか種類があります。
現在主に使用されている露点計は以下のとおりです。
1)静電容量式露点計(酸化アルミニウム)
2)静電容量式露点計(高分子)
3)鏡面冷却式(ミラー式)露点計
4)五酸化リン式露点計
5)レーザー式露点計 (詳細を見る)
半導体向け ソリューション提案
半導体製造プロセスにおいて、水分および酸素の除去は大きな課題です。当社の露点計や温湿度計、酸素濃度計は半導体の製造、搬送、検査等様々な工程で使用されています。またドライエアーにおける除湿度や窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガス・水素ガス等のガス純度測定のためにも使用されています。 水分計測では、最低-100℃露点まで測定可能なTK-100静電容量式露点計(酸化アルミタイプ)をはじめとして、最低-60℃露点までのTE-660露点計(高分子タイプ)、-95℃~+99℃露点まで測定でき高精度が必要な場合や露点計の基準器として使用されているMBW鏡面冷却式(ミラー式)露点計、そして湿度の領域では簡易型のEE060、高温・高湿下での測定を主とする結露防止環境下での対策が施されたEE33温湿度計などが主に使用されています。 酸素濃度計測では、水素置換による酸素除去の際には2001LCガルバニ電池式酸素濃度計でPPMまで、水素が存在しない状況ではModel 4100ジルコニア式酸素濃度計でPPBまでの分析を行うなど、様々なシーンで使用されます。 また、クリーンルームや製造装置内の微風計測に風速計も活躍しています。 (詳細を見る)
電力向け 露点計・温湿度計・湿度計・オイル中水分計
発電において、エアー中の水分量の管理は重要です。乾燥空気を測定する場合、TK-100露点計によりドライな状態を管理します。また、水分量をコントロールしたのち、高温・高湿下における結露防止環境下での測定が可能なEE33温湿度露点計が活躍しています。水素(H2)によるリーク管理のためには、TK-100露点計に加え、鏡面冷却式(ミラー式)露点計MBW473を推奨いたします。
送変電において、京都議定書(COP3)以降、SF6ガス(六フッ化硫黄ガス)を大気に放出しないことが重要となっており、大気解放せず且つ鏡面冷却式(ミラー式)原理により高精度に水分・純度測定が可能なMBW973-SF6が世界中で使用されており、日本でもほとんどの電力会社様、遮断機メーカー様にご採用頂いております。ユーザー様によっては簡易に水分量を測定可能なTE-660NEポータブル露点計をご採用頂く場合もございます。また、絶縁オイルの劣化診断にハンディ型オイル中水分計TEKHNEPort-Oilをご採用頂いております。 (詳細を見る)
鉄道向け CO2計・温湿度計・湿度計・露点計・二酸化炭素計
コロナウイルス(Covid 19)の蔓延により、客車内での換気の重要性が着目されています。客室内での温度・湿度の測定を簡易型EE-060/EE061温湿度計で行う、CO2計(二酸化炭素計)による換気の管理が進んでいます。特にCO2では、客車専用のCO2計EE8915を販売しており、数多くの実績があります。
また、列車搭載用露点計にはTE-660露点トランスミッターを推奨しております。 (詳細を見る)
製薬向け 露点計・温湿度計・湿度計・防爆温湿度計
製薬業界では、非常に厳しい衛生基準が定められており、 管理された生産プロセスが不可欠です。医薬品製造施設などのクリーンルーム内の品質パラメータの温湿度測定や圧縮空気(ドライエアー)の露点管理には、防爆温湿度計、非防爆温湿度計、露点計が使用されております。
バリデーションに関しては、FDA(アメリカ食品医薬品局)認定をベースに、WHO(世界保健機関)がGMP(Good Manufacturing Practice、製造管理・品質管理基準)を作成、その後国連から各国に採用の勧告がなされ、日本では1980年に省令が交付されました。IQ/OQを中心としたバリデーションためのの温湿度現地校正の要求がある場合、当社ではISO9001に準拠したトレーサビリティのある現地校正の対応が可能です。 (詳細を見る)
自動車向け 露点計・酸素濃度計・オイル中水分計
自動車業界では様々な用途で当社の計器が活躍します。自動車に使われる金属部品製造のために様々な熱処理・その他加工がおこなわれ、TK-100露点計をはじめとして、TE-660露点計、2001RSガルバニ電池式PPM酸素濃度計、TKZH-002オイル中水分計などが活躍します。塗装ではEE-300Ex防爆温湿度計やEE650風速計、基準器としてMBW373が使われます。ドライエアーや窒素・アルゴン・水素などのガスも多く使用され、主にTK-100露点計が水分の乾燥状態を確認するために使用されます。
品質保証に関しては、当社はJCSS(ISO17025)、ISO9001の認定事業者です。E+E社は、ISO17025に加え、IATF16949:2016品質保証システムの認定を受けています。 (詳細を見る)
化学プラント向け 防爆露点計・酸素濃度計・腐食性ガス中水分計
化学プラントで製造される製品は多種多様です。製造する製品によって製造条件が異なっており、温度・圧力・水分量・酸素濃度など、管理項目が異なります。一般的には、燃焼3要素の管理による爆発限界管理のための酸素濃度計が使用されたり、ガス純度を管理するために不純物として酸素濃度、露点(PPM水分濃度)を測定することが多いです。前者では制御用途としてOxytron 2000、濃度管理用途としてMini-ICS、これらとサンプリングシステムを組み合わせイナートガスコントロールシステム(Inert Gas Control System / ICS)として使用されることが多いです。後者では、酸素濃度分析ではPPMを高応答速で計測可能な2010BR、%レベルでは210BRが使用され、露点測定ではTK-100-Ex露点計が使用されます。水素や溶剤や他可燃性ガスが含まれることが多く、防爆認定が必須となる場合が多く、酸素濃度計ではガルバニ電池式酸素濃度計が使用されることが多いです。
コンプレッサーエアーや窒素の露点測定の場合、非防爆のTK-100露点計が使用され、腐食性ガス中の水分測定にはTMA腐食性ガス中水分計も使用されます。 (詳細を見る)
食品向け 露点計・温湿度計・湿度計
食品業界においては、パッケージ工程、保管倉庫、窒素ガス純度管理などで使用する温湿度計・露点計・酸素濃度計をはじめとし、ビールなどの製造工程で発生するガスのリサイクルのための純度管理に露点計が使用されます。最近では、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法であるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)に準拠した対応が求められます。 (詳細を見る)
エアー向け 露点計・ハンディ露点計・マスフローメーター
コンプレッサーエアー/圧縮空気において、水分は密接な関係があります。ドレインを輩出しても、配管途中で低温スポットがあれば結露の要因になります。また、エアー搬送距離の長い工場や、半導体や電池業界等においては、水分量を低くコントロールしたエアーを製造する必要があり、乾燥剤による吸着式ドライヤー、ハニカムローター式ドライヤーが使用されます。
また、最近では、マスフローメーターによるエアー量の管理を導入検討する工場が増えています。 (詳細を見る)
工業ガス向け 露点計・腐食性ガス中水分計・酸素濃度計・O2計
深冷分離プラントにおける窒素・酸素・アルゴンをはじめとし、水素やそのほか様々なガスが工業生産されています。工業ガスの純度管理には、多くの場合露点(水分量)、酸素濃度を不純物として測定し、ガス純度を決定します。通常はPPMレベルでの管理(露点で言えば-70 ℃DPなど)ですが、高純度ガスの場合PPBでの管理を行います。
露点測定の場合、簡易的に静電容量式露点計で計測することが一般的ですが、精度を要する場合は鏡面冷却式(ミラー式)露点計が、腐食性ガスの場合腐食性ガス中水分計が使用されます。酸素濃度測定の場合、ガスによりジルコニア式・ガルバニ電池式酸素濃度計が使用されます。 (詳細を見る)
鉄鋼向け 露点計・酸素濃度計・温湿度計・湿度計
炉内の水分量・酸素濃度を管理すことは鉄鋼製品の品質に影響を及ぼします。水分測定のために酸化アルミニウムによる静電容量式TK-100露点計が主流ですが、高分子による静電容量式TE-660露点計や高温高湿下での測定が可能なEE33温湿度露点計も一部で採用されています。また、応答速および精度を要する場合、鏡面冷却式(ミラー式)露点計MBW973/MBW573が使用されております。酸素濃度測定のためには、PPMまで応答速良く測定可能な2001LCガルバニ電池式酸素濃度計、1000RSポータブル酸素濃度計が使用されています。
また、リサイクルガスの純度や精製水素の純度をTK-100露点計、腐食性ガス中水分計TMAシリーズで測定します。 (詳細を見る)
空調向け 露点計・温湿度計・湿度計・CO2計・風速計
室内空調(ビル空調・クリーンルーム・ドライルーム・倉庫等)において、空気調和システム(室内の温湿度・気流・清浄度等を最適に保つこと)の構成要素として分析制御を行うための測定計測に当社製品が貢献します。CO2計、ダクト挿入型/壁掛型温湿度計、防爆温湿度計、露点計、風速計が使用されています。 (詳細を見る)
熱処理向け 露点計・酸素濃度計・温湿度計・湿度計・油中水分計
工業炉においては、特に熱処理炉の雰囲気炉で水分・酸素濃度管理のために、当社の露点計・酸素濃度計・オイル中水分計・温湿度計・腐食性ガス中水分計が使用されます。焼鈍炉・焼結炉・ろう付炉などの還元雰囲気処理炉、浸炭炉・焼入炉・乾燥炉などの雰囲気管理が必要な炉において当社は多くの実績を持ちます。熱処理炉の場合、結露やごみの処理、液化が懸念される溶剤などのガス、腐食性ガスなどの混入の危険性があり、同時に圧力・温度のコントロールが重要です。これらの問題を解消するために制御盤も自社製作しております。 (詳細を見る)
取扱会社 TK-100オンライン露点計 カタログ
国産露点計TK−100シリーズの製造・販売を中心とし、以下の商品を取扱う。 1.計測器・装置の製造・販売 露点計TK-100/TE-660 シリーズ フロート式流量計 NFMシリーズ 精密加湿装置 制御盤 2.計測器の代理店販売 AMI 酸素濃度計 Micrafilter フィルター E+E Elektronik 湿度計 露点計他 CMC 腐食性ガス中水分計 MBW 鏡面冷却式露点計(ミラー式) Neutronics 酸素濃度計 Process Insight(PI) 各種ガス分析計 3.校正・点検・修理業務 各測定器校正サービス 現地(出張)点検・校正・サービス
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