SynVivo マイクロ流路チップ Organ-on-chip

米国SynVivo社は、PDMS樹脂を利用したマイクロ流路チップを製造販売しております。

既製品として1枚単位でご購入いただけますので、マイクロ流路を初めて試される方も、導入初期コストを抑えて試験することが可能です。

流路の種類は直線型、分岐型、血管模倣型など様々なラインアップがあり、組織モデルとして以下5種類のキット製品も販売しております。

■SynALI 3D 肺-気道モデル
肺微小血管内皮細胞で構成される血管系と肺上皮細胞を共培養することで、気管支の気-液界面を模倣し、気道機能を視覚化および評価できる新しい肺モデル
■SynBBB 3D 血液脳関門モデル
神経系細胞や血液脳関門の機能性を可視化するin vitro血液脳関門モデル
■SynTox 3D 毒性モデル
特定の細胞層における毒性反応をモニタリングする毒性評価モデル
■SynTumor 3D 癌モデル
細胞応答を可視化する生理学的にリアルな癌モデル
■SynRAM 3D 炎症モデル
免疫細胞のローリング・接着・遊走を視覚化し定量する炎症モデル

また、組織モデルキットを利用した受託アッセイも提案可能です。 （詳細を見る）

あらかじめ各ウェル内にハイドロゲルがプレセットされており、
ゲル化操作不要かつ細胞を播種するだけで三次元培養が行える
ハイドロゲルプレートです。

自動化装置互換性・イメージング対応
■ANSI規格96well黒色プレート
■180 µmのガラス底面
■Ready-to-use
■ゲルの架橋密度勾配
■PEGベースの合成ハイドロゲル
■無色透明のゲル

また2022年より、3DProSeedに細胞や試薬をセット化した
『StromaLine』の取扱いを開始しました。
細胞培養の条件検討をする必要がなく、
すぐに薬剤スクリーニングなどのアプリケーションにご利用可能です。 （詳細を見る）

LivecyteはQPI(定量位相イメージング)技術を応用し、
観察視野内にある生細胞をラベルフリーで個別に観察・追跡が可能な、
ハイコンテンツ生細胞解析システムです。

製品特徴
・QPIによる高コントラストの画像を取得
・ラベルフリー観察により生細胞の光毒性を最小限に抑制
・1ウェルあたり複数視野のタイムラプス観察
・視野内の全細胞の経時変化データを個別に取得
・シャーレや96wellプレートなど多様な培養容器に対応
・Uボトムプレートにも対応
・画像取得～解析まで自動化
・オプションで蛍光観察にも対応 （詳細を見る）