異形状鋳物より分割プレート化で加工の簡素化及び段取り削減で５０％のコストダウン

アルミ鋳物の一体構造から分割加工をしてのコストダウン（発想の転換）。段取りも工数の一つでMCへの設置時間削減でトータル工数削減。

改善前】
●アルミ鋳物（AC4C)にてＭ／Ｃ加工をしていた
●ロット数は３～５ヶで外周加工、穴繰りを行っていた
※個数を考えると段取りに時間を取られ過ぎ価格に反映

【改善後】
●一体化をやめてそれぞれの板に分けてＭ／Ｃ加工とする
　※段取りに時間を取られていたのを無くして大幅にコストダウンを行えた

　通常機械加工品を集めて鋳物化することがコストダウンに繋がります 　この部品に関してはロット数と段取り時間の関係がコストに跳ね返ってしまい、かえって高くなってしまったのであえて標準の方法にしましたが、
　これも一つのアイデアだと思います
　また、標準の機械加工に戻した事で特殊工作機械で行わなくて済む為、
　納期に関しても短くする事が出来ました

●コストダウン効果：既存製品が12万円
　　　　　　　　　↓
6万円（50％のコストダウン）

■ワンポイント：
鋳物化の方が加工工数は少ないのが常識ですが、生産ロットがすくないと段取り時間が工数に入ってしまうのでこの点に目を向けています。