高砂電気工業株式会社
最終更新日:2020-05-01 09:19:18.0
宇宙ビール醸造デバイス
基本情報宇宙ビール醸造デバイス
無重力下での発酵実験に挑戦!宇宙へと向かう人類の将来を見据えた、夢と希望に溢れるプロジェクトです!
【特長】
・人工流れ星事業を手がける株式会社ALE (エール)との共同開発。
・宇宙空間(微小重力下)において、自動でビール醸造を
行うことのできる人工衛星型のビール醸造デバイスです。
・CubeSatサイズの超小型人工衛星に適応。本体部分は1Uに格納可能。
・発酵中に発生する炭酸ガスを逃がすデガッサーを搭載し、
閉鎖系でのビール醸造を実現。
・熱対流が起こらない微小重力空間でも、強制的に
麦汁を攪拌するシステムを採用。
・ホップカラムを採用し、自動のホッピング工程を実現。
ホップの苦み、香り付けが可能に。
・ワインなどの発酵にも応用できます。
砂電気工業はバルブやポンプなど、流体制御機器と呼ばれる製品の専門メーカーです。
SPACE FOODSPHEREプログラムへの参画を通じて、植物工場、人工培養肉、ビール醸造、水処理、水質分析など、流体制御技術の各種応用を目指します。
無重力下での発酵実験に挑戦!宇宙ビール醸造デバイス[特許出願中]
近未来には宇宙空間で人類が暮らすようになると言われています。
長期の生活には、少ない資源で効率的に食料・飲料を生産する技術や、また閉鎖的な空間でも心豊かに暮らせる美味しい食生活も、重要な鍵になるでしょう。
地上とは大きく異なる環境の宇宙で、発酵のプロセスはどう変化するのか?
どのような発酵条件が最適なのか?
今回はその様な実験を行うためのデバイスを設計しました。人工衛星での無人実験時に醸造の出来栄えが確認できるよう、アルコール濃度やビール香味成分などのセンサーを搭載可能です。また、宇宙ステーションでも使用できるコンパクトな構造です。
高砂電気工業は2017年に米国の学生による月面ビール醸造デバイス製作に、部品と技術アドバイスを提供しました。月には重力がありますが、無重力の宇宙空間でのビール造りには完全閉鎖系のシステムが必要で、発生するガスの処理や内部の撹拌に、より高度な技術が必要です。今回はそのような課題を解決し、特許も出願しました。
宇宙で造ったビールで、地球を見ながら乾杯!ワクワクしませんか?
宇宙へと向かう人類の将来を見据えた、夢と希望に溢れるプロジェクトです! (詳細を見る)
取扱会社 宇宙ビール醸造デバイス
高砂電気工業は、ソレノイドバルブ、ピンチバルブ、エアオペレートバルブ、ピエゾマイクロポンプ、ダイアフラムポンプ、シリンジポンプ、マニフォールド、流路チップ、継手等、精密流体制御に関連するコンポーネンツを豊富に取りそろえております。特に、小型バルブやマイクロポンプを開発しており、製品の小型化・軽量化を考えているお客様に好評いただいています。化学薬品、溶剤、分析用サンプルなど、特殊な流体を扱うことができる材質を選定しており、用途は診断装置、環境測定装置、各種の化学分析装置、医療機器、インクジェットプリンター、燃料電池など幅広い分野に使用されています。既存製品を紹介するだけでなく、お客様の用途に合わせ特注品にカスタマイズすることが得意です。また、複数コンポーネンツを組み合わせた流体モジュールも製作致します。試作からも対応可能です。 (動画チャンネルはこちら) http://www.youtube.com/channel/UCYYBVDTT2ewI7wIhjzrpwhw
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