LPKF Laser&Electronics株式会社
最終更新日:2020-10-27 10:47:48.0
レーザー樹脂溶着装置『LPKF TwinWeld3D』
レーザー樹脂溶着装置『LPKF TwinWeld3D』
レーザーでプラスチックを溶着する際の秘訣は、ビームのエネルギーを正確に制御する点にあります。LPKFは今までにない方法でこれを実現しました。LPKFのハイブリッドレーザー樹脂溶着システムでは溶着プロセスはハロゲンランプにて発生させた熱フィールドの中で行われます。この手法によって溶着線の品質は光学的にも機械的にも向上し加工速度も上がります。また、デザイナーやエンジニアに新たなデザインの可能性を提供できます。
現在では第2世代となったLPKF TwinWeld3D溶着システムは、機器の高可用性と溶着プロセスコントロールを備えており、大型部品の生産能力はお客様のもとにおいても実証済みです。レーザー安全ガラスを取り付ければレーザークラス1のシステムとして使用できます。
【特長】
■精密なエネルギー入力
■外観部品に使用できる高品質の溶着線
■加工時間を短縮
■デザイナーやエンジニアの自由度が向上
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
レーザー樹脂溶着装置 LPKF PowerWeld3D 8000
LPKF PowerWeld3D 8000は3D大型サイズの樹脂部品の量産向けに設計されています。例えば、自動車分野において徐々に使用される頻度が多くなってきています。A、B、Cピラーや、フェンダー、サンルーフ、そして特にテールランプの生産に利用されます。
特許を持つ「ウォブル溶着」を採用しており、溶着線を繊細にコントロールすることが可能です。
また、沈み込み量モニタリング機能や溶着線の公差補正機能があるため、装置を止めることなく稼働中に品質コントロールが可能なため、歩留まり向上につながります。
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レーザー樹脂溶着の使用事例
レーザー溶着とは、レーザーを使用し樹脂同士を溶着する工法です。
現在、そしてこれからレーザー樹脂溶着技術は様々な分野で使用されることでしょう。
この溶着技術を使用するメリットは接着剤不要、ダメージを与えない
外観のいい溶着、母材強度同等の密着力、防水性の高いケーシング、
レーザーパスの制御による精密溶着等が挙げられます。
用途としては、美しい外観が求められる車載のテールランプ、ブレーキタンク、
防水性能が要求されるセンサーや流体回路の筐体組立に世界中で広く使用。
また、既存のレーザー溶着では実現の難しかった、透明樹脂同士の溶着を
接着剤無、樹脂添加剤無で実現し、クリーン度の求められるマイクロ流体回路の
構築技術としてご使用頂けます。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
LPKFのハイブリッド溶着のメリット
LPKFのレーザー樹脂溶着(ハイブリッド溶着)のメリットをご紹介します。
ハロゲン熱とレーザーを融合した溶着技術(ハイブリッド溶着)で、防水保護構造及び保護等級IP67に相当する高密着性を有しています。
また、ソフトウェアで簡単に溶着線のデータを作成可能。
微細な溶着が行えます。
【特長】
■防水保護構造及び保護等級IP67に相当する高密着性
■ハロゲン熱とレーザーを融合した溶着技術(ハイブリッド溶着)
■独自のプロセスコントロール(温度監視、反射診断、沈み込み量測定)
■ソフトウェアで簡単に溶着線のデータを作成可能
■微細な溶着が可能
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
レーザー樹脂溶着装置 LPKF InlineWeld 6200
LPKFレーザー樹脂溶着システム InlineWeldシリーズはすでに世界中の多くの生産ラインで稼働しています。LPKF InlineWeld 6200は初めて発売された新エコノミークラス生産ライン組み込みシステムです。レーザー樹脂溶着は今後さらに幅広い用途で魅力的な溶着工法となることでしょう。
LPKF InlineWeldシリーズのモジュール構造により、様々なビジネス領域における生産ラインにレーザー樹脂溶着を直接、簡単に組み込むことができます。モジュール化されたことにより、レーザーヘッドに必要なスペースは小さくなるだけでなく、プロセスに必要なすべての機能がシステムに組み込まれます。
パワフルなレーザーシステムにはパワフルなソフトウェアが必要。InlineWeld 6200はLPKF CAMソフトウェア ProSetとともに供給されます。これにより溶着線を早く簡単にセットアップできます。 (詳細を見る)
レーザー樹脂溶着装置 LPKF PowerWeld 6600
LPKF PowerWeld 6600は中~大サイズの部品の生産向けに設計されています。秀逸な装置のコンセプトで簡単な操作とシンプルなメンテナンスができるようになっています。スキャンフィールドが校正されていればプロセスデータは複数のPowerWeld6600レーザーシステムの間で何の調整をすることなく使用することができます。システムはお客様自身のMESとの通信にも対応しておりますので、さらに上層の制御システムへも滞りなくインテグレートできます。
LPKF ProSet 3Dプロセスソフトウェアでセットアップします。最も重要なCADプログラムと過去のLPKF溶着プロセスのデータフォーマットを読み込むことが可能です。最適な溶着線を作り上げるのにはたった数分しかかかりません。多くのインテリジェントなプログラムが素早く生産サイクル時間を決定し、クランプ治具を考慮して複雑な溶着線をよりシンプルなカーブを持つ溶着線になるよう計算します。しかも、シンプルにマウスクリックするだけでいいのです。 (詳細を見る)
レーザー樹脂溶着装置LPKF PowerWeld2000シリーズ
当社で最も販売実績の多いレーザー樹脂溶着装置のエントリ―モデル。
『LPKF PowerWeld 2000/2600』は、レーザー溶着装置としてGlobalで400台の販売を誇るスタンドアローン用プラットフォームです。個々のお客様のニーズに応じて容易にカスタマイズすることも可能です。
効率的な制御システムとプロセスモニタリングに組み合わせることで、高い品質と生産性を実現。
周辺部材へのダメージを与えずに、様々な形状で溶着ができるので、
自動車産業、医療業界、コンシューマといった分野に広く実用化されています。
【特長】
■高効率と柔軟性を実現
■信頼性の高い溶着を実現
■プロセスコントロール機能選択可能
■品質管理の徹底
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
LPKFのレーザー樹脂溶着装置はいろんな分野で採用されてます
小型部品から大型部品まで幅広くご使用いただけるLPKFのレーザー樹脂溶着装置。
医療機器や自動車のテールランプやインテリアの他、いろいろな分野で使用することができます。
新しい分野としては、イヤホンやヘッドホン、シェーバーやおもちゃ、自動車の電気自動車用バッテリーパックなど。
お客様がお困りの溶着技術にはLPKFが解決いたします。 (詳細を見る)
レーザー樹脂溶着とは何か!?
ここではレーザー樹脂溶着の原理をご紹介します。
まだまだ知名度の低い樹脂と樹脂との溶着技術。しかし、樹脂と樹脂の溶着は、以下のような場合に役立ちます。
自動車業界:部品の軽量化と低燃費化
医療機器業界:生産工程を削減
民生品:小型部品でも溶着可能
産業機器業界:IP67対応による気密性の確保
玩具業界:子供が遊ぶのに安全・安心
とくにレーザー樹脂溶着技術は、扱いやすく、ランニングコストも極めて低く抑えられます。
今後増えていくような繊細な部品を搭載する機器に対して、ストレスなく樹脂の溶着が可能です。
(詳細を見る)
ラジアル溶着用InlineWeld 2000こんなことできます!
ラジアル溶着用InlineWeld 2000が対応可能な形状
- 円柱形状:小型から大型まで。円柱形状部品の樹脂溶着が可能です。
- 楕円形上:楕円形上のラジアル溶着も可能です。
- その他形状:特殊な形状でも対応可能な場合があります。お問合せください。 (詳細を見る)
LPKFのレーザー樹脂溶着ソリューションをご紹介
当ビデオはLPKF社とのプロジェクトをスムースに進めていただき、新たにレーザー樹脂溶着技術の導入に踏んでいただくべきステップを説明しています。同時に当技術を始めるうえで重要なデザインガイドと材料適合表もダウンロードできます。
<デザインガイド>https://www.ipros.jp/catalog/detail/590980?hub=41+LPKF
<材料適合表>https://www.ipros.jp/catalog/detail/590984?hub=41+LPKF
レーザー樹脂溶着(及びその技術)は準同時溶着や軌跡溶着などの名で知られているかもしれません。
もし特殊なレーザー樹脂溶着モデルを採用されたい場合、またはLPKF社のスタッフとユニークな部品デザインについてお話されたい場合は、是非こちらのビデオをご覧ください。 (詳細を見る)
取扱会社 レーザー樹脂溶着装置『LPKF TwinWeld3D』
【取扱製品】 ○高速PCBプロトタイピング ○PCB加工技術 ○PCB分割技術 〇ガラスへの微細加工 ○Laser-Direct-Structuring (LDS) ○レーザー溶着装置 ○ステンシル・レーザー装置 ○ソーラー設備
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