株式会社不二機販
最終更新日:2021-01-22 16:16:22.0
WPC&PIP処理サービス
WPC&PIP処理サービス
『WPC&PIP処理サービス』とは、20~200μの微粒子を投射する
微粒子ショットピーニング技術です。
「WPC処理」は目的に応じた材質、粒径の微粒子を、エアーに混合して
高速衝突させるという表面改質技術。
「PIP処理」は「WPC処理」の応用で生まれた表面改質技術で、
表面に酸化被膜の形成や表面組織に浸透拡散することができます。
食品加工による様々な問題を解決いたします。ぜひ、ご相談ください。
【問題点(一部)】
■切る:磨耗による刃先寿命が短い、切削抵抗が大きい
■混ぜる:ぼた落ちや付着残りの食品ロス、汚れの洗浄に時間かかる
■流す:テフロンテープやコーティング剥離による異物混入
■篩う:粉が張り付き、水洗いをする手間とカビ発生のリスク
■焼く:焦げカスによる異物混入、焦げ付きの掃除が大変
■包む:張り付きによるシール精度の低下
※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
WPC処理とは
『WPC処理』は、金属成品の表面に、目的に応じた材質の微粒子を、圧縮性の
気体に混合して高速衝突させるという表面改質技術です。
この手法においては、処理対象物の最表面で急熱・急冷が繰り返されます。
これにより微細で靭性に富む撤密な組織が形成され、高硬度化して表面を
強化すると同時に、表面性状を微小ディンプルヘ変化させることによって、
摩擦摩耗特性を向上させます。
【特長】
■圧縮性の気体に混合して高速衝突させる
■処理対象物の最表面で急熱・急冷が繰り返される
■微細で靭性に富む撤密な組織が形成
■高硬度化して表面を強化
■摩擦摩耗特性を向上
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
切削工具のWPC処理
株式会社不二機販が行っている『切削工具のWPC処理』をご紹介いたします。
耐摩耗性や各種コーティング、メッキとの密着性向上をはじめ、切削抵抗の
低減などに効果があります。
ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。
【切削工具のWPC処理効果】
■耐摩耗性の向上
■切削抵抗の低減
■耐チッピング性の向上
■表面硬度の向上
■各種コーティング、メッキとの密着性向上
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
WPC処理とハードショットピーニングの違い
「ハードショットピーニング」は、従来から冷間加工の一種と言われています。
ショット径600~800μmが主に利用されています。
「WPC処理」は、金属成品の瞬間熱処理法です。3種類以上の近似粒度ショットを
利用。噴射速度は、100m/s~200m/sです。
ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。
【特長】
<ハードショットピーニング>
■冷間加工の一種
■ショット径600~800μmが主に利用されている
■噴射速度:MAXで100m/s
■約800μmのメディアを使用
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WPC処理の効果
株式会社不二機販が行っている『WPC処理の効果』についてご紹介します。
SKD11材焼入れ焼戻し品に処理を行うと、表面から約10μmの組織が微細化し、
粒界のマイクロクラックも消滅。改質層の表面硬さ700Hvから1000Hvに上昇し、
内部圧縮残留応力も200MPaから1100MPaに大きく変化します。
また、粉末ハイスに処理を行うと、表面から約10μm組織の炭化物ピークが
消滅しています。
【特長】
■金属表面の硬度アップと共に、組織の微細化による靭性の上昇
■表面のマイクロディンプルによってオイル溜りが形成され、摺動性がアップ
■金属表面に高硬度な被膜を形成する事が可能
■疲労強度の向上
■耐摩耗・耐ピッチング・耐チッピング性の向上
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PIP処理とは
『PIP処理』は、WPC処理の応用で生まれた新しい表面処理技術です。
大気中で金属粉末を圧縮エアーで高速噴射することによって、被処理品の
表面に被膜形成或いは被処理品の表面組織に浸透拡散することが可能。
また生体材料を利用した生体親和性の向上や抗菌作用による院内感染
防止といった医療技術としても用いられています。
【特長】
■ワークの形状及び寸法変化が他の処理と比べて少ない
■薄板、小径部品及び狭隘部にも適用
■常温で種々の金属被膜の形成が容易
■不要部に対するマスキングが簡単
■様々な高機能が同時に付与可能
■利便性が高く、低コスト化が図れる
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切削工具のPIP処理
株式会社不二機販が行っている、『切削工具のPIP処理』をご紹介いたします。
ドリルやエンドミルをはじめ、ブローチカッター、バニシングリーマなどが
処理対象。
CBNチップにPIP処理をすると、寿命が3倍以上になります。
ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。
【PIP処理対象(抜粋)】
■ドリル
■エンドミル
■タップ
■ホブカッター
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
PIP自然触媒とは
『PIP自然触媒』は、大気中で金属チタン粉末を圧縮エアーで高速噴射する
ことによって衝突部分で発生する熱を利用して、チタンを溶融付着させるという、
バインダー不要で密着強度の高い酸化チタン被膜が形成可能な手法です。
この手法においては、チタンと大気中や圧縮エアーの酸素が反応して酸化
チタンとなり、内部に入るにつれて酸素が少しずつ欠乏気味となります。
この酸素欠乏層や僅かに存在する不純物の酸化物の存在が、電荷移動型酸化
還元効果(Charge Transfer)をもたらして触媒活性化します。
【特長】
■チタンを溶融付着させる
■バインダー不要で密着強度の高い酸化チタン被膜が形成可能
■電荷移動型酸化還元効果をもたらして触媒活性化する
■場所や条件などの制限を受けずに触媒機能の発揮が可能
■表面:アモルファス構造が形成されている
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PIP自然触媒の効果
株式会社不二機販が行っている『PIP自然触媒』の効果についてご紹介
いたします。
観賞魚用水槽を2つ用意し、各水槽に熱帯魚(ネオンテトラ)を入れます。
一方にPIPチタンを入れ、水質の変化を比較します。
約1ヶ月後熱帯魚のフン、餌の残りなどによる水槽内の水の汚れに大きな
差がでました。
【概要】
<実験(観賞魚水槽中でのPIPチタンによる水質の変化>
■実験方法:観賞魚に対して問題となるアンモニア、亜硝酸、硝酸塩、
CODについて測定
■測定方法:1日1回決められた時間に両方の水槽から測定用の水(約50cc)を採取
■考察:アンモニア、亜硝酸を硝酸塩に変えるためにPIP触媒が有効であることが
明らかになった
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
PIP自然触媒の開発
株式会社不二機販で行っている『PIP自然触媒』の開発についてご紹介
いたします。
ゴム用の金型への処理を要望した依頼主に、「チタンは硬い金属だから
耐久性も上がるかも」と、試しに処理したことからPIPチタンコーティング
製品が生まれました。
当社で飼っていた、体長15センチくらいの子どもの鯉の浄化槽の金網に
チタンでコーティングしたものを付けたところ、一晩で臭いが消えました。
【開発概要】
■酸化チタンに光触媒効果があると知った
■知人から取り寄せたセラミックボールに、チタンのWPC処理を施した
■子どもの鯉の浄化槽の金網にチタンでコーティングしたものを付けた
■一晩で臭いが消えた
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取扱会社 WPC&PIP処理サービス
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