金属表面に高硬度な被膜を形成する事が可能!複合処理による相乗効果が得られます
株式会社不二機販が行っている『WPC処理の効果』についてご紹介します。
SKD11材焼入れ焼戻し品に処理を行うと、表面から約10μmの組織が微細化し、
粒界のマイクロクラックも消滅。改質層の表面硬さ700Hvから1000Hvに上昇し、
内部圧縮残留応力も200MPaから1100MPaに大きく変化します。
また、粉末ハイスに処理を行うと、表面から約10μm組織の炭化物ピークが
消滅しています。
【特長】
■金属表面の硬度アップと共に、組織の微細化による靭性の上昇
■表面のマイクロディンプルによってオイル溜りが形成され、摺動性がアップ
■金属表面に高硬度な被膜を形成する事が可能
■疲労強度の向上
■耐摩耗・耐ピッチング・耐チッピング性の向上
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基本情報WPC処理の効果
【その他の特長】
■応力腐食、粒界腐食、電食等の防止効果
■鋳造品等の巣漏れ、ピンホール修正
■各種塗装、メッキ、コーティング等の密着強度の向上
■室化、浸炭などとの複合処理による相乗効果が得られる
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