ビックケミー・ジャパン株式会社
最終更新日:2023-05-18 11:59:07.0
熱可塑性コンパウンド用添加剤 BYK-MAX CT 425507/2020
基本情報熱可塑性コンパウンド用添加剤 BYK-MAX CT 4255
フィルムや自動車用途などの用途に最適な、熱可塑性コンパウンドの機械物性とガスバリア性能を改善する有機修飾フィロケイ酸塩
BYK-MAX CT 4255:
引張強度などの機械的物性やガスバリア性を向上する熱可塑性コンパウンド用添加剤として設計されています。ガスの種類によっては透過度を最大40%減少させることができます。独自の有機修飾により、加工時に高い熱安定性を示します。
推奨用途
BYK-MAX CT 4255は 、熱可塑性樹脂に使用することができます。ポリアミドやポリエステルなどのエンジニアリング樹脂との使用に特に適しています。想定用途は自動車部品、バリア包装、難燃性コンパウンドなどが挙げられます。
熱可塑性コンパウンド用添加剤:BYK-MAX CT 4270
BYK-MAX CT 4270
TPOまたはポリオレフィンコンパウンドに10重量%未満、好ましくは6重量%未満で添加することにより、低比重、表面外観、流動長、寸法安定性、耐引っ搔き性の向上を可能にします。また、引張強度のような機械
的物性を改善します。想定用途は、TPOベースの自動車部品用途の無機フィラーまたはガラス充填コンパウンドです。BYK-MAX CT 4270は市販の他のクレイ製品とは異なり、混合形態クレイ技術に基づいており、分散が容易です。BYK-MAX CT 4270の有機修飾は、コンパウンド中の熱履歴に耐えるように設計されます。
当社特有の混合形態クレイは分散性に優れています。また、溶融レオロジーの変化により、金型内の流動長が向上し、樹脂温度が低下することでサイクル時間の短縮が期待出来ます。コンポジット配合物では、樹脂に富む表面がしばしば観察されます。引張強度を増加する反面、BYK-MAX CT 4270は衝撃強度を減少させることに注意が必要です。
これを回避するためには、配合全体からの検討が必要です。
ベース樹脂との衝撃改質剤ブレンドは、最終的な性能結果を達成するために重要です。 (詳細を見る)
熱可塑性コンパウンド用添加剤:BYK-MAX CT 4260
BYK-MAX CT 4260
ドリッピング抑止および炭化層(チャー)形成の促進により難燃特性を改善し、ハロゲンフリーの難燃性熱可塑性コンパウンドへのご使用に適しています。BYK-MAX CT 4260は、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどのフィラー含有量を低減することができます。これにより、加工特性や物性が改善され、コンパウンドの重量を低減できます。
酸素、水蒸気および炭化水素に対するバリア特性は、BYK-MAX CT 4260を使用することによって増加させることができます。熱可塑性プラスチック、ポリ乳酸(PLA)などのバイオプラスチックでは溶融粘度が増加し、押出中の寸法安定性の改善を可能にします。
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取扱会社 熱可塑性コンパウンド用添加剤 BYK-MAX CT 4255
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