関東化学株式会社バイオケミカル部
最終更新日:2022-08-24 13:51:07.0
CT-SMAC(SEL)/SS V分画培地
『CT-SMAC(SEL)/SS V寒天培地』
本培地は、EHEC O-157ならびにサルモネラ、赤痢菌の選択分離培地です。
食品従事者の糞便検査として、Salmonella属菌ならびに赤痢菌保菌検査が行われます。
それらの検査において一般的にSS培地が使用されております。
この度、目的菌であるSalmonella属菌のコロニー形態や赤痢菌の鑑別能ならびに
選択性を向上させた「SSエクストラ2」の改良品「SS V」を製品化しました。
本培地以外にも、弊社では、糞便を対象とした臨床微生物検査につきまして、
選択性の異なる三種類のSS培地を準備しております。
ご希望の選択力に合わせてお選びください。 (詳細を見る)
腸管出血性大腸菌(EHEC)
「クロモアガーSTEC」は主要EHEC(O157、O26、O111等)を藤色に発色させます。一方、「クロモアガーO26・O157(SEL)」は、EHEC O157(赤色)、EHEC O26(緑色)、EHEC O111(赤紫色~紫色)、その他の大腸菌(紫色もしくは発育阻止)を特徴的に発色させ鑑別することができます。いずれの培地も、その他の腸内微生物は選択剤混合物により発育が抑制されます。一枚の平板で主要血清群を鑑別できることは、煩雑な本項目の検査の簡便化に大きく貢献できるものと考えております。なお、本培地シリーズでは各種選択力の異なるSS培地との分画培地を準備しております。
一方、もっとも分離頻度の高い血清型O157のみを目的菌とした「CT-SMAC寒天培地」、SS培地と分画にした「CT-SMAC(SEL)/SSエクストラ分画培地」、酵素基質を利用した「クロモアガーO157」、さらにサルモネラの硫化水素産生性を確認できるように改良した「クロモアガーO157 TAM」もご用意しております。
(詳細を見る)
取扱会社 CT-SMAC(SEL)/SS V分画培地
試薬=試験研究用の薬品は、学究機関はもちろんのこと様々な産業分野で、新たなプロダクトの誕生を支えています。また製造プロセスの効率化や、品質管理にも欠かせないものとなっています。 さらに、あまり知られていないことかもしれませんが、私たちの毎日の暮らしを守る役割も果たしています。例えば、機能性化合物、医薬品などとして生まれた新たな化学物質の検出やチェック、製品の品質確認などにも役立てられているのです。 そして今後、試薬の利用分野は今以上に細分化され、さらなる高品質・高機能が求められると考えられています。こうした時代背景の中、私たちはこれからも試薬のトップブランドとして常に次代を読み取り、チャレンジスピリットを忘れず、試薬で未来へ貢献していきます。
CT-SMAC(SEL)/SS V分画培地へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。