本培地は、EHEC O-157ならびにサルモネラ、赤痢菌の選択分離培地です。
食品従事者の糞便検査として、Salmonella属菌ならびに赤痢菌保菌検査が行われます。
それらの検査において一般的にSS培地が使用されております。
この度、目的菌であるSalmonella属菌のコロニー形態や赤痢菌の鑑別能ならびに
選択性を向上させた「SSエクストラ2」の改良品「SS V」を製品化しました。
本培地以外にも、弊社では、糞便を対象とした臨床微生物検査につきまして、
選択性の異なる三種類のSS培地を準備しております。
ご希望の選択力に合わせてお選びください。
基本情報『CT-SMAC(SEL)/SS V寒天培地』
ヒトにおけるSalmonellaの歴史は、急性胃腸炎からSalmonella Enteritidisが分離され、その腸炎の原因と指摘されたことが始まりです(1888)。
本発見は単に食中毒菌としてSalmonellaを始めて分離したことだけでなく、いわゆる食中毒が細菌によって起こることを明らかにした医学史上不滅の業績といわれています。
価格帯 | お問い合わせください |
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用途/実績例 | 詳細は下記カタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。 |
カタログ『CT-SMAC(SEL)/SS V寒天培地』
取扱企業『CT-SMAC(SEL)/SS V寒天培地』
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試薬=試験研究用の薬品は、学究機関はもちろんのこと様々な産業分野で、新たなプロダクトの誕生を支えています。また製造プロセスの効率化や、品質管理にも欠かせないものとなっています。 さらに、あまり知られていないことかもしれませんが、私たちの毎日の暮らしを守る役割も果たしています。例えば、機能性化合物、医薬品などとして生まれた新たな化学物質の検出やチェック、製品の品質確認などにも役立てられているのです。 そして今後、試薬の利用分野は今以上に細分化され、さらなる高品質・高機能が求められると考えられています。こうした時代背景の中、私たちはこれからも試薬のトップブランドとして常に次代を読み取り、チャレンジスピリットを忘れず、試薬で未来へ貢献していきます。
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