超音波システム研究所
最終更新日:2024-12-14 19:19:28.0
超音波の非線形現象制御技術によるナノレベルの攪拌1.00
基本情報超音波の非線形現象制御技術によるナノレベルの攪拌
超音波による、ナノレベルの攪拌・乳化・分散・粉砕技術
はじめに
超音波を利用した攪拌・乳化・分散・粉砕技術は、
一般的に、以下のような問題を指摘されている。
1)対象物・対象液の状態に合わせた、超音波(出力・周波数)の最適化が必要。
2)真空・空中では効果が小さい。
3)ナノレベルの超音波刺激は難しい。
4)対象物・対象液の攪拌状態は、単調な超音波刺激を継続すると効果が小さくなる。
5)水槽・治工具・超音波振動子(ホーン)の形状・材質・構造により
振動モードが変化して低周波の振動状態(攪拌効率の低下した状態)になる。
以上の対応として、
攪拌目的に合わせて超音波の状態をコントロール可能にした超音波攪拌装置は無い。
主要な理由は、以下の2点である。
1) 目的の攪拌状態に適切な超音波の伝搬状態が明確になっていないこと
(超音波の測定解析技術)。
2) 超音波攪拌経過に対応したダイナミックな制御が行われていないこと
(超音波のダイナミック制御技術)。
超音波システム研究所は、
2022年の現在まで、様々な攪拌装置を含めた超音波機器の
音圧を測定解析による、コンサルティング対応を行っている。
超音波を利用した、「ナノテクノロジー」の研究・開発装置
--超音波の非線形現象を制御する技術による
ナノレベルの攪拌・乳化・分散・粉砕技術--
超音波システム研究所は、
「超音波の非線形現象(音響流)を制御する技術」を利用した
効果的な攪拌(乳化・分散・粉砕)技術を開発しました。
この技術は
表面検査による間接容器、超音波水槽、その他事項具・・の
超音波伝搬特徴(解析結果)を利用(評価)して
超音波(キャビテーション・音響流)を制御します。
超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
autcor:自己相関の解析関数
bispec:バイスペクトルの解析関数
mulmar:インパルス応答の解析関数
mulnos:パワー寄与率の解析関数
(詳細を見る)
超音波の非線形現象を利用した、ナノレベルの攪拌技術
超音波システム研究所は、
「超音波の非線形現象(音響流)を制御する技術」を利用した
効果的な攪拌(乳化・分散・粉砕)技術を開発しました。
この技術は
表面検査による間接容器、超音波水槽、その他事項具・・の
超音波伝搬特徴(解析結果)を利用(評価)して
超音波(キャビテーション・音響流)を制御します。
さらに、
具体的な対象物の構造・材質・音響特性に合わせ、
効果的な超音波(キャビテーション・音響流)伝搬状態を、
ガラス容器・超音波・対象物・・の相互作用に合わせて、
超音波の発振制御により実現します。
特に、
音響流制御による、高調波のダイナミック特性により
ナノレベルの対応が実現しています
金属粉末をナノサイズに分散する事例から応用発展させました。
2023.11 非線形現象を制御する超音波発振制御技術を開発
2024. 1 超音波振動の相互作用を測定解析評価する技術を開発
2024. 2 メガヘルツ超音波による表面処理技術を開発
2024. 4 共振現象と非線形現象の最適化技術を開発
(詳細を見る)
取扱会社 超音波の非線形現象制御技術によるナノレベルの攪拌
2008. 8 超音波システム研究所 設立 ・・・ 2012. 1 超音波計測・解析システム製造販売開始 ・・・ 2024. 4 共振現象と非線形現象の最適化技術を開発 2024. 5 音と超音波の組み合わせに関する最適化技術を開発 2024. 6 水槽と超音波と液循環に関する最適化・評価技術を開発 2024. 7 ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブを開発 2024. 8 シャノンのジャグリング定理を応用した超音波制御方法を開発 2024. 9 ポータブル超音波洗浄器を利用した音響流制御技術を開発 2024.10 メガヘルツ超音波を利用した「振動技術」を開発 2024.10 ステンレス製真空二重構造容器を利用した超音波発振制御プローブを開発 2024.11 メガヘルツの流水式超音波(水中シャワー)技術を開発 2024.11 相互作用・応答特性を考慮した、超音波の音圧データ解析・評価技術を開発 2024.12 超音波プローブの非線形発振制御技術を開発 2024.12 超音波伝搬状態による表面検査技術を開発
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