株式会社プレッパーズ本社
最終更新日:2023-03-09 15:41:07.0
【アプリケーションデータ】TFA除去による負イオンの測定例
【アプリケーションデータ】TFA除去による負イオンの測定例
酸性化合物を逆相分配クロマトグラフィーにより分析する際、解離抑制のために
酸性移動相(分析種のpKaより2以上低いpHに設定)を用いることがあります。
通常LC/MSで使える酸性移動相としては、酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸(TFA)
などが一般的であり、低いpHで使用するならTFAが適しています。
しかし、TFAは酸性度が高すぎるために、分析種を負イオンで検出する場合、
ほぼ100%の確率でイオン化抑制を起こすと考えられます。
ソルナックチューブで溶離液中のTFAを除去し、負イオン測定を行いました。
条件や分析結果の詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。
【LC条件(一部)】
■装置:Agilent 1200
■流量:0.3 ml/min
■検出器:UV(210 nm)
■試料:トリプトファン20ppm溶液
■注入量:5 μL
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
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