Cytiva
最終更新日:2023-09-21 10:25:46.0
【アプリケーションノート】液体クロマトグラフィーによるスケーラブルなフルキャプシドAAVの精製
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基本情報【アプリケーションノート】液体クロマトグラフィーによるスケーラブルなフルキャプシドAAVの精製
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クロマトグラフィーによるスケーラブルなフルキャプシドAAVの精製
アデノ随伴ウイルス(AAV)は遺伝子治療用のベクターとして広く使われています。ラボスケールでは超遠心分離機を用いて精製することも多いが、その場合スケールアップが難しくなります。
スケーラブルな方法としてクロマトグラフィーによる精製が挙げられますが、ゲノムを内包するフルキャプシド(以下フル)とゲノムを内包せず力価につながらないエンプティキャプシド(以下エンプティ)の分離が困難でした。
AAVを遺伝子治療のベクターとして使用する場合、力価への影響や免疫原性
の問題から可能な限りエンプティを除去することが望まれます。
本アプリケーションノートでは、スケーラブルなAAVの精製工程を紹介するとともに、複数のセロタイプでの陰イオン交換クロマトグラフィーを用いたエンプティとフルの分離方法を紹介する。 (詳細を見る)
Capto Q クロマトグラフィーレジン
Capto Qは、プロセススケールにおいて必須な結合容量に影響を与えるポアサイズを保持したまま、粒子剛性を増加させています。アガロースレジンにdextran surface extenderをコーティングすることで、高い動的結合容量を実現化しました。
●高結合容量、高流速かつ低い送液圧により、プロセスタイムを削減
●剛性アガロースレジンにより高いベッド高での精製が可能
●高流速条件下における粘性サンプル精製が可能
また、イオン交換クロマトグラフィーによる AAV full/emptyの分離が可能です。
●Full Capsidsの割合が95~100%の純度で精製
●Capto QのDextran Extenderによる選択性の向上
●Dextran Extender がないレジンでは選択性が低下
●至適化したバッファーにより、Full/Emptyに対する選択性の改善 (詳細を見る)
取扱会社 【アプリケーションノート】液体クロマトグラフィーによるスケーラブルなフルキャプシドAAVの精製
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