IDEX Health&Science 株式会社 テクニカルリポート 脱気によるビタミンC水溶液の分解防止
- 最終更新日:2014-03-08 23:21:32.0
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ビタミンC水溶液の参加変質による、ビタミンC成分の減少の状態を時間経過毎にHPLCによって調べた結果です。
医薬品、食品等の成分には、酸素によって容易に酸化したり、変質する物質が含まれています。HPLC(高速液体クロマトグラフィー)を始めとする各種の機器でこれらの成分量の分析を行う場合、本来の値認知に対して大きな障害となります。さらに医薬品食品の場合には、力価低下(有効成分の減少)のみでなく、場合によっては酸化物、変質物によって悪影響を及ぼすケースも想定されます。
基本情報テクニカルリポート 脱気によるビタミンC水溶液の分解防止
【結果】
○ビタミンCを溶解させた水は、未脱気水、脱気水(溶存酸素濃度2.4ppm)、
脱気水(溶存酸素濃度1.2ppm)の3種類を用いて、水中の溶存酸素による酸化変質影響を
直接モニターしました。
○未脱気水中では2分程度でビタミンCは酸化されてしまい、
脱気の程度が良いほど酸化による損失程度が少ないことがわかりました。
○通常ではこれほど極端な例でなくとも、溶液中の酸素は成分に対して
酸化作用を持ち、保存性の低下を招くことが想定されます。
○これは単に化学的な作用のみでなく、生物的な変質、汚染の要因にもなります。
○デガッサー(R)による脱気(脱溶存酸素)は、食品、化粧品、医薬品を含む
液体の安定保存に有効であると、この結果は示しています。
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