テクノコート株式会社 コーティング処理によるプレス加工時のカス上がり対策
- 最終更新日:2024-05-13 13:05:52.0
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プレス加工時のカス上がりは、製品の打痕による不良や2枚打ちによる金型、パンチ、ボタンダイ、治具の破損、損傷の原因となり、プレス加工をしている上では切り離せない問題の一つとなっています。
カス上がりの要因は、バキュームによる吸着、パンチ切刃への吸着、ダイの圧縮空気による押上げ等があります。 これらの要因に対して、パンチの刃先の加工、パンチにエアー穴をつける、エジェクターピンをつける、ダイ切刃をオールテーパにする等の対策がありますが、パンチおよびダイスの交換、設計変更、機材調整等コストと時間がかかります。
「デポシリーズ」は放電加工機の原理を応用した機械部品、金型等への予防保全目的のコーティングと肉盛補修の両方に利用可能な当社オリジナルの特許製品です。 パンチの側面と底面にタングステンカーバイドをコーティング処理することで、耐摩耗性・耐焼付性等が付与され、パンチを抜く際の抜き板の持ち上げ、圧着を防止します。 特にステンレス、アルミ等の粘り気のある素材に対して非常に効果的です。
基本情報コーティング処理によるプレス加工時のカス上がり対策
放電加工機の原理を応用した機械部品、金型等への予防保全目的のコーティングと肉盛補修の両方に利用可能な当社オリジナルの特許製品です。
●処理時の熱入力が低く、ワークへの熱によるダメージ(硬度の低下、応力、歪み 、二番ヒケ、クラック等)が発生しない。
●コーティング層の厚さや面粗度を出力と周波数で調整できるため、イメージ通り の処理が可能。 また処理部が摩耗しても、その上から何度でも重ねて処理が 可能。
●電極自身がコーティングおよび肉盛材料になるため、穴・溝などの奥まった部分 への処理が容易に行える。(小型アプリケーター「電極回転式のペンタイプ」は ダイ切刃の内径等へ効率的に均一なコーティングが容易に行える。)
●大きなワークは分解せずに現場で処理が可能。
□その他機能や詳細については、お問合わせ下さい。
価格情報 | お気軽にお問い合わせください。 |
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価格帯 | 100万円 ~ 500万円 |
納期 |
お問い合わせください
※お気軽にお問い合わせください。 |
型番・ブランド名 | スパークデポ、マイクロデポ、スパークコート |
用途/実績例 | 【用途・適用例】 ■プレス金型のコーティング / カジリ・焼付き・カス上がり防止 ■プラスチック・ゴム成形金型の肉盛補修 / バリ止め、PL部補修 ■ダイカスト金型の表面処理 / 溶損・焼付き防止、予防保全 ■アルミ金型・製品の肉盛補修 / ピンホール補修他 ■各種機械部品、工具等の肉盛補修、コーティング *その他様々な用途がございます。 【適用素材】 肉盛可能なワークの素材は低炭素鋼、中炭素鋼、工具鋼、金型鋼、鋳鉄、鋳鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、銅合金、ニッケル電鋳型、銅電鋳型およびほとんどの電気伝導体が対象になります。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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マイクロデポ | 機械部品・金型等へのコーティングによる予防保全・肉盛補修。どなたでも簡単に高品質なコーティング・肉盛が可能。スパークデポをベースに小型・軽量化した廉価モデルです。 |
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