漢方の知識をご紹介!生薬の基本作用「昇降浮沈」について解説しています
中医学において、「昇(しょう)」は嘔吐、しゃっくり、喘息などの
上向きの症状、「降(こう)」は脱肛、尿モレ、月経過多などの下向きの症状、
「浮(ふ)」は寝汗などの外向きの症状、「沈(ちん)」は表証未解で裏に入る
(例えば、体表近くで感染した風邪がひどくなり内臓まで罹患すること)
などの内向きの症状を表します。
薬物にも、昇・降・浮・沈という4種類の異なる作用の方向性があり、
症状に応じた方向性の薬物を投与することで、症状を緩和し病気を改善します。
【ポイント】
■薬物には4種類の異なる作用の方向性がある
■症状に応じた方向性の薬物を投与することで、症状を緩和し病気を改善
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基本情報【漢方の知識】生薬の基本作用(3)『昇降浮沈』
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