【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、コンパクト設計を実現。
・ステンレス筐体採用により耐薬品性が向上し、実験室やクリーンルームでの使用用途が拡がる。
・杵回転部が昇降することにより、乳鉢や杵(乳棒)の交換作業、擂潰後の擂潰物の取出し、機械清掃が容易。
・卓上型のため、ドラフトチャンバーやグローブボックス内での使用が可能となり、有機溶剤等の擂潰も可能。
【好適使用事例】
・実験室の自動乳鉢として、多くの水準試験に最適。
・グローブボックスを用いてアルゴンガス雰囲気内でのスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練、粉砕。
・ドラフトチャンバー内で溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・ボールミルや遊星ボールミルに比べて、加工エネルギーが小さく、メカニカルアロイング、メカノケミカルでの材料開発に好適
基本情報D20SL(杵昇降型) 石川式撹拌擂潰機(カクハンライカイ機)
【石川式撹拌擂潰機の特徴】
以下のような特徴があります。
(1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能
(2)撹拌・擂潰の同時処理が可能
(3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能
(4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能
【製品の基本仕様】
・杵回転部が昇降することにより、乳鉢や杵(乳棒)の交換作業、擂潰後の擂潰物の取出し、機械清掃が容易。
・用途に合せた鉢/杵を選択
磁器・アルミナ・石臼
・回転数/作業時間の設定可能
インバータ/デジタルタイマーを装備
・安全対策を標準装備
飛散防止兼安全カバー(アクリル製)を装備
カバーを装着しないと機械が稼働しない安全装置付き
【導入試験室のご案内】
石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様のご希望により撹拌擂潰処理を熟知した弊社スタッフがお客様の実験をサポートいたします。さらに、お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 石川式撹拌擂潰機D20SL(杵昇降型) |
用途/実績例 | 電子部品IC材料・各種センサー素材・フェライト磁石素材・導電性金属ペースト、銀ペースト、磁気ペースト・カーボンペースト、電池用材料(電極材)・ハンダ材・二次電池・全個体電池 カーボンナノチューブ(CNT) 軟膏材・義歯素材等の歯科材料・人工骨・化粧品素材 塗料用粉末・接着剤添加物・インク用材・火薬類・グリース添加物・朱肉・墨汁・釉薬、染料・顔料・絵具・漆材 ファインセラミック粉・センサー材料(多孔質素材)・貴金属粉・カーボン粉末・ガラス添加物・粉末冶金・酸化アルミナ・金属、鉱物試料 砥石材料(砥粒)・ダイアモンド・ボロンナイトライド・シリコンカーバイド・コランダム ファンデーション・色材・金属粉(チタン等) 蕎麦・うどん・高級和菓子(製餡、生地)・洋菓子(カステラ生地)・カレールウ・粉末スープ・豆腐・こんにゃく・わさび漬け・蒲鉾・はんぺん すり身、洋食・和食・焼肉、すりごま |
カタログD20SL(杵昇降型) 石川式撹拌擂潰機(カクハンライカイ機)
取扱企業D20SL(杵昇降型) 石川式撹拌擂潰機(カクハンライカイ機)
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石川式撹拌擂潰機の製造、及び販売。 創業当初(明治30年)は、食品、特にかまぼこ用の魚のすり身向けに使っていただいておりました。 現在では、以下の業界の研究開発分野にご使用頂いております。 (1)研磨材業界 (2)電子部品業界(特にセラミックス分野) (3)二次電池業界(電池の正極、負極材料開発) 特に、以下の用途に拡がり、使っていただく機会が増えております。 (1)メカニカルアロイングによる合金製作の研究開発 (2)メカノケミカルによる合成物の研究開発 (3)金属粒子やセラミックス粒子の整粒化(粒子の均一性)を必要とされている研究開発 (4)その他理化学機器向け 主な処理材料は以下になります。 ・全固体電池のSi負極材料開発 ・導電性の貴金属 ・カーボンペースト/スラリー ・カーボンナノチューブ ・ガラスフリット ・人工骨(アパタイト) ・入れ歯歯科材料 ・砥粒/研磨剤 ・化粧品 ・顔料 ・セラミックス材料 ・食品(スパイス、漢方薬、餡子、ごま、ピーナツ等) これらの粉砕、混合にご利用頂いています。
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