樹脂パイプの押出成形をされているメーカー様からの相談で、押し出したパイプを冷却固化させるサイジングを通過する際にどうしても製品に縦スジが入ってしまうというものがありました。
滑り性や離型性の向上だけであれば一般的なテフロンコーティングやテフロンを含んだ他の表面処理も試されたようですが、硬質クロムめっきの硬さや耐摩耗性にはある程度満足されていた為、硬さや耐摩耗性は保ちつつもう少し潤滑性、離型性がある表面処理があればと思っておられたようです。
そこで弊社の「テフ・ロック」をご紹介。
四フッ化樹脂(PTFE)の持つ優れた滑り性によりサイジングを通過する際に発生していた縦スジをなくすことに成功しました。
また硬質クロムめっきを依頼していた以前のめっき業者では樹脂パイプの寸法を規制するのに重要な入口側エッジ部の盛り上がりがひどく品質にも影響し困っておられたそうですが、それに関しても弊社のめっきで改善されたと喜んでいただけました。
基本情報テフロック採用事例その3【押出成形時に入るスジ防止】
・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」は硬質クロムめっきの持つ高硬度や耐摩耗性といった優れた機械的特性と四フッ化樹脂の持つ非粘着性や優れた離型性を兼ね備えた、他に類をみない高機能複合表面処理技術です。
・ベースがクロムめっきであるため、HV850程度の硬度があります。
・耐熱性については250℃前後を推奨しておりますがそれ以上の温度帯でもご使用いただける耐熱バージョンもございます。
・食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第370号)に基づく器具及び容器包装規格に適合しています。そのため食品が直接テフ・ロック面と接するような用途にもご使用いただけます。
・処理温度が約200℃と低温であるため、素材への熱的影響がほとんどありません。
・通常のクロムめっきと同様に剥離・再加工をすることが可能です。
・鉄鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、銅合金、ニッケル等広範な金属素材に施工可能です。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ※詳しくはお気軽にお問合せください。 |
詳細情報テフロック採用事例その3【押出成形時に入るスジ防止】
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プラスチック成形部品の他にも包装機械のヒートシーラーや食品関係のタンク、ホッパーなど各種部品に処理させていただいています。
カタログテフロック採用事例その3【押出成形時に入るスジ防止】
取扱企業テフロック採用事例その3【押出成形時に入るスジ防止】
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・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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