松本機械販売株式会社 【納入事例】上排型遠心分離機でも楽に結晶を取り出したい
- 最終更新日:2022-11-18 10:53:50.0
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化学品メーカーO社様から「上部排出型遠心分離機でも楽に結晶の回収、取り出しがしたい」のご相談をいただき、当社の【上部排出遠心分離機】KMβの脱水袋の下部開放型バスケットツバなしタイプをご提案、納入させていただきました。
当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、
・作業オペレーターの負担の軽減
・機内のバスケットの洗浄性の向上
に繋がったとお喜びの言葉をいただくことができました。
上排型遠心分離機では作業オペレーターが人手で固形物を取り出さなくてはなりません。しかしこれはかなりの重労働であり、固形物が硬いとその過酷さは増します。更に42インチ程度の中型機になってくると、取り出す固形物は100kgを超えてきます。
この重労働を軽減させようと考えたのが脱水袋の下部開放型です。
↓「基本情報」へ続く
基本情報【納入事例】上排型遠心分離機でも楽に結晶を取り出したい
上排型遠心分離機はろ布が袋状になった脱水袋をろ過材として使用しており、その脱着も人手が必要でした。しかし下部開放型の脱水袋であれば、そのままクレーンのフックに袋に取り付けたベルトを引っ掛け、バスケットからそのまま上へ吊り上げます。その高さをキープして移動させ、固形物を受ける容器の上で袋の底の紐をほどきます。そうすると袋の開放部から固形物が落下して排出できるため、作業オペレーターの負担が軽減されます。
ただ下部開放型の脱水袋でもバスケットから吊り上げる際、ツバに引っ掛かることが良くあり、作業オペレーターの方の手を煩わせることも多々あります。そこでバスケットのツバを無くし、代わりに脱水袋にツバを取付け、吊り上げやすくするツバ無しバスケットを考案しました。このことにより、固形物をほぐす作業、袋を吊り上げる際のバスケットツバへの引っ掛かりがなくなり、バスケットの洗浄性の向上にもつながりました。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 洗浄しやすい上部排出遠心分離機KMβ |
用途/実績例 | 化学品メーカーO社様 |
詳細情報【納入事例】上排型遠心分離機でも楽に結晶を取り出したい
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【リフター】
当社ではリフターという脱水袋を吊り下げることができる機器もご用意しております。
通常のクレーンではクレーンのペンキの塗装が剥げたものや埃などが製品に入ってしまう可能性があり、コンタミネーションのリスクが高まります。
当社のリフターでは異物混入防止の観点からステンレス製でお作りすることも可能です。
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【脱水袋の下部開放型】
脱水袋の下を開放できるようにしたことで、重量のある脱水袋をクレーンから吊り下げて結晶を簡単に回収できるようになりました。
【バスケットツバなし】
バスケットのツバをなくすことで固形物をほぐす作業、袋を吊り上げる際のバスケットツバへの引っ掛かりがなくなり、バスケットの洗浄性も上がりました。
カタログ【納入事例】上排型遠心分離機でも楽に結晶を取り出したい
取扱企業【納入事例】上排型遠心分離機でも楽に結晶を取り出したい
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松本機械グループは創業以来一貫して、遠心分離機の研究・開発・製造・販売に携わってきました。遠心分離機にこ だわり、半世紀以上にわたって絶え間無い情熱を傾けてき たその背景には、常に「機械とは何であるか?」という自ら への問いかけがありました。機械とは何であるか?──それは、 あくまでも「人間に役立つもの」であること。扱いやすく、目 的に対して最大限の効果を発揮することはもちろん、人の 暮らしや地球環境にも貢献できるもの。それが松本機械グ ループの考える“機械”なのです。 ますます複雑化・重層化する産業構造。その混沌とした世界 では、機械にも多彩な要求に応えられる能力が求められています。松本機械グループでは、多様な分野で活躍する遠 心分離機の開発に「本当に役立つ機械をお届けしたい」と いう純粋なコンセプト、そして純粋な情熱を抱き、取り組ん でいます。そのかたくななまでの姿勢こそが、新たなニーズ に対応できる製品を、そして次代を拓く技術を生み出していくのです。
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