缶コーヒー製造ラインに設置されているコーヒー原液を抽出する容器内部で発生した事例をご紹介
ばい煎コーヒー豆を入れた抽出容器に、熱湯を注ぎコーヒー原液を抽出する際、
ばい煎コーヒー豆に吸着していた一酸化炭素が一気に脱着して密閉状態の
抽出容器に滞留していました。容器内に落としたコーヒー豆を均一に
ならす棒を、抽出後に拾おうとして被災。
被災者がコーヒー豆の残りカスを排出作業時に被災し、容器内で転倒。
抽出容器から救出された時点ですでに意識不明となっており、病院での
診断の結果、一酸化炭素中毒であることが判明し、約1カ月後に死亡しました。
【提案】
■抽出容器からの漏洩等、作業中の一酸化炭素中毒予防には
携帯式一酸化炭素モニターの使用がお勧め
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報【労働災害事例】コーヒー豆から発生した一酸化炭素による中毒
【事例概要】
■発生場所
・缶入飲料等の製造工場の缶コーヒー製造ラインに設置されているコーヒー原液を抽出する容器内部
■対策
・コーヒー抽出容器には確実な換気が行われるまでは立ち入らない事
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