船倉での木材燻蒸終了後のハッチ等の開放作業中に酸素欠乏症を起こしてしまった事例
前日に燻蒸が行われた船倉について防疫官立ち会いのもとに
ガス濃度測定を実施した結果、燻蒸の効果が確認されたので、
各船倉のハッチ等の開放作業が開始。
被災者が戻ってこなかったので探してみたところ、甲板上でハッチが
開いたままの昇降口があるのが発見され、そこから下をのぞくと被災者が
防毒マスクを付けたまま仰向けに倒れていました。
燻蒸ガスの測定はしましたが、酸素濃度の測定はしていなかったため、
酸欠状態になってしまい、酸素欠乏により死亡しました。
【提案】
■安全確認のため、1台で複数のガスを検知可能なポータブルガスモニターの
ご使用がお勧め
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報【労働災害事例】船倉でのハッチ等の開放作業中に酸素欠乏症で死亡
【事例概要】
■発生場所
・船内での木材燻蒸終了後の燻蒸ガス排出作業時
■対策
・その他、作業場所の状況、使用する原材料などに応じ、酸素欠乏症、
特定化学物質による中毒、爆発・火災等に対する対策も併せて講ずること
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