株式会社アントンパール・ジャパン リチウムイオン電池材料の表面機械特性試験について
- 最終更新日:2024-01-09 14:42:28.0
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リチウムイオン電池は携帯電話や電気自動車など幅広い製品に用いられ、電池の部材開発が盛んに行われています。
近年、リチウムイオン電池のより効率化を求めて電池内のセパレーターや電極部分についての機械的物性評価が重要視されています。
アントンパール社製の表面機械特性試験機、ナノインデンテーションテスタやスクラッチ試験機を用いることによりセパレーターや電極部分の物性評価が可能となります。
ナノインデンテーションテスタで取得できる物性値
-硬さ
-弾性率
-粘弾性(E’、 E”、 tanδ)
-降伏応力(クリープ率)
-破壊靭性(粒子の破壊試験)
スクラッチ試験機で取得できる物性値
-密着性
-傷のつきやすさ
プラットフォームタイプに複数のモジュールを組み合わせることができ、ナノインデンテーションテスタとスクラッチ試験機を同一機体に搭載可能となっております。
基本情報リチウムイオン電池材料の表面機械特性試験について
ナノインデンテーションテスタ
アクティブトップリファレンス(特許取得済みの設計)
リファレンスは着脱可能で、ボールやピンなど様々な形態が可能。
リファレンス軸のピエゾアクチュエータと荷重センサーによって、サンプルへの荷重を微調整(サーボループ)。
- ヘッドには非膨張ガラスセラミックス材を使用し、電子回路システムの熱ドリフトは1 ppm/°C以下。
-独立した押し込み深さセンサーと荷重センサー:超高分解能静電容量センサーにより、「真の押し込み深さ」と「荷重制御」モードが可能。
-超高分解能と超低ノイズフロア。
-オプションの加熱ステージにより200℃までの高温測定が可能。
スクラッチ試験機
-ダイヤモンドスタイラススクラッチ法
-動機マルチフォーカスパノラマ機能を搭載したビデオマイクロスコープによる自動観察
-荷重フィードバックループ制御
-スクラッチ前後のスキャン補正によりスクラッチ深さを計測(プレスキャン・ポストスキャン機能)
-アコースティックエミッション検出
-シュミレーションソフトウェアにより最大せん断応力、引張応力、フォーミゼス応力の最大値を解析
価格情報 | 3000万円~ |
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価格帯 | 1000万円 ~ 5000万円 |
納期 |
お問い合わせください
※3~4か月 |
型番・ブランド名 | ナノインデンテーションテスタ スクラッチ試験機 |
用途/実績例 | ・ 半導体 ・ 金属 ・ 樹脂 ・ フィルム ・ セラミックス ・ 粘着シート ・ バイオ材料(骨、歯、コンタクトレンズ) ・ ポリマー材料 ・ 切削工具 ・ TiN、TiC、DLC ・ PVD膜、CVD膜 ・ エンジン部品 ・ 自動車部品 |
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