株式会社アントンパール・ジャパン
最終更新日:2022-03-04 09:17:18.0
リチウムイオン電池材料の機械的物性評価試験について
【スクラッチ試験機】ナノスクラッチテスタ(NST3)
ナノスクラッチテスタは、特に標準膜厚1000 nm以下の薄膜やコーティングの実際的な密着性評価に最適です。
有機系及び無機系のコーティングや、軟質及び硬質のコーティングの分析に使用できます。
光学用途から、マイクロエレクトロニクス用途、保護膜、装飾膜など様々な用途向けの、薄膜・多層膜のPVD・CVD・PECVD膜、フォトレジスト、塗装、ラッカーなどの膜の評価に利用できます。
金属合金、半導体、ガラス、反射材や有機材料を含む硬質あるいは軟質の基材も評価できます。
鉛筆硬度試験・サイカス・ウール試験・消しゴム試験では困難な定量化を実現します。 (詳細を見る)
【硬さ試験機】ウルトラナノインデンテーションテスタ(UNHT3)
超高分解能ナノインデンタ(UNHT3)を使用して、材料の機械的特性をナノスケールで計測することができます。
UNHT3は、特許取得済みの独自のアクティブ表面リファレンスシステムにより、熱ドリフト及びコンプライアンスの影響が実質的に排除されます。
したがって、ポリマーや非常に薄い膜、軟組織などを含むあらゆる種類の材料を長時間測定するのに最適です。 (詳細を見る)
【スクラッチ試験機】マイクロスクラッチテスタ(MST3)
マイクロスクラッチテスタ(MST3)は、標準膜厚5 μm以下の薄膜やコーティングの実用的な密着性を評価するために幅広く使われています。
有機材料及び無機材料のコーティング、軟質及び硬質のコーティングの分析評価に利用できます。
(詳細を見る)
リチウムイオン電池材料の表面機械特性試験について
リチウムイオン電池は携帯電話や電気自動車など幅広い製品に用いられ、電池の部材開発が盛んに行われています。
近年、リチウムイオン電池のより効率化を求めて電池内のセパレーターや電極部分についての機械的物性評価が重要視されています。
アントンパール社製の表面機械特性試験機、ナノインデンテーションテスタやスクラッチ試験機を用いることによりセパレーターや電極部分の物性評価が可能となります。
ナノインデンテーションテスタで取得できる物性値
-硬さ
-弾性率
-粘弾性(E’、 E”、 tanδ)
-降伏応力(クリープ率)
-破壊靭性(粒子の破壊試験)
スクラッチ試験機で取得できる物性値
-密着性
-傷のつきやすさ
プラットフォームタイプに複数のモジュールを組み合わせることができ、ナノインデンテーションテスタとスクラッチ試験機を同一機体に搭載可能となっております。 (詳細を見る)
最新版アプリケーションカタログ『電池材料』<評価等の手法を掲載>
電池材料の評価・分析と相性のよいアントンパールの製品とアプリケーション例をご紹介します。
◆電極材料と触媒の塗工性・分散性評価
◆電池材料の凝集体・分散安定性評価
◆電池材料の機械的物性評価
◆電池材料の表面形状測定
◆電池材料のナノ構造評価
◆電池材料の化学合成
などなど
ぜひアプリケーションカタログをダウンロードしてご覧ください。 (詳細を見る)
取扱会社 リチウムイオン電池材料の機械的物性評価試験について
物性測定・分析機器の製造、販売、サポート 密度計、粘度・粘弾性測定装置、ゼータ電位測定装置、マイクロ派合成装置、旋光計、など。 旧カンタクローム社製品も取り扱っております。 2024年1月からBrabender製品の取り扱いを開始しました。
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