株式会社黒田精機製作所 【KUROTA'S STORY】金型破損の恐怖
- 最終更新日:2024-08-05 14:50:44.0
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アルミT6材の複雑形状鍛造化、技術確立!応力分散を見込んだ独自金型が作れるようになりました!
原価低減要求に応えるべく切削加工している部位の鍛造化がミッションでした。
最初は4年前に現品質保証部次長が鍛造化に挑戦するも、数本加工しただけで
何万円もする金型が壊れてしまい断念。
次に引き継いだ現生産技術部次長は、図面通りの形状で金型設計しましたが1ヶ
加工しただけで破壊し失敗、後に分かりましたが、アルミが密閉打ちされて
金型隅部の応力集中が原因でした。
その原因を打破するために形状変更や逃がし溝をいれるチューニングをし、
満を持していざ試打ち、一撃で金型破損、モチベーションも一撃破損しました。
通常より高度の高いアルミT6材(熱処理材)の複雑形状の鍛造化は不可能という
のが先輩方の見解でした。
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