超音波システム研究所 超音波プローブによるスイープ発振制御技術
- 最終更新日:2024-12-03 12:13:44.0
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超音波システム研究所は、
超音波プローブによる
スイープ発振による超音波の伝搬制御技術を開発しました。
超音波発振制御プローブの伝搬特性により、
利用目的と相互作用に合わせた、
各超音波プローブ毎に、スイープ発振の条件設定を行います。
対象物や装置・水槽、治工具・・の振動モードを考慮することで、
システムの振動系に合わせた、スイープ発振条件により、
低周波の共振現象を制御することが、可能になります。
30W程度の出力でも
3000-5000リットルの水槽内に
高い音圧・周波数の超音波振動を伝搬制御することが可能になります。
<<具体例>>
ダイナミックな変化として、低周波の共振現象と同時に、
超音波プローブの1~10MMHzのスイープ発振条件により、
10次、30次、100次・・・高調波の発生を実現が、
精密洗浄やナノレベルの分散・・に応用出来ます。
ポイントは、音圧データの測定・解析に基づいた
システムのダイナミックな振動特性を解析・評価することです。
超音波の伝搬特性
1)振動モード
2)非線形現象
3)応答特性
4)相互作用
基本情報超音波プローブによるスイープ発振制御技術
統計数理の考え方を参考に
対象物の音響特性・表面弾性波を考慮した
オリジナル測定・解析手法を開発することで
振動現象に関する、詳細な各種効果の関係性について
新しい技術として開発しました。
詳細な、スイープ発振・・・の設定条件は
超音波プローブや発振機器の特性も影響するため
実験確認に基づいて決定します。
特に、ファンクションジェネレーターは、高周波の連続発振に関して、
メーカー固有の特性があるため、測定解析確認が重要です。
その結果、
超音波の伝搬状態と対象物に伝搬する超音波について
新しい非線形パラメータが大変有効である事例が増えています。
複数の超音波発振・液循環・・・各種制御の組み合わせは、
以下の項目を目的に合わせて最適化します。
1)共振現象と非線形現象
2)相互作用と各種機器・部材・・の音響特性
3)音と超音波と表面弾性波
4)低周波と高周波(高調波と低調波)
5)発振波形と出力バランス
6)発振制御と共振現象
7)装置固有の振動モードとスイープ発振条件
・・・
価格情報 | 気軽にお問い合わせください |
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納期 |
お問い合わせください
※気軽にお問い合わせください |
用途/実績例 | 例1 1)1.0MHz~15MHzのスイープ発振制御1 2)0.6MHz~ 5MHzのスイープ発振制御2 3)42kHz 35W(超音波洗浄器) による、ナノレベルの精密洗浄 例2 1)3MHz~20MHzのスイープ発振制御1 2)60kHz~3MHzのスイープ発振制御2 3)42kHz 35W(超音波洗浄器) による、金属粉末のナノ分散処理 例3 1)800kHz~22MHzのスイープ発振制御1 2)100kHz~11MHzのスイープ発振制御2 3)42kHz 35W(超音波洗浄器) による、食品・薬品・・の乳化・分散処理 例4 1)3MHz~20MHzのスイープ発振制御1 2)60kHz~3MHzのスイープ発振制御2 による、金属部品の表面処理(表面残留応力の緩和・均一化技術) 例5 1)1MHz~12MHzのスイープ発振制御1 2)80kHz~7MHzのスイープ発振制御2 による、樹脂部品の表面処理(表面残留応力の緩和・均一化技術) |
詳細情報超音波プローブによるスイープ発振制御技術
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新しい評価基準(パラメータ)を設定・確認(注)
注:
非線形特性(バイスペクトル・自己相関の変化)
応答特性(インパルス応答特性)
ゆらぎの特性(システムの系による固有の振動モード)
相互作用による影響(パワー寄与率)
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超音波伝搬現象
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超音波伝搬現象:発振条件
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超音波プローブによるスイープ発振制御技術
(オリジナル超音波システムの開発技術)
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超音波伝搬現象:接続条件
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超音波プローブによるスイープ発振制御技術
(オリジナル超音波システムの開発技術)
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超音波プローブによるスイープ発振制御技術
(オリジナル超音波システムの開発技術)
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超音波プローブによるスイープ発振制御技術
(オリジナル超音波システムの開発技術)
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超音波プローブによるスイープ発振制御技術
(オリジナル超音波システムの開発技術)
カタログ超音波プローブによるスイープ発振制御技術
取扱企業超音波プローブによるスイープ発振制御技術
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2008. 8 超音波システム研究所 設立 ・・・ 2012. 1 超音波計測・解析システム製造販売開始 ・・・ 2024. 4 共振現象と非線形現象の最適化技術を開発 2024. 5 音と超音波の組み合わせに関する最適化技術を開発 2024. 6 水槽と超音波と液循環に関する最適化・評価技術を開発 2024. 7 ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブを開発 2024. 8 シャノンのジャグリング定理を応用した超音波制御方法を開発 2024. 9 ポータブル超音波洗浄器を利用した音響流制御技術を開発 2024.10 メガヘルツ超音波を利用した「振動技術」を開発 2024.10 ステンレス製真空二重構造容器を利用した超音波発振制御プローブを開発 2024.11 メガヘルツの流水式超音波(水中シャワー)技術を開発 2024.11 相互作用・応答特性を考慮した、超音波の音圧データ解析・評価技術を開発 2024.12 超音波プローブの非線形発振制御技術を開発 2024.12 超音波伝搬状態による表面検査技術を開発
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