株式会社スカイロジック 【AI画像検査事例】不織布マスク上の異物や欠陥
- 最終更新日:2024-08-26 10:44:12.0
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不織布関連の検査で弊社にお問い合わせがある対象は大きく分けて3つあります。
・ロール to ロール の状態での検査
・不織布に柄を印刷した状態での検査
・不織布をマスクなどに加工した状態での検査
それぞれの状態に応じて使用する仕組みが異なります。例えばロール to ロールでの検査ではEasyInspectorを使うことが多いですが、柄入りの不織布やマスクなどに加工した製品上で異物を検出するのはDeepSkyが得意とするところです。加工後の製品は凹凸や重なりがあるため一般的な二値化処理では誤検出が多発してしまいますが、ディープラーニングでは虫や毛髪、カスなどの特徴を学習して検出するため製品の柄や加工のばらつきにほとんど影響されないためです。ここではDeepSkyによる検出を紹介します。
・毛髪やカスなどの異物(画像1枚目・2枚目)
・シワや破れの欠陥(画像3枚目・4枚目)
ロール to ロールの検査では製品が移動している間、固定したカメラで監視続ける方法が適していますが、加工されて個別の製品となっている今回のマスクのような例では自動排出も考慮すると次のような仕組みが利用可能です。
基本情報【AI画像検査事例】不織布マスク上の異物や欠陥
構成は、DeepSky、Intelligent I/Oユニット、排出用エアノズルの組み合わせ。DeepSkyはコンベア上の製品を連続的に検査し、NGヶ所を認識するとI/OユニットのNG出力がONとなります。
この出力にエアノズルの電磁弁On/Offを接続することでNGが出た時にエアーを吹き出し、コンベアから落とす仕組みにすることができます。
【機器構成(抜粋)】
■使用ソフト:DeepSky(学習版)
■視野範囲:180×180mm
■検査対象の最小サイズ:1mm
■検査個所数:製品全体(数カ所程度の欠陥検出を想定)
■カメラ解像度:130万画素
【その他の機器構成】
■レンズ焦点距離:12mm
■レンズと製品との距離:約400mm
■照明:バー照明、または室内灯
■照明と検査品の距離:–
※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
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カタログ【AI画像検査事例】不織布マスク上の異物や欠陥
取扱企業【AI画像検査事例】不織布マスク上の異物や欠陥
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■ 工業製品向け外観検査ソリューション 20年の外観検査実績をベースにAI・手続き型画像処理技術を使用した外観検査ソリューションを提供します。 製品:汎用外観検査ソフトウェアEasyInspector2、AI専用外観検査ソフトウェアDeepSky ■ 電力・プラント向けソリューション メーター読み取りや設備の状態監視、クラウドと携帯回線を使用したIoT画像処理ソリューションを提供します。 製品:オンプレ型 設備AI監視システムEasyMonitoring2、クラウド型 AI監視システム EMCloud ■ 食品・農作物向け目視検査ソリューション AIを使用した加工食品の異物混入、具材の過不足、農産物の等級分けのシステムを提供します。 製品:EasyInspector2(農業向けモデル) ■ 物流・建設向けソリューション QRを使用した物流・生産工程の管理や、箱のサイズを正確に計測・記録するシステムを提供します。 製品:スマホカウントアプリ cazoeTell 、QR工程管理システム QR monodoco、箱寸法測定システム BoxMetrix
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