高耐食性クロムめっきクロストンは、通常クロムめっき層に
発生するクラックが存在しないノンクラックめっきです。
基本情報表面処理 クロストン
◆◇◆特徴◆◇◆
◆皮膜構造
特殊な結晶構造でクラックはありません。
◆耐食性
ノンクラックのため、耐食性は良好です。20μm以上の単層めっきで
十分な耐食効果が見込まれます。ただし、クロムめっきを
溶解腐食するような環境では使用できません。
◆硬度
通常の硬質クロムめっきより若干低く、Hv600〜700程度です。
◆耐熱性
400℃
◆光沢度および加工特性
通常のクロムめっき同様に剥離、再加工をすることが可能です。
光沢度は調整が可能で、60°HGs(ヘイズ)0.6以上の指定ができます。
◆詳細は、お問い合わせ下さい。
価格情報 | - |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | クロストン |
用途/実績例 | クロストンは通常の硬質クロムめっきでは十分な耐食性効果が 発揮できないような用途にご利用いただいています。 ◆◇◆具体的な使用例◆◇◆ ◆硬質クロムめっきの防錆用下地めっきとして ◆光沢度の変化を重要視される各種彫刻ロール、エンボスロール ◆耐熱、耐食性を必要とするガラスやプラスチック成形金型及び部品 ◆海水や海岸などで使用されるシーリング、弁軸、ポンプ軸等のすきま腐食、 孔食、粒界食などを防止する必要のあるステンレス製部品 ◆硫化物腐食やバナジウム腐食などの高温腐食をおこす部品 ◆ガス腐食防止を目的とする部品 ◆耐酸化性を必要とする部品 ◆高湿度雰囲気中で腐食防止を目的とする部品 |
カタログ表面処理 クロストン
取扱企業表面処理 クロストン
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・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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