オテック株式会社
最終更新日:2021-03-23 16:14:08.0
ハイブリッドクロム
高耐食性めっき「ハイブリッドクロム」(試作開発中)
ハイブリッドクロムは、クロムめっき皮膜と無機物をハイブリッド化(複合化)させることで、めっき表面機能を拡充させた技術です。
弊社ではガラス質とのハイブリッド化によって、キャス試験24時間を大幅に超える耐食性の付与に成功しました。
クロムめっきの弱点であるマイクロクラックを封孔して耐食性が大幅にアップし、また同時にクラック内への異物混入防止の効果もあります。 (詳細を見る)
表面の艶消しや離型性の向上に!【梨地(マット)仕上げ】
梨地仕上げとはアルミナ等の砂の粒子を物理的に品物表面に打ちつけることにより、梨地と呼ばれる凹凸のある表面状態を作り上げる仕上げ方法です。(マットとも呼ばれています。)
砂の番手やめっき方法の変更等により細やかな表面から粗い表面まであらゆる粗さの表面を作り上げることが可能です。
つや消し仕上げのフィルム製造ラインのキャスティングロールや
離型性を重視する冷却ロールに弊社の梨地ロールが数多く使われています。
表面粗さが細やかになるバフ仕上げの表面と異なり、物理的に表面を荒らすことで表面に凹凸ができるため、品物と部品との離型性を比較的安価に向上させることができます。
また、梨地加工と特殊めっきを組み合わせることで粗さと同時に
光沢度の調整を行うことも可能です。
そして離型性を向上してフィルムの光沢をそのままにしたい場合は梨地のポケットを残したまま梨地の頭だけをカットするセミマット仕上げも行っています。
既存の梨地表面の再現もおこなっておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
※サンプルピース貸出し可能です。
詳細は、お問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 ハイブリッドクロム
・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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