平井精密工業株式会社　『会社案内』

平井精密工業株式会社は、フォトエッチング加工品、機械加工品、メッキ加工品、セラミック基板等の製造を行っている会社です。

長年にわたって培ってきた独自の加工技術は、半導体、LED、自動車、医療
など、あらゆる分野のモノづくりの現場で活躍しています。
近年では、金属加工だけでなく非金属の分野にも挑み、お客様のニーズのすべてを
一貫して提供することのできるワンストップメーカーを目指しています。

【事業内容】
■エッチング加工
■表面処理加工
■機械加工
■セラミック加工
■接着加工

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銅（Cu）材の厚1.0mmに、ガラエポ樹脂を貼り合わせた材料を、
片面よりエッチング加工を行っております。

平井精密工業では、銅厚2.0mmまでの加工対応の実績が有ります。
材質は、銅（Cu）材が主流ですが、アルミニウム（AL）も可能。

絶縁層は、ガラエポ樹脂以外、セラミック（窒化アルミニウム基板、
窒化ケイ素基板等）、ポリイミド、PETフィルムの実績が有ります。

お客様より材料をご支給頂き、エッチング加工を対応させて頂く事が多いです。

【エッチング加工について】
■印刷レジストに加え、フォトエッチングプロセスを用いた工夫を行っている
■仕上がりがより微細に、そしてより直線性を向上させる事が可能
■断面のテーパ部の寸法について、板厚の半分以下に抑える事が可能

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平井精密工業は、これまで多種多様なエッチングメッシュを通じて
食品業界と関わってきました。

エッチングメッシュと合わせて力を入れてご提案したい商品が、
TOKiエンジニアリング株式会社の「ステンレスパッキン」です。

ステンレスパッキンと当社のエッチング加工を複合させる事も可能。
『ステンレスパッキンフィルター』は、同社と平井精密工業が
コラボする事で実現した製品です。

【ステンレスパッキンフィルターの特長】
■フィルター部の穴径や、配置デザインは、当社のエッチング加工や
　ファイバーレーザー加工で製作
■オリジナルのデザインを作製する事が可能
■フィルター部は、当社の加工条件内であれば任意の設計が可能
■異物混入リスクの回避、洗浄性向上を実現

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金属材料（厚みのバリエーションを含む）の豊富なラインアップが
平井精密工業のメリットとして挙げられます。

様々なニーズにお応えする体制を整えており、また、エッチングの
加工技術を活かして母材の厚みを自在にカスタマイズすることが可能。

エッチング加工による厚み調整は、母材を一から作製する事と比較して、
安価に対応する事ができます。

【エッチング液での厚み調整加工のメリット】
■安価に作製する事が出来る
・母材を一から作製する事と比較して、安価に対応する事が可能
■短納期対応での対応が可能
・厚み調整加工の納期は、通常エッチング加工の納期に+α数日にて対応可能
■小ロットでの対応が可能
・最低作製数量のご指定は不要で、1個分からでも対応可能

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平井精密工業は、エッチング加工を得意としている金属加工メーカーです。

エッチング加工は薬液を使用し、金属を溶かして必要な形状を製造。

このエッチング加工にて金属を溶かした際に、断面の中心に出っ張りが
出来ます。これを「テーパー」と呼んでいます。

このエッチング加工特有の「テーパー」を利用し、当社では、様々な
業界のアイテムのお手伝いをさせて頂いております。

【種類】
■表裏差テーパー
■段差テーパー
■凹みテーパー
■出っ張りテーパー

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平井精密工業のエッチング加工は、原版と呼ばれるフィルムもしくは
ガラスの版を使用して加工を行います。

その為、版に描画したデザインのご要望サイズが小さな形状であっても
加工対応を実施する事が可能。その特長を活かし、あえて金属異物
（コンタミ）を作製して欲しいといったご要望も有ります。

製造内で発生しうる異物の除去評価を頂くという目的となります。

【事例概要】
■製品形状：0～9の個片状の数字
■材質：SUS304-CSP-H
■板厚：0.01t
■最小残し幅：0.05mm
■最小抜き幅：0.05mm
■対比物：0.5mm幅のシャープペンシルの芯

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金属の表面を鏡面状態にした材料を鏡面材と呼んでいます。

金属材料の表面にある小さな凹凸を研磨で取り除き、凹凸の無い
フラットな状態＝鏡面状態にします。金属の表面に凹凸が無い事で、
まるで鏡のような仕上がりとなります。

当社では、この鏡面状態を保った状態の金属を、エッチング加工にて
ご要望の形状を作製する事が可能。

平井精密工業内で鏡面材を入手する事も可能となりますが、ご指定の
材料を御支給頂き、エッチング加工のみの対応を行う事も出来ます。

【エッチング加工の特長】
■鏡面材をレジストと呼ばれる保護膜で覆った状態で加工を行う為、
　キズ痕や焼け痕の発生がない
■薬液で金属を溶かして加工を行う為、板厚方向へのバリが発生しない

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平井精密工業のエッチング加工に対して、一体どういったメリットを感じて頂き、
お客様よりご依頼を頂けているかを紹介させて頂きます。

薄い金属板では0.005mmの板厚から、厚い金属板で2mm程度までの板厚を加工可能。

熱や力をかけない化学的な加工技術となる為、変形や歪みの発生が無い状態で
お届けする事が可能なほか、厚み方向のバリが発生致しません。

さらに、複雑形状になればなるほど、他の金属加工と比べて、納期メリット、
コストメリットを出す事が出来ます。

【このような時に】
■加工したい金属の板厚が薄い
■厚み方向（Z方向）バリを発生させたくない時
■複雑微細な形状を製造したい時
■微細部品を量産生産したい時
■試作品を早く安く調達したい時

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平井精密工業では、得意のエッチング加工にてエンコーダーの作製をさせて
頂く事が有ります。

エンコーダーとは、回転角や直線変位を符号化するセンサーとなり、
アナログ信号をデジタル信号に変換する装置等に使用されます。

高い精度で迅速に動作させる必要がある装置に使用され、組み立てロボット、
溶接ロボット、搬送機、マシニングセンタなどに搭載されております。

エッチング加工では、エンコーダーの外形サイズ、スリット幅、角度等、
ご希望のデザインに応じ加工を行う事が可能です。

【エッチング加工で作製するメリット】
■平井精密工業のエッチング加工は金属を腐食させて加工を行う為、
　加工による反り、歪を抑えた仕上がりにて作製する事が可能
■エッチング加工後に、表面処理の黒染め加工までを一貫して対応し、
　ご提供を行う事も可能

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平井精密工業は、エッチング加工にて金属製の鑢（ヤスリ・やすり）を
お手伝いさせて頂く事が有ります。

エッチング加工を使用する事で、お客様の御要望に応じて、オリジナル
デザインの鑢（ヤスリ・やすり）が作製可能。

当社のエッチング加工は、金属を腐食させて形状を形成する工法となります。

凸を残したい箇所にレジスト（マスキング材）を塗布、凹みを作りたい箇所は
金属表面をむき出しにし、エッチング液を当てる事により鑢（ヤスリ・やすり）
の凹凸を再現する事が可能となります。

【エッチング金属鑢の特長】
■凹凸を再現する事が可能
■凸形状：「丸」「三角」「四角」「星」等、様々な模様を作製する事が可能
■凸形状：サイズを部分的に変える事により、濃淡をつける事も可能
■ご使用用途に合わせて凹み部の深さ（深度）調節の検討が出来る
■図面の作画からお手伝いをさせて頂く事が可能

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モーターコアとは、モーターを構成するローター（回転子）や、ステータ
（固定子）の鉄心部分にあたる部品となります。

例えば自動車の1台の中に、50個以上のモーターが使用されております。

平井精密工業では、モータコアの製造には、エッチング加工、機械加工にて
ご提案が可能。エッチング加工は、加工したモータコア自体の板厚方向に、
バリが立たない事が特長となる加工方法となります。

【加工方法について】
■エッチング加工
・加工したモータコア自体の板厚方向に、バリが立たない事が特長
・電磁鋼板は材料の表裏面に絶縁被膜が有るが、その絶縁被膜を表裏に
　残した状態での加工が可能
■機械加工
・レーザー加工、ワイヤー加工の選択が可能

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平井精密工業では、加工技術の主軸としておりますエッチング加工で、
ヒーター（発熱体）へのパターニングをお手伝いさせて頂いております。

様々なヒーターの引き合いを頂く事が有りますが、その中でも当社が、
よくお手伝いさせて頂いているのは、面状ヒーターとなります。

被覆材によっては自由に折り曲げる事も出来、曲面への設置も可能。
また薄い発熱体を任意の形状にパターニングする事で、早いレスポンス
での加熱・冷却、温度コントロールする事も出来ます。

【面状ヒーター（発熱体）の特長】
■フレキシブル性・形状のカスタマイズ性から、様々な場所で使用されている
■被覆材によっては自由に折り曲げる事も出来る
■曲面への設置も可能
■薄い発熱体を任意の形状にパターニングする事で、早いレスポンスでの
　加熱・冷却、温度コントロールが可能

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パワー半導体（パワーデバイス）とは、大電流や高電圧を扱うことが
可能な半導体の事です。

当社では、主にパワー半導体（パワーデバイス）のチップの支持固定と
配線接続をするリードフレームとその放熱板、また生産工程などで
使用される治具・メタルマスクなどでご協力させて頂くことが多いです。

リードフレームでは、純銅から銅合金（TAMACやKFC）などの多種の材料を
保有しており、エッチング加工が可能です。

【特長】
■リードフレームでは、純銅から銅合金（TAMACやKFC）などの多種の材料を
　保有しており、エッチング加工が可能
■放熱板では、厚銅を平井精密工業の機械加工（ファイバーレーザ加工・
　ワイヤ放電加工）で対応する事が出来る

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平井精密工業は、エッチング加工を得意としているメーカーです。

金属板材の片面からのみ腐食（エッチング加工）を行う事で、
部分的に段差を掘り込んだような形状を作成させて頂く事が可能。

このような加工方法をハーフエッチング加工と呼んでおります。

平井精密工業では、このハーフエッチング加工を活かして、
ハーフ溝加工・セパレータ・流路などの形状を実現する事が可能です。

【特長】
■ハーフエッチングを含んだ形状でも歪（ひずみ）や反りが出にくい
■部分的に導通穴の開いた流路形状を作成する事も可能
■表裏で異なる溝形状、流路のデザインでも加工を実現
■御支給を頂いた材料に、ハーフエッチング加工による溝加工のみを行う事も可能
■ハーフエッチングを利用して、刻印（レタリング）や二次元コードを入れられる

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平井精密工業は、エッチング加工を得意としているメーカーです。

金属板材の表裏から腐食（エッチング加工）を行う事で、多孔（メッシュ、
フィルター）やスリットなど、ご要望の形状へ金属板材を貫通させて作製。

これに対して、金属板材の片面からのみ腐食（エッチング加工）を行う事で、
部分的に、厚み方向への段差形状を作製する事が出来ます。このような
加工方法をハーフエッチング加工と呼んでおります。

【ハーフエッチングの加工方法】
■片面には腐食（エッチング加工）させる形状を転写、逆面には腐食
　（エッチング加工）させない為の形状を転写
■片側からのみ腐食（エッチング加工）が進み、未貫通の状態で
　金属の加工を行う事が出来る

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板の表面に突起を形成されたプレートのことを何とお呼びでしょうか？
突起板・凸板・ダボ出し板などいろいろな呼び名があり、明確な通称は
ないようです。

平井精密工業でも、この突起板・凸板・ダボ出し板の金属加工を
ご依頼頂くことがあります。

エッチング加工による突起板・凸板・ダボ出し板の形成は、
メリット・デメリットが存在します。

ご希望の仕様に応じて出来るだけの検討をさせて頂きます。

【エッチング加工のメリット】
■マスキングしてから腐食液をシャワーにて吹き付けて金属を溶かす
■板厚が薄い、加工面積が広い、数量が多い等のご依頼でも対応可能
■薬品による化学的な加工の為、切削加工に比べて圧力や熱が掛からない
■母材への影響を出来るだけ抑える事が出来る

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平井精密工業はエッチング加工を軸に、ファイバーレーザー加工、
ワイヤー放電加工などの機械加工も対応させて頂いております。

お客様のご依頼品やご使用用途によって、要望にお応え出来る
加工方法をご提案。

1種類の加工方法では実現出来ない形状・精度に対してもエッチング加工＋
ファイバーレーザー加工、ワイヤー加工を組み合わせた複合加工で、
ご依頼案件の実現を目指せる事が平井精密工業の強みとなります。

【エッチング加工のメリット】
■板厚1.0mm以下の、形状の細かい微細加工に向いている
■数が増えればコストメリットを出せる可能性が有る
■1個の試作から数万個レベルの量産までの対応可能
■厚み方向にバリが発生しない
■機械加工と比較すると歪（ひずみ）が少ない
■価格変動が少ない

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平井精密工業は、金属のエッチング加工を得意としております。

そのエッチング加工にて、微細な寸法の残し幅を作製する事が可能。

ご使用用途に応じて材質・板厚・形状の検討をさせて頂きます。
過去にご検討され、断念された案件でもご相談を頂ければ、
テストトライを検討させて頂きますので、何なりとご相談下さい。

【事例（1）　概要】
■加工方法：エッチング加工
■材質：SUS304-HTA
■板厚：0.03mm
■残し幅寸法：0.012mm～0.020mm

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当社は、エッチング加工にてシールリング、キャップの作製を行う事が出来ます。

シールリングとは液体、気体などの流体の漏れや外部から内部への異物侵入を
阻止する為に使用される部品です。エッチング加工にて金属製のシールリングを
お手伝いさせて頂いております。

また、キャップとは通信インフラを支える光通信パッケージ部品等で使用され、
平坦度や精度が要求される部品です。当社ではハーフエッチング加工を利用して
段付き形状として対応が可能となります。

【特長】
■エッチング加工
・金属板材の表裏から腐食を行う事で、多孔やスリット、ご要望の形状を
　貫通させて作製を行う
■ハーフエッチング加工
・金属板材の片面からのみ腐食を行う事で、部分的に段差を掘り込んだ
　形状を実現する事が可能

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当社が得意としているフォトエッチング加工にてφ0.05mm（φ50ミクロン）
以下の微細穴を仕上げた事例をご紹介します。

Cu（銅）、AL（アルミ）、Fe（鉄）、Ni合金（コバール、42アロイ、アンバー）
また珪素鋼板等の特殊材も対応可能。SUS材以外の材質の微細穴加工については
試作、テストトライにて確認が必要となります。

ご希望の材質、板厚の調達、ご要望形状に合わせて加工の検討をさせて頂きます。

【事例（1）　概要】
■加工方法：エッチング加工
■材質：SUS304-HTA、板厚0.02mm
■穴径：0.025mm～0.035mm（25ミクロン～35ミクロン）
■製品サイズ：φ30mm
■サンプル穴数：5個

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スマートフォンや携帯電話の内蔵カメラモジュール用の遮光板（絞り板）として
エッチング加工品が使用されております。

光を吸収させる為、一般的には外観は黒色となっております。穴の大きさを
微調整出来るようにする為に、複数の板を重ね合わせた仕様も有ります。

穴については通常は円形、異形状になっている事も有りますが、平井精密工業の
エッチング加工では、異形状でも容易に作成する事が可能です。

【エッチング加工で絞りを作製するメリット】
■機械加工（レーザー加工、ワイヤー放電加工、切削加工）と比較した場合、
　エッチング加工の場合、仕上がりの反り、歪を抑えて作製する事が可能
■板厚が薄い0.005mmの箔も加工する事が出来る
■エッチング加工だけではなく、黒色の表面処理まで一貫して加工して納入出来る

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パワー半導体（パワーデバイス）とは、大電流や高電圧を扱うことが可能な半導体の事で、
電気自動車やスマートフォンなど、幅広い範囲で開発されています。

当社では、主にパワー半導体（パワーデバイス）のチップの支持固定と
配線接続をするリードフレームとその放熱板の加工及び、
生産工程などで使用される、治具・メタルマスクなどでご協力させて頂くことが多いです。

金型を使うことなく、複雑・微細な形状の加工が可能で、
ミクロンレベル（3μm～2mm）の精度で短時間に製作します。

【特長】
■金型なしで、複雑な部品などミクロンレベルの加工精度が短時間で製作可能
■リードフレームでは、純銅から銅合金などの多種の材料を
　保有しており、エッチング加工が可能
■放熱板では、厚銅を平井精密工業の機械加工（ファイバーレーザ加工・
　ワイヤ放電加工）で対応する事が出来る

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