株式会社クリスタル光学 会社紹介（事業）

株式会社クリスタル光学は、平面研削加工技術を主力加工と位置づけ事業
を展開している会社です。

当社は高精度加工の実現はもちろん、納期短縮にも欠かせない環境を
整備。工場内の温度管理を徹底し、同一環境で製作を行っております。

また単結晶・金属・ガラス・セラミック・樹脂など様々な材料に対応。
それぞれの特性に応じた適切な方法で加工いたしますので、まずは
当社までお気軽にご相談下さい。

【事業内容】
■切削
■研削
■研磨
■超精密加工
■表面処理　など

※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

宇宙・天文・新エネルギーといった先端技術が採用される分野では、高精度な部品製作が要求されます。
クリスタル光学では、旋盤機を用いた加工方法で高度な自由曲面形状表面を創成します。

【加工実績紹介】
● ヘッドアップディスプレイ
アルミ製超大型自由曲面ミラー　 ６００ｘ２００ｍｍ
＊形状精度 ： PV １μｍ ＊粗さ：Ra １nm

● 座金、球面軸受け
Ni2P（無電解ニッケル）表面 凹面 φ１００ｍｍ
＊形状精度 ： PV２μｍ ＊粗さ：Ra ３nm

● 天文、宇宙 赤外線観測装置搭載ミラー
東京大学アタカマ天文台、口径30ｍ超大型望遠鏡TMT向け試作ミラー

● 細溝鏡面加工、回折格子（シェーパー加工）
● 電鋳加工表面 精密切削
● 鏡筒
● 樹脂レンズ
● 金型
● スタンパー （微細構造パターン）

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『大型ステンレスミラー』の加工実績をご紹介いたします。

当社では、核融合実験炉（ITER）の計測装置として開発されている、
金属材：SUS316L製の大型ステンレスミラーの製作を行いました。
(ミラーサイズ：442×332mm)

トロイダル形状計測は、三次元測定機を使用しております。

【概要】
■ミラーサイズ：442×332mm 　
■材質：SUS316L　
■形状精度：PV5.7μm、Sq 0.841nm、Sz 68.883nm　　
■測定器：Zeiss CONTURA AKTIV 7/10/6（HOLOS Program使用）

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当社の『多曲面一体型ミラー』の加工実績をご紹介します。

TMT（Thirty Meter Telescope）とは、現在建設計画を進められている
口径30メートルの光学赤外線・次世代超大型天体望遠鏡です。

当社では、中間赤外線観測装置の試作加工を行い、多曲面一体型
ミラーとイメージスライサーの2部品を製作。

ワンチャッキング加工によって、複数の軸外し非球面の相対的な
位置精度を、超精密加工機精度で担保いたしました。

【概要】
■ミラー材質：A6061
■使用加工機
・Nanoform700Ultra（Precitech）
・加工範囲：最大加工径φ700（X,Z,C軸）
・特長：3軸（X,Z,C）同期加工　Slow Tool Servo　
　　　　指令値補正機能（ACT）使用

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ヘッドアップディスプレイ向け『金属自由曲面ミラー』の
加工実績をご紹介します。

当社では、アルミや樹脂を直接切削により高速製造。

短納期かつリーズナブルな価格にて、大型で高精度な自由曲面
光学部品を提供することを可能といたしました。

【概要】
■加工製品：アルミ製超大型自由曲面ミラー　
■サイズ：600×200mm
■重量：20kg
■表面粗さ：Ra3nm、測定器：Zygo NewView7200　　　　　　　
■形状精度：PV1µm、測定器：Panasonic UA3P­ー4型特

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衛星搭載用『大口径軽量化ガラスミラー』の加工実績をご紹介します。

宇宙には様々な役割を担う人工衛星が飛んでおり、ミラーやレンズなどの
精密光学部品が多数搭載されています。

当社は、軽量化を目的としたリブ構造（裏面）と球面加工（表面）を
施した大口径高精度ガラスミラーを製作。

また、大型三次元測定機（MMZ）にユニットを設置し、複数枚のミラーの
アライメントに携わりました。

【概要】
■形状精度：PV 212.562nm
■RMS：19.906nm　
■測定機：Zygo Veriｆire ATZ
■使用測定機
・大口径（12インチ）レーザー干渉計　
・超大型三次元座標測定機

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『3800mm ダイコーダー』を製作した加工実績をご紹介いたします。

液晶やフィルムの薄膜製造技術の中で、重要となる均一でムラのない
塗布を可能にする高精度なダイコーター。

当社では、このダイコーター製作において、様々な材質・形状・精度の
実績を積み重ねてきました。独自の加工ノウハウを盛り込むことにより、
高精度・高品質な塗布を実現させるダイコーター製作にご対応いたします。

【加工精度概要】
■SUS部硬さ：HRC38～42
■超硬部硬さ：HRA91
■真直度：1μm　
■表面粗さ：Rz0.05以下（SUS・超硬とも）

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『大型LBO単結晶基板』の研磨加工実績（100×100×1.5mm）のご紹介です。

透過波面の乱れは0.26μmと非常に優れた研磨精度を実現。

LFEXレーザーに導入されるLBO単結晶として、LBO単結晶基板の
研磨加工に成功いたしました。

【概要】
■形状精度：PV0.26μm、測定器：Zygo Veriｆire ATZ　　　　　　
■表面粗さ：Sa0.44nm 、測定器：Zygo NewView 8300　
■基板サイズ：100×100×1.5mm

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『高精度多層ダイ・刃先R形状ダイ』の加工実績をご紹介いたします。

リチウムイオン電池、フィルム、液晶などの分野で使用される
ダイコーダー。当社では、蓄積された加工技術により、様々な材質の
多層ダイを製作。

また、世界の一流メーカーの測定機により高信頼性の精度保証をご提供します。

【概要（加工実績例）】
<高精度多層ダイ>
■加工実績サイズ：2000mm
■加工可能サイズ：4000mmの長さまで対応可
<刃先R形状ダイ>
■加工実績サイズ：1000mm　
■加工可能サイズ：3500mmの長さまで対応可

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当社の『単結晶 研磨加工技術』の実績をご紹介いたします。

創業当時から積み上げてきた結晶研磨加工技術。当社の全ての技術の
基礎となり、ナノオーダーの仕上げに対応可能。

潮解性のある材質から、酸化物・金属単結晶にもご対応いたします。

【単結晶研磨加工の工程】
■原石の方位出し（原石から結晶方位を確認）
■結晶方位の軸だし（ご指定の軸を確認し、面出し作業）
■形成加工（バリエーションに富んだ加工機で形状を製作）
■研磨加工（材質や使用用途に応じた研磨表面に加工）
■検査、測定（ご希望に応じてデータをご提出）

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中間赤外線撮像分光カメラ『MIMIZUKU』の加工実績をご紹介します。

測定機上で測定をしながら同時に光路調整を行い各ミラーを組立。

東京大学アタカマ天文台（TAO）計画の赤外望遠鏡に搭載される観測装置、
中間赤外分光撮像装置MIMIXUKUのミラーを製作いたしました。

【概要】
■平面鏡、非球面鏡、自由曲面鏡 3種類の形状を含むミラー、計50個
■各パーツごとに光路調整と測定を同時に行いながら組立

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『超大型自由曲面ミラー 600×200』の加工実績をご紹介いたします。

自動車の速度やナビ情報をフロントウィンドウに映し出すヘッドアップ
ディスプレイや、超至近距離の投写を可能とするコンパクトなプロジェクタ
には、高精度な自由曲面光学部品がかかせません。

当社では、アルミや樹脂を直接切削で高速製造することで、短納期かつ
リーズナブルな価格で、高精度・大型な自由曲面光学部品を提供することを
可能としました。

【概要】
■加工製品：超大型自由曲面ミラー
■サイズ：600×200mm
■重量：20kg

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MRF 超精密自由曲面『トロイダルミラー』の加工実績をご紹介いたします。

ダイヤモンドターニング加工にMRFを組み合わせる事で、
従来よりも高精度な自由曲面光学部品の加工が可能になりました。

MRFとは、研磨剤を含んだ磁気粘弾性流体を回転するホイール（磁石）上に
流し、ホイール上を流れる流体外周部に現れる研磨剤で研磨する方法です。

【概要】
■データ補正<UA3P計測データ変換>
・入力データがUA3Pの離散的計測データや数式でも、データを補間や
　変換し加工可能な状態にすることができます
■干渉チェックシミュレーション
■トロイダルミラー加工<加工実機動作>
・加工物が工具もしくは機器本体と干渉し破損することを防ぐため、
　加工前に機器と干渉しないかシミュレーションチェックを行います

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当社の次世代赤外線宇宙望遠鏡『イメージスライサー型近赤外面分光器
ユニット』の試作鏡の製作実績をご紹介いたします。

SPICAプロジェクトの一環である面分光器の試作鏡、イメージスライサー
ユニットをナノオプトニクス・エナジー社と共同製作。

超精密加工技術により、高精度な要求を達成いたしました。

【概要】
■ダイヤモンドターニングセンタによるスローツールサーボ加工を活かし、
　同時に複数の設計値の異なる球面加工が可能
■ワンチャックで同時加工することにより、各球面の誤差を最小に
　とどめることができる
■球面部のみならず、加工や組立時に重要となる基準面の精度加工
　においても、全て自社で行うことが可能
■全ての工程を自社で行うことにより大幅な納期短縮を実現

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『超大型自由曲面ミラー 600×400』の加工実績をご紹介いたします。

当社では、超高精度な自由曲面光学部品の大型化にご対応しております。

Nanoform700ultra最大の特長であるφ700ものストロークを最大限に
活かし、高精度自由曲面光学製品の大型化にも対応することが可能。

スローツールサーボ加工技術の実用化により、超大型かつ高精度な
自由曲面ミラーを短納期かつリーズナブルな価格でご提供いたします。

【概要】
■加工製品：超大型自由曲面ミラー
■サイズ：600×400mm
■最外周部において1回転あたりの工具の前後駆動距離
（sag量）は20mm、前後駆動最大速度は2000mm/min

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『セラミック』の加工技術実績をご紹介いたします。

当社では、微細、プレート、円筒、長尺物、球面など様々なセラミック
加工に携わってきました。

面粗さ・形状精度・サイズなどのご要望に応え、試作加工から量産加工
までご対応いたします。ご用命の際はお気軽にご相談ください。

【加工実績】
■面粗度：試料研究用途に必要とされる鏡面研磨
　　　　SiC：Ra 0.3nm / YAG：Ra 0.4nm / ジルコニア：0.4nm
■形状精度：チャックプレートやスライダーでは高精度の形状加工を必要とする
　　　　　　平面度はλから数μmレベル、凹凸形状のご要望にもご対応可能　
■実績材料：SiC、アルミナ、ジルコニア、YAG、カーボン、など
■実績サイズ：3mm～最大2500mmサイズまでの加工実績あり

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放物面鏡の性質を利用した『マジックミラー』の加工実績をご紹介します。

当社のハイレベルな超精密加工技術により、実物と見間違えるほどの
クリアな像を映し出すことが可能となっております。

放物面の性質を利用し、手で触ることのできない立体的な像を中空に
浮かび上がらせることができます。

【概要】
■ハイレベルな超精密加工技術
■実物と見間違えるほどのクリアな像を映し出せる
■放物面の性質を利用し立体的な像を中空に浮かび上がらせることが可能

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MAGI­－Poly(マジポリ) MAGI­－Poly が研磨を変える！

スプレーには親水性の樹脂が含有しているため、塗布することで研磨パッド表面が親水化処理されることで作用砥粒数が増加し、研磨性能が向上します。

◎特徴
・研磨条件を変更させることなく、研磨パッド表面に塗布するだけで研磨 性能が向上
・不織布パッド、スェードパッド、多孔質パッド等に対して効果あり
・スプレーであるため、容易に塗布が可能
・効果の持続時間、120時間以上(条件によります)
・ドレッシングを行うことで、元の状態に戻すことが可能

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クリスタル光学では切削・研削・研磨・超精密加工・測定の５つのフィールドを中心に、幅広い分野の高精度受託加工を手掛けています。高精度の加工には精密な測定が不可欠です。弊社は50台以上の測定装置を完備しており、半導体・宇宙/航空・天文・液晶・車載(ヘッドアップディスプレイ)・新エネルギー(X線/核融合)・医療業界など多数導入実績あります。

※ただいま事例集を進呈中です！

■設備のご紹介
・カールツァイス社製　大型三次元測定機　6000mm
・Zygo社製.　大口径干渉計　Φ300mm
・パナソニック社製　 超高精度三次元測定機　UA3P...

※ナノオーダーの加工も承っております。是非一度当社にお問い合わせください。
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株式会社クリスタル光学は、より高精度・短納期な加工を実現させるため、
自社での一貫生産に力を注いでおります。

「不動態化処理」は、製品を酸溶液中に浸漬させ、人工的に本来ステンレスが
もつ酸化被膜を強固な膜に形成させる処理です。医療系部品において、
ステンレス表面に腐食しにくい表面性状を作ることで、より安定した
金属表面を形成が可能。

この他にも、核融合実験炉(ITER)開発用「大型ステンレスミラー製作」や
「大型LBO単結晶基板 研磨加工」など多数の加工実績がございます。

ご用命の際には、お気軽にお問い合わせください。

【加工実績(抜粋)】
■不動態化処理技術
■MAGI-Poly(マジポリ) 研磨性能向上スプレー
■核融合実験炉(ITER)開発用 大型ステンレスミラー製作
■MONOLITHIC　MIRROR(多曲面一体型ミラー)製作
■ヘッドアップディスプレイ向け 金属自由曲面ミラー

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当資料は、株式会社クリスタル光学が対応した加工事例集です。宇宙・航空を支える超精密加工「軽量化を目的としたガラスリブ構造加工」をはじめ、鏡面研磨技術「マイクロレンズアレイ」や、超大型自由曲面ミラー「ヘッドアップディスプレイ」など多数掲載。

ご一読ください。

【掲載内容】
■宇宙・航空を支える超精密加工
■鏡面研磨技術
■超大型自由曲面ミラー
■超高精度研磨が拓く新エネルギー
■3800mm大型ダイ製作

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

当資料は、クリスタル光学が対応した加工事例集です。宇宙・航空を支える超精密加工「軽量化を目的としたガラスリブ構造加工」をはじめ、鏡面研磨技術「マイクロレンズアレイ」や、超大型自由曲面ミラー「ヘッドアップディスプレイ」など多数掲載。ご一読ください。

【掲載内容】
■宇宙・航空を支える超精密加工
■鏡面研磨技術
■超大型自由曲面ミラー
■超高精度研磨が拓く新エネルギー
■3800mm大型ダイ製作
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クリスタル光学が加工を得意とする材料のひとつに「超硬合金」があります。

この超硬材は、加工性において「硬い」「加工時間がかかる」というデメリットが
ある一方で、「機械精度が出しやすい」「高い鏡面精度の要求に応える事ができる」
というメリットがあります。

特殊工具や耐摩耗性が必要とされる高精度部品において、当社は数多くの超硬材の
加工に携わってきました。

その中で、多くのお客様から度々"腐食"について御相談を受けます。
今回は、この超硬材の"腐食"に対して、当社より新素材のご提案を致します。

【耐食性比較実験】
■試験1：研削液を1滴落とし一晩（約12h）放置し、外観を確認
■試験2：液中に1ヵ月浸漬し腐食を確認
■試験3：10%硝酸溶液中で6h浸漬を行い、腐食深さと腐食減量を比較

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