【ソリューションブック】水質検査・環境測定・給水設備メンテナンス

水に関するトラブルは、健康や環境に害を与えたり、空調設備の故障の原因になるなど、私たちの生活に大きな影響を与えます。

当社では、こうしたトラブルを未然に防ぎ、万が一問題が発生した場合には素早く原因を究明。

トラブルを解決するプロ集団として、科学的な知識と豊かな経験を兼ね備えた専門スタッフによる徹底的な水質検査を実施しております。

【検査項目】
■飲料水水質検査
■給湯水水質検査
■設備用水水質検査
■排水水質検査
■温泉成分分析
■その他の検査

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

病院の新築工事で、完成間近に飲料水から基準値を超える鉄が検出された事例のご紹介です。

鉄を検出する例として、鋼管の腐食があります。しかし、新築現場においては考えにくいため、給水系統を調査した結果、給水配管と雑用水管との繋ぎ間違いと判明しました。この他にも当社では、機器を駆使して、豊富なデータベースから異物を判定したケースもございます。

【概要】
■課題
・新築工事で、完成間近に飲料水から基準値を超える鉄を検出
■解決策
・給水系統の調査を実施
・給水配管と雑用水管との繋ぎ間違いと判明

【新築現場ではこんなトラブルに注意！】
■配管内に長時間水が滞留するため、一般細菌やTOC（有機物）が基準値を超える可能性がある
■井戸水を水源とした水であれば、土中の成分が流れ出て鉄・マンガンや菌類などが基準値を超えることがある （詳細を見る）

大学病院で中央式給湯設備の給湯管（銅管）に頻繁に穴があき、補修に追われていました。検査結果から銅の溶出が確認され、補給水用の井戸水に遊離炭酸が水道水に比べて通常の10倍含まれていることが原因だと判明。

遊離炭酸は、銅に対して腐食性が高いため、腐食防止措置として、飲料用防錆剤を施すことでトラブルを解決しました。

【概要】
■課題
・給湯管（銅管）に頻繁に穴があき、補修に追われていた
■解決策
・腐食防止措置として、飲料用防錆剤を施した

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定期検査を行っている設備用水の管理項目において、異変に気づきました。
冷温水水質検査の結果、pH値が「7.5→7.0→6.5」と一定期間で低くなり、詳細分析を行うとフッ素を検出。冷媒（フロン）が混入した可能性があるため、機器点検を行った結果、冷凍機内銅管チューブからの冷媒ガス漏れであることが判明しました。

【概要】
■課題
・設備用水の管理項目において、異変を察知
■解決策
・機器点検を実施
・冷凍機内銅管チューブからの冷媒ガス漏れが判明

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冷却水系統からレジオネラ属菌が検出された事例のご紹介です。

熱交換器内の銅管に生物膜を発見し、そこから5000CFU/100mℓ以上（基準値100CFU/100mℓ）のレジオネラ属菌を検出しました。その対策として冷却水系統を化学洗浄することにより、完全に除去することができました。

【概要】
■課題
・冷却水系統からレジオネラ属菌が検出
■解決策
・総合水処理剤の利用
・定期的な冷却塔・配管の洗浄

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ビルで天井から水が落ちてくるが、漏水場所が分からず困っていました。

検査の結果、洗剤成分である陰イオン界面活性剤や油分の量を示すヘキサン抽出量が高濃度で検出され、漏れた水は厨房排水であると判断。「どんな水が漏れているか」を調べることで、漏水箇所を的確に突き止めることができました。水にも個性があり、その成分から水の種類が特定できます。

【概要】
■課題
・天井から水が落ちてくるが、漏水場所が分からない
■解決策
・洗剤成分であるヘキサン抽出量が高濃度で検出
・漏水箇所を的確に突き止めることができた

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可燃性ガスで爆発の危険があるメタンガスが基準値超えで検出されました。

某温泉施設で温泉成分分析とメタンガス測定を実施。当社では「源泉付近→貯湯タンク→浴室の端末」までの設備や系統を充分に把握し測定を行い、安全性を確認後必要に応じて改善策を提案しています。設備の状態を正しく把握した上での検査が大事です。

【概要】
■課題
・温泉施設で爆発の危険があるメタンガスが基準値超えで検出
■解決策
・温泉成分分析とメタンガス測定を実施
・安全性を確認後必要に応じて改善策を提案

他にも散水や修景用水、トイレの洗浄水など飲用目的ではない水を指す雑用水や、市販されているミネラルウォーターの成分分析、生産工程で使用するさまざまな水の検査、インフラ工事に伴う環境アセスメントを目的とした海や河川の水質検査、農業用水の水質検査など豊富な知識と経験を活かした水質検査を実施しています。

●プール水水質検査
● 雑用水水質検査
● 食品衛生法による水質検査
●ミネラルウォーターの成分分析
● 農業用水の検査
● 環境アセスメントに伴う海・河川の水質検査
● 土壌汚染対策法に準ずる検査　など （詳細を見る）

当社では、試料の採取から保存・分析操作・結果の集計に至るまで徹底した精度管理を行っております。数値にバラツキ・偏りがあるときだけでなく、基準値以内であっても水質のバランスが取れていない場合は理由が明らかになるまで繰り返し分析。また、お客様に検査結果を迅速にお届けできる体制を整えています。

緊急時についても別途相談に応じますので、お気軽にご相談ください。
【許認可】
●濃度に係る計量証明事業登録
●建築物飲料水水質検査業登録
●温泉成分登録分析機関
●土壌汚染対策法指定調査機関
●作業環境測定機関登録
　別表：第一/第三/第四/第五号

緊急時についても別途相談に応じますので、お気軽にご相談ください。

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ある現場で燃焼状況を測定した結果、窒素酸化物濃度が基準値を超えました。

連続測定によるリアルタイムな測定データを提供することで、メーカーによるバーナー調整に協力。時間をかけずに良好な運転状況になりました。こうした基準に合わせて、数分間隔での測定や現場に合わせた書式による報告書の作成など、柔軟な対応が可能です。

【概要】
■課題
・燃焼状況を測定した結果、窒素酸化物濃度が基準値を超えている
■解決策
・連続測定によるリアルタイムな測定データを提供
・メーカーによるバーナー調整で、協力時間をかけずに良好な運転状況へ

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ある職場の事務員の方から、事務所が寒いとクレームが発生しました。

そこで、すぐに事務所内の空気環境測定を実施。その結果、事務所内は基準値の範囲で問題はなかったのですが、気流測定の結果、クーラーの風が場所によって強くなっており、それが寒さに繋がっていたことが判明。空調機の設置場所や風が当たる角度で体感温度は微妙に変化します。


【概要】
■課題
・事務所が寒いとクレームが発生
■解決策
・空気環境測定を実施
・気流測定の結果、クーラーの風が場所によって強くなっており
　寒さに繋がっていたことが判明

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ある新築の事務所で測定した結果、基準値の10倍を超える揮発性物質を検出した事例のご紹介です。

測定の結果、ホルムアルデヒドは検出されなかったが、トルエンが基準値を大きく上回りました。そこで、強制的に室内を暖房し、揮発性物質を追い出し換気する「ベイクアウト」という手段で元請業者が対応。3日間という短期間で基準値内に抑えることができました。

【概要】
■課題
・新築の事務所で基準値の10倍を超える揮発性物質を検出
■解決策
・強制的に室内を暖房し、揮発性物質を追い出し換気する
　「ベイクアウト」という手段で対応

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学校環境衛生とは、健康的で快適な学校環境を目指すため、換気・彩度・照明および保温を適切に行い清潔に保つなど、環境衛生の維持に努め、必要に応じてその改善を図ることを言います。これにより、学校保健安全法の学校環境衛生基準に定められた各種点検や測定を行う必要があります。

教室などの空気環境や黒板照度、周囲の騒音環境、飲料水や雑用水の水質検査、プールの点検など、学校環境衛生基準に定められた点検・測定項目は多岐にわたります。当社は、こうしたすべての項目に一括して対応することができます。

環境測定や水質検査だけでなく、幅広く対応することができますのでお困りの方はお気軽にご相談ください。

【主な測定項目】
■黒板の照度測定
■教室の環境測定

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オフィス、工場、研究室など、人々が働いているさまざまな職場の環境のことを「作業環境」と言います。労働安全衛生法では、労働者の安全と健康の確保を目的に、作業環境に関するさまざまな測定を行うことと定めています。これに基づき、作業環境を的確に把握し、労働者の健康被害を未然に防ぐとともに、より快適な職場環境を整備する必要があります。

新聞で一酸化炭素事故を知った方から、自分の建物は大丈夫かと、問合せがあった際の事例のご紹介です。

一酸化炭素は、人の生死にかかわるほど非常に危険なものです。この場合、実際に測定した結果、一酸化炭素は基準値内で換気も十分であることが分かり、安心していただくことができました。

【概要】
■課題
・一酸化炭素事故の可能性の有無を確認したいとの問合わせ
■解決策
・測定を行い、基準値内で換気も十分であることが判明

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シックハウス症候群の疑いで、揮発性物質を含む環境測定を行いました。

測定の結果、ホルムアルデヒドなどの揮発性物質は検出されませんでした。その代わり二酸化炭素が基準値を大幅に超えていることが分かり、室内の換気不足が頭痛の原因だと判明しました。

【概要】
■課題
・シックハウス症候群の疑いがあった
■解決策
・揮発性物質を含む環境測定を実施
・二酸化炭素が基準値を大幅に超えていることが判明し、室内の換気不足が
　頭痛の原因だと分かった

【頭痛の要因】
頭痛などの症状にはさまざまな要因が考えられます。
気圧変化、臭い、音、光り、閃光、味覚、ストレス　など

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高度な清浄度が要求される工場のクリーンルームや病院の手術室、一定の湿度や温度を保たなければならない食料品の倉庫、また、騒音や振動の実態調査など、環境測定に関するニーズは実に多種多様です。当社では、こうした特殊な環境測定にも柔軟に対応しています。

某メーカーより至急クリーンルームの清浄度測定の依頼がありました。

クリーンルームの一部を改修したため、規定通りの清浄度が保たれているのかどうかという依頼があり、すぐに確認測定を実施。その結果、測定項目のすべてにおいて規定した基準値内を下回り、一定の清浄度を保てているという測定結果を報告できました。クリーンルームの測定には非常に高い精度が求められます。

【概要】
■課題
・クリーンルームの清浄度測定の依頼
■解決策
・一定の清浄度を保てているという測定結果を報告

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除塩フィルターの効果を測定するため塩分濃度測定を実施いたしました。

除塩フィルターは、機器を塩害から守る大切な役割です。実際に効果を測定するため、このケースでは除去装置の前後でナトリウム濃度を測定しました。その結果から十分に効果を発揮していることが分かりました。

【概要】
■課題
・除塩フィルターの効果を測定するため塩分濃度測定を実施
■解決策
・除去装置の前後でナトリウム濃度を測定
・十分に効果を発揮していることが判明

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食品を洗浄する水の衛生基準をクリアできず生産がストップすることになった事例のご紹介です。

他社にて清掃を行ったが錆がひどくて除去できない。そこで洗浄薬品の選定を行い、衛生基準をクリアするまで清掃を実施。当社は、水質検査登録機関でもあり、水質検査結果が迅速に分かることから、生産ラインの停止期間も最短に抑えることができました。

【概要】
■課題
・食品を洗浄する水の衛生基準をクリアできず生産がストップする事態に
■解決策
・洗浄薬品を選定し衛生基準をクリアするまで清掃を実施
・生産ラインの停止期間も最短に抑えることを実現

【施工ステップ】
■特殊洗浄剤で受水槽内の錆を除去
■受水槽清掃
■清掃後の水質検査

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ある病院で、水槽の経年劣化でパネル接合部から水漏れが発生しました。

病院のために断水をせずに補修工事を実施。まず仮設水槽を設置した上で、槽内接合部のライニング施工を行い、最後は水質検査を行って安全を確認。現場状況に合わせて、脱臭・無断水で工事を完了しました。水槽の補修工事も、現場の状況に合わせて素早く対応します。

【概要】
■課題
・病院で、水槽の経年劣化でパネル接合部から水漏れが発生
■解決策
・病院のために断水をせずに補修工事を実施
・仮設水槽を設置した上で、槽内接合部のライニング施工を実施

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「水」と「空気」への科学的アプローチを重視し、高精度な分析データに基づいて、“目に見えない”トラブルの原因を“目に見えるカタチ”に分析・測定し、究明します。そのためには、さまざまな設備の導入はもちろん、スタッフのスキルとノウハウの充実、そして適切な検査環境を整備することが大切です。

当社は、2011年6月社屋の増築に伴って従来の検査室を移設。新しい設備機器を導入し、新たな検査室へ生まれ変わり、充実した体制を整えています。

【保有設備】
■高速液体クロマトグラフ-質量分析計
■ガスクロマトグラフ-質量分析法
■発光分光質量分析装置
■イオンクロマトグラフ（IC）
■走査型電子顕微鏡（SEM-EDX）
■X線回折分析装置

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当社では、『配管調査』サービスを行っております。

建物の血管でもある“配管”を継続的に使用していくためには、定期的に診断を行い、トラブルを未然に防ぐ事が重要です。

【こんなトラブルへ繋がる予兆ありませんか？】
■築15年以上経過した建物である
■水の流れが悪い
■配管から異臭や異音がする
■過去に漏水した系統がある

給水管、給湯管、排水管の管内状況の確認や残存余命を算出します。（非破壊・不断水での工事が可能です。）
さらには改修や漏水などの工事で抜き取った配管で、抜管調査や漏水要因調査も対応しております。

また、外構の保守・点検サービスも行っております。高圧洗浄で排水桝や管内の土砂詰りを解消。割れの修繕工事までご提案します！ご用命の際はお気軽にご相談ください。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）