株式会社シーアイエス
最終更新日:2024-07-29 16:44:27.0
ToFカメラの原理と活用事例
基本情報ToFカメラの原理と活用事例
ToFカメラって?何の役に立つの?光切断やステレオでの測距とは何が違うの?そんな疑問にToFの原理から丁寧にお答えします!
画像という2D情報だけでなく3D情報が求められつつある今日、様々なデバイスが市場に出て参りました。
3Dスキャンの手法には光切断やステレオ方式などがありますが、何がご自身の用途に適しているか迷ってはいませんか?
光切断ほど精度は不要だけど、リアルタイム性を保ったまま数m先まで測距したい!
そんなご要望にピッタリの“Time-of-Flight”技術を用いたカメラをご紹介します。
---「ToFカメラの原理と活用事例」内容---
・ToFとは
・ToFの原理
・ToF画像
・ToFの応用
・ToFの注意点
・FAQ
-1画素毎に距離が分かるのはなぜ?
-850nm波長の赤外光を使うのはなぜ?
-光切断に比べて精度が出ないのはなぜ?
-ToFカメラが苦手なものはなに?
-ToFカメラ以外の測距方式は?
・CISのToFカメラ「DCC-RGBD1」
-製品仕様
-サポート
・お問合せ先
DCC-RGBD1
光切断ほど精度は不要だけど、リアルタイム性を保ったまま数m先まで測距したい!という方に好適な“Time-of-Flight”技術を用いた弊社の小型ToFカメラ開発キットをご紹介します。
▼ToFカメラとは▼
特定の光源から照射された光が対象物で反射してイメージセンサに到達するまでの時間によって距離を計測、FPGAにて物体との距離を1画素毎に計測しカラー画像と同期して出力。光源はカメラ側についているため、十分な照明が得られない室内や倉庫内での使用も可能です。
光切断と比較すると精度は落ちますがリアルタイム性が高く、ステレオと比較すると視差の少ない湾曲面に対しても精度UPを実現します。
建設・物流系のロボットやAGV、医療や介護の現場、暗所での物体認識やハンドジェスチャー入力など、様々な現場へ応用可能です。
■ROSドライバ、ポイントクラウド処理等のサンプルプログラムを用意。(提供元:GitHub)
■Near⇔Far(30cm⇔5m)をシームレスに測距(Wide rangeモード)
モード切替でより近接(Super Nearモード:15cm⇔70cm)にも対応。 (詳細を見る)
お客様のご用途に合った画像処理システムを開発し、検査効率をUP!
お客様によって、どんなワークをどのように見たいかは千差万別。
「ワークを見やすく目立たせたい」、「距離を測りたい」、「複数の画像データを一つに貼り合わせたい」等、画像処理システム導入により、見たいものをより見やすくすることが可能です。
しかし、自社の用途にぴったり合致するシステムを見つけるのはなかなか難しいことです。
シーアイエスでは、カメラの製造・販売だけでなく、お客様の用途に合わせてソフトウェアの開発・移植から画像処理ソフトウェアのIP提供・開発に至るまで、試作から量産のいずれにも対応できる体制を整えています。
お客様のニーズをお聞きし、光学系、センサ、ISP、画像処理部等の要否を検討し、お客様にとってベストと思われるシステムをご提案します。
システム開発もぜひCISにお任せください! (詳細を見る)
物流現場の“目”として活躍します!CISの高速・小型・軽量カメラ
近年ますますECの需要が高まり、物流業界では業務の効率化を図るために自動化の動きが高まっています。
これまで人手に頼ってきた作業も、カメラと画像処理システムを組み合わせることで業務をミス無く、速く、低コストに行うことが可能となりますが、人の“目”の代わりとなるカメラの質が悪くては安定した画像が取得できず業務に支障が出てしまいます。
CISでは、ToFカメラやソニー社製の高性能なPregiusセンサを搭載したカメラを低画素~高画素まで多数取り揃えています。
ToFカメラはリアルタイムに15cm~70cmまたは30cm~5mの測距範囲で3D情報を得ることが可能です。距離の違いを赤色~青色のグラデーションで表し、物の積載状況の確認、寸法・体積計測、作業のモニタリングへの応用など物流現場と好相性です。また、カメラに光源を搭載しているので照明の無い環境下でも使用可能です。
Pregiusセンサを搭載した低画素~高画素のCXPカメラは、センサの特性上低ノイズで高品質な撮像が可能です。グローバルシャッタ方式を採用し、高速で動く被写体も画像に歪みを起こさずに撮像するため、物の移動が多い物流現場での利用に好適です。 (詳細を見る)
SCM-ToF1
高品質なイメージセンサと画像処理を一体化した小型AIスマートカメラ。
システムの中心となるのは、NXP Semiconductors社のAIプロセッサ“i.MX8M Plus”で、最大4つの1.8GHz Arm(R)Cortex(R) A53コア、エッジAI用の2.25TOPS AIアクセラレーター、および最大13M解像度の画像処理が可能な組み込みISP (AWB、AE等)を備えています。
これらの仕様や小型サイズにより、ペイロードを重視したドローン搭載、ロボット組み込み、物流、ハンドジェスチャー認識、セキュリティ等の多様な用途にご活用いただけます。
※i.MX8M Plus is a registered trademark of NXP Semiconductors N.V.
(詳細を見る)
SCM-RGBD1
高品質なイメージセンサと画像処理を一体化した小型AIスマートカメラ。
SONY製ToFセンサ・onsemi製 GSセンサを使用。
システムの中心となるのは、NXP Semiconductors社のAIプロセッサ“i.MX8M Plus”で、最大4つの1.8GHz Arm(R)Cortex(R) A53コア、エッジAI用の2.25TOPS AIアクセラレーター、および最大13M解像度の画像処理が可能な組み込みISP (AWB、AE等)を備えています。
これらの仕様や小型サイズにより、ペイロードを重視したドローン搭載、ロボット組み込み、物流、ハンドジェスチャー認識、セキュリティ等の多様な用途にご活用いただけます。
※i.MX8M Plus is a registered trademark of NXP Semiconductors N.V. (詳細を見る)
取扱会社 ToFカメラの原理と活用事例
CISは30年に渡り培ってきたCCD駆動技術をベースに、積極的に最新技術を取り入れ、付加価値の高いカメラ、応用製品、画像処理IPを開発、設計、製造、販売しています。画像処理アルゴリズムの開発に力を入れ、色補正、シェーディング補正、二値化処理、レンズ収差補正(倍率色収差、歪曲収差)、HDR処理、ノイズ制御等、ワイドD処理(合成処理、階調補正)他、最新技術を搭載したモデルの製品化も進んでおります。 また、当社で特許を取得した「画素ずらし」技術を用い、400M(4億)ピクセル以上という高解像度を実現したモデルも開発しました。そこで培った、高精度ピエゾステージ及び制御技術を、カスタムで低価格のピエゾステージとしてご提供しています。
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