株式会社HALデザイン研究所
最終更新日:2020-07-15 15:32:28.0
マーカーレス3次元動作計測システムの使用例 事例集
マーカーレス3次元動作計測システムの使用例 事例集
【何故、人の姿勢や動作を計るのか】
人が普段扱うものが使いやすいか、使いにくいかは、無意識の内に姿勢や動作に現れます。さらに、その人の身体の状態の良し悪しも、やはり、姿勢や動作に現れます。従いまして、人の姿勢や動作を計ることは、ものの良し悪しや身体の状態を知る上で非常に大切なことです。
【マーカーレスで何を計るのか】
■歩行姿勢
・計測項目
歩行速度、歩幅、身体の傾き(前後、左右)、頭の高さ、腕の振り角、肩や腰の回転、股関節の傾き(前後、左右)、膝の角度、足の伸展・屈曲等を計測し、
・データの活かし方
上記計測項目に関するデータを収集することにより、対象とする商品の良し悪しやサービス(リハビリやフィットネス指導等)の効果を評価できます。
■使用動作(使い方)
・計測項目
身体の傾き(前後、左右)、腕や脚の動き、肩や腰の回転等
・データの活かし方
上記計測項目に関するデータを収集することにより、対象とする商品の良し悪しやサービス(スポーツのインストラクション等)の効果を評価できます。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【アナキンシステム使用事例】モデルウォークに見る美しい歩き方
【評価の目的】
一般的に、歩き方がきれいだと言われているモデルウォークが普通の歩き方と比較してどこが違うかを知る。
【評価方法】
モデルさん1名と普通の人3名に歩いて頂き、その歩容をアナキンシステムで計測する。
【アナキンシステムによる評価項目】
・歩行速度 ・歩幅 ・歩調 ・体幹の傾き ・腰の回転 ・膝の角度 ・腕の振り
【評価結果】
モデルウォークの場合、腰の回転が速く、大きいのに対し、一般的な歩き方の場合ゆっくりと、小さく回転していることが分かります。また、身体の傾きに関しても、モデルウォークの場合は平均的に直立に近い姿勢で歩行するのに対し、一般的な歩き方の場合は前後への傾きの変動が大きいことがわかります。
■腰の回転
・モデルウォーク:回転が速く、大きい
・一般的な歩き方:ゆっくりと、小さく回転している
■身体の傾き
・モデルウォーク:平均的に、直立に近い姿勢で歩行
・一般的な歩き方:前後への傾きの変動が大きい
詳しくは添付資料をご覧ください。
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【アナキンシステム使用事例】初心者と経験者の素振りの違い・テニス
先ず、25関節点のX、Y、Z座標を計測し、経験者と初心者の違いがどこにあるかを検討。
体幹の傾きを計測した結果、経験者はずれが小さく、初心者は大きく、ショットが安定しないことがわかりました。
【事例】
■経験者:ずれが小さい
■初心者:ずれが大きく、ショットが安定しない
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【アナキンシステム使用事例】手と足の協調作業の評価(縄跳び)
上級者と初心者の縄跳びに対する、「マーカーレス3次元動作計測システム」の
使用例をご紹介します。飛び方を見るためにLeftFootのY座標の、手の動きを見るためにLeftForceArmのX座標の動きに着目して計測。その結果、初心者は飛翔力が安定しないので尖っているのに対し、上級者は飛翔力が安定し、丸みを帯びていることがわかりました。
【事例】
■LeftFootとLeftForceArmの動き
・初心者:飛翔力が安定しないので尖っている
・上級者:飛翔力が安定し、丸みを帯びている
■腕を開くのと飛び上がるタイミング
・初心者:腕を開くタイミングと飛ぶ間隔が短くなっている
・上級者:腕を開くタイミングと飛ぶ間隔が一定の間隔
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【アナキンシステム使用事例】歩くことによって分かること(認知症)
【何故歩行速度を計るのか】
東京都健康長寿医療センター研究所で歩行速度と認知症の関係が研究されました。また、NHKスペシャルでも「認知症革命」と言うタイトルで取り上げられました。詳しくは、基本情報をご覧ください。要は、歩行速度が0.8m/secを切ると認知症に向かう可能性が高いことが判明。つまり、歩行速度を径時的に把握すれば、認知症を予防できる可能性があることがわかりました。
【計測方法】
認知症を予防するためには、定期的に歩行速度を計測し、その経時的な変化を見極める必要が有ります。従来のように床に目印を付けて、その間を歩く時間を計るということは面倒で手間が掛ります。それに反して、アナキンシステムはカメラに向かって、身体に何も付けず、普段着のままで、4m程歩くだけで歩行速度、歩幅そして歩調がその場ですぐわかります。集会場などにアナキンシステムを持ち込み30分ほどでセッティングできるので、1日に大量のデータを取ることが出来ます。
【計測の効果】
歩行速度を径時的に把握し、MCI(軽度認知障害)状態を検知し、それに対応することによって、認知症に向かうことを予防できることがわかりました。
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【アナキンシステム使用事例】歩くことによる効果・スロージョギング
【スロージョッギングとは】
スロージョギングは、歩くペースと変わらないゆっくりとした速さで行う運動ですが、走り方を変えることでウォーキングよりも高い運動効果を得ることができるのです。
【正しいスロージョッギングとは】
スロージョギングの走り方4つのポイントを以下に記します。
■背筋をまっすぐキープ
■肘は軽く曲げて自然に
■かかとで着地しない
■歩幅は小さくリズミカルに
【アナキンシステムとは】
普段着のままで、人の動作が計測できます。
【何故、アナキンシステムを使うのか】
スロージョギングの走り方が正しいかどうかがすぐ分かることと、スロージョギングの効果として、歩行速度が上がるので、そのこともすぐ分かります。
【スロージョッギングの効果】
5人の中高年齢者に、スロージョギングの研修を行い、3ヶ月間自宅で、それを実行して頂きました。そして、スロージョギングの実施前後で、歩行速度、歩幅、歩調を、アナキンシステムで計測した結果、歩行速度も、歩幅も統計的に有意に大きくなり、認知症や生活習慣病の予防に繋がることが期待できることが分かりました。詳しくは添付資料をご覧ください。
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【アナキンシステム使用事例】履いて使いやすい商品(シューズ)
ダイエットに効くウォーキングシューズに対する、「マーカーレス3次元
動作計測システム」の使用例をご紹介します。
ダイエット効果と歩行速度・歩幅の計測を行った結果、ダイエット効果の
大きいシューズは歩行速度も歩幅も大きいことが判明。
同時に計測した歩行時に使用する筋負担は、ダイエット効果の大きいシューズの
方が大きいという結果が出ています。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【アナキンシステム使用事例】手で持って使いやすい商品(掃除機)
【評価の目的】使いやすい掃除機とそうでない掃除機では、人の姿勢や動作に、また、人の筋負担にどのような違いがあるかを評価します。
【評価方法】
様々な仕様の掃除機を使い、決められた動作を行ったときの主観評価、行動評価を行い、使いやすさに、どのような要因が影響を与えるかを評価します。
■対象動作
・フローリング上のごみ掃除 ・銃誕上のごみ掃除 ・隙間の掃除 ・隅部の掃除
・ヘッドの脱着等
■主観評価
・使いやすさ ・身体(肩、脇腹、背中等)への負担の程度等 ・ごみの取れ感
■アナキンシステムによる動作評価
・姿勢、動作
アナキンシステムを用いて、姿勢・動作(体幹の左右・前後への傾きとそのゆれ)や手の動き(掃除機の動きと同じ)を計測します。
・筋負担
手、腕、肩、大腿、体幹等の筋負担を計測します。
【評価結果】
■姿勢・動作
使いやすい掃除機とそうでない掃除機では、掃除中の姿勢(身体の前後方向の傾き)や体幹と大腿の角度が異なる。また、手の動く速さにも違いがあります。
■筋負担
使いやすい掃除機とそうでない掃除機では、掃除中の筋負担にも差があります。 (詳細を見る)
【アナキンシステム使用事例】容器の開けやすさ・にくさは見て分かる
【アナキンシステムとは】
普段着で、身体には何も付けずに、人の動作を計測することが出来るシステムで、弊社が開発しました。
【評価方法】
回して開ける容器を例に、2つの市販容器を開けて頂き、開ける力を計るとともに、アナキンシステムで、その時の動作を記録しました。また、筋負担を見るために、筋電図を計測しました。
【評価結果】
そもそも、両方の容器は形状が異なり、何も教示せずに渡すと、持ち方と開ける動作が異なることが分かりました。以下にそれを記述します。
■開けにくい容器
・瓶の側面を待たざるを得ない形になっているため、両肘が上がり、しかもその間隔が広いために力を発揮できない
■開けやすい容器
・瓶の底の部分が持ちやすくなっており、両肘が低くなり、しかも身体に近いので力を発揮しやすい
具体的な計測例は添付資料をご覧ください。
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【アナキンシステム使用事例】背負いやすい商品(ランドセル)
【評価の目的】背負いやすいランドセルとそうでないランドセルでは、人の姿勢や動作に、また、人とランドセルとの相対的な動きにどのような違いがあるかを評価します。
【評価方法】
様々な使用のランドセルを背負い、決められた動作を行ったときの主観評価、行動評価を行い、背負いやすさに、どのような要因が影響を与えるかを評価します。
■対象動作(背負った状態で)
・立位で静止 ・その場でのジャンプ ・歩行
■主観評価
・背負いやすさ ・身体(肩、脇腹、背中等)への負担の程度等
■アナキンシステムによる動作評価
・姿勢、動作
アナキンシステムを用いて、主として歩行時の姿勢と動作(体幹の左右・前後への傾きとそのゆれ)を計測します。
・ランドセルのゆれ
ランドセルに補助マーカーを付け、アナキンシステムを用いて、それと、身体(第3腰椎)との相対的な動きを計測します。
・肩ベルトと身体の間にかかる圧力
ロードセルを用いて圧力を計測します。
■評価結果
背負いにくいランドセルは、人の前傾姿勢で、左右及び前後の身体の振れ幅が大きい事が判明。また、人とランドセルの相対的なズレも大きい。
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