オテック株式会社
最終更新日:2021-03-23 16:28:57.0
クロアモールカタログVer.2
HV900以上の硬度、耐摩耗性等を同時に獲得【硬質クロムめっき】
硬質クロムめっきは電気めっきと呼ばれる技術のひとつで、電気の力により溶液中の金属イオンを還元し、素材表面に新たな皮膜(クロム金属)を形成させる方法です。そのため、必要な部位にのみ機能を持たせることが可能で、機能の優れた高価な素材を使わなくても必要最低限の機能を持った素材を使用し、硬質クロムめっきを表面に行うことで機能を十分に発揮し、材料コストを安価に抑えることが可能です。それ以外にもクロムめっきにテフロンを含浸した離型に優れためっき「テフ・ロック」やクロムめっきに炭素を入れることにより硬度アップとクラックレスを実現しためっき「クロアモール」も施工しております。
※只今、イプロス内で加工解決事例紹介中!是非、ご覧ください。
【特徴】
★硬度
Hv900以上の高硬度のめっきのため、最も高硬度で熱処理鋼や窒化鋼などよりはるかに硬度が高い。
★耐摩耗性
皮膜の硬さが高くなるほど摩耗量は少なくなります。
★耐熱性
400℃以上に加熱しても急激に硬度が低下しない…
※詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
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クロアモール採用事例その2【粉体による部品の摩耗対策】
【課題】
粉末の自動定量充填機のメーカー様から充填機のオーガーという回転して粉体を送る部品の耐摩耗性を上げて部品寿命を延ばしたいとの要望があった。
【提案】
弊社「クロアモール」をご紹介。
【結果】
「クロアモール」の高硬度と優れた耐摩耗性により部品の寿命が飛躍的にアップ!SUS材を表面処理なしで使用していた時は3~4年だった寿命が倍の7~8年になったとのことで大変満足いただけました。
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高硬度フラッシュめっき『クロアモール』
世界初のアモルファスクロム「クロアモール」は2〜4%の炭素を含むクロム系合金めっきで、膜厚3~4μと薄いながらも高硬度と優れた耐摩耗性を兼ね備えています。
【特徴】
●アモルファス構造を有し、通常の結晶構造のめっきとは異なる特性を有する。
●熱処理により、硬度が硬質クロムめっきの約倍の最大Hv1,800にまで達する。
●400℃で急激に軟化し600℃ではHv200ほどの硬さしかない硬質クロムめっきと比較し、一旦硬化したクロアモールは600℃においてもHv1,000を保ち、耐熱性は極めて良好です。
●表面に存在する酸化皮膜の影響により通常のクロムめっきよりも優れた耐摩耗性を有する。
●約5μmまでの厚みでクラックが存在しないため、耐食性が良好である。
●塩酸等の薬品に対して硬質クロムめっきの約3〜6倍の耐食性を有する。
●膜厚3~4μと膜厚が薄いため精度を狂わすことなく、母材に機能性を持たせる。
半導体の封止金型や、各種精密部品など厳しい精度が必要な分野において優れた効果を発揮します。
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クラックの転写を抑制し品質改善!『超鏡面クラックフリーロール』
硬質クロムめっきはHV750~900と優れた硬度を持つめっきですが、その特徴として皮膜にクラック(微細なひび割れ)が存在するため、どれだけ表面を鏡面に仕上げてもクラックが製品へ転写してしまうという問題がありました。
当社では従来よりクロアモールというノンクラッククロムめっきの技術を有しています。硬度も200℃~600℃の熱処理を行う事で最高HV1800まで達し、ノンクラックのため耐食性にも優れた皮膜です。ただし膜厚が5μまでと薄膜での施工しかできないためこれまで鏡面ロールへの応用ができていませんでした。
しかし今回、特殊な2層構造を形成することでそれらの問題を解決する『超鏡面クラックフリーロール』を開発しました。
【特長と効果】
■Ry0.05以下の超鏡面クラックフリーが実現出来ます。
■クロアモールが最表層にあるため、硬度は硬質クロムめっきの約1.5倍のHV1200程度を有し、優れた耐摩耗性により傷が入りにくくなります。
■クラックフリーにより耐食性に優れ、ロール表面への樹脂堆積も軽減。防汚性や非汚染性を高める効果も期待出来ます。
※詳しくはお気軽にお問合せ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 クロアモールカタログVer.2
・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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