ゴムのかんたん基礎知識

広く利用されている「ゴム」には「天然ゴム」と「合成ゴム」があります。

ゴムの主な用途には、タイヤ、ボール等の弾性を生かす用途をはじめ、
ホース、バンド等の伸縮、柔軟性のある特性を生かす用途などがあります。

また、合成ゴムには油やガソリンに強いもの、電気を通すもの、
通さないものなど、さまざまな種類があり、各種の合成ゴムの特長を理解し、
使用目的に合せて材料を選択していきます。

【ゴム配合剤の目的と種類】
■原料ゴム
・配合目的：主材
・配合剤の種類：天然ゴム、合成ゴム
・構成比：48％

※オンラインでのお打ち合わせも承っております。
ゴムについての説明が欲しい、検討されている案件等あればお気軽にお申し付けください。​

※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

成形方法にはそれぞれのメリット・デメリットがあり、お客様の使用用途や
ご要望に合わせた選定が必要となります。

“コンプレッション成形”では、比較的安価に製作出来る金型が多いですが、
細ピン等、繊細な形状の金型に対応し辛いというデメリットがあります。

また、“インジェクション成形”では、材料が一定量で自動供給される為、
成形条件を一定に保ち易いですが、小ロット品への対応に向きません。

当社では、長年のノウハウを活かした様々なご提案が可能です。

どの様に好適な工法を選定しお客様にご提案しているのか、
より詳しい選定ポイントやプラス1の工法についてご興味がございましたら
お気軽にお問合せ頂ければ幸いです。

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過去にご評価頂いた事例をご紹介いたします。

オーバースペック気味な図面記載内容について、
使用用途を伺った上で、数パターンの代替え材質グレードをご提案。

評価を行った上で、図面変更頂き、価格・性能のバランスが取れた材料を
ご採用頂いた事で、大きな価格低減に繋がり合理化表彰を頂きました。

当社ではお客様のニーズに合った様々なご提案をご用意し、品質・価格・
リードタイムの全てに於いて、好適なご提供を目指しております。

ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。

【事例】
■課題：オーバースペック気味な図面記載内容
■解決策：数パターンの代替え材質グレードをご提案
■結果：大きな価格低減に繋がった

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移行汚染は、主に性能ではなく外観を損なう不具合としてトラブルの
要因となっており、樹脂や金属、塗装面などの意匠面が茶色いシミとなり
除去が出来ない汚れとなります。

架橋材や老化防止剤等の薬品を選定する際に、製品の要求スペックと
外観品質要求の双方を考慮した上で適した薬品を選定する必要があります。

機能・用途を考えた配合提案により対策は可能です。

当社はお客様製品の市場クレーム等・材質トラブルに対するご相談を
お受けし、対策となる配合を新規に開発・ご提案差し上げる事で、
安心・安全なゴム部品の供給を行っております。

【このような課題はございませんか？】
■白いテーブルに置いていたゴム製品を移動したら、テーブルが茶色くシミになっていた
■金属とゴムを一緒に箱にいれて保管していたら、金属が変色してしまった

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耐候性・耐オゾン性に優れた材料としてポピュラーなゴム材料はEPDMです。

しかし、近年硫黄フリーの展開の中で、多用されているパーオキサイド架橋の
EPDMについては、高いオゾン濃度環境下で長期間使用した場合、
飴の様に溶けてしまう軟化劣化現象が発生するケースがあります。

パーオキサイド架橋のEPDMについては2次架橋を実施する事で残留過酸化物を取り除き、
軟化劣化のリスクを大幅に軽減する事が可能です。

当社はお客様製品の市場クレーム等・材質トラブルに対するご相談をお受けし、
対策となる配合を新規に開発・ご提案差し上げる事で、
安心・安全なゴム部品の供給を行っております。

ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。

【解決策】
■パーオキサイド架橋のEPDMについては2次架橋を実施する事で
　残留過酸化物を取り除き、軟化劣化のリスクを大幅に軽減
■ウレタンゴムの加水分解による軟化劣化が懸念される場合は、
　エーテル系のウレタンゴムを選定する事で加水分解のリスクを軽減

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ゴム製品を高温環境で使用する際は、シロキサン、OIL類、硫黄、
ケトン類等、様々な成分がアウトガスとなって発生します。

製品の温度環境や用途に応じて、アウトガスの発生を抑えた配合や、
直接相手製品に対して悪影響を及ぼすアウトガスを抑えた配合を
作るなど、環境に合わせた設計が必要となります。

当社はお客様製品の市場クレーム等・材質トラブルに対する
ご相談をお受けし、対策となる配合を新規に開発・ご提案
差し上げる事で、安心・安全なゴム部品の供給を行っております。

ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。

【このような課題はございませんか？】
■透明なレンズが摺りガラスの様に曇ってしまった
■アウトガスの成分が温度が冷めた際に相手製品に、固着し接触不良をおこした
■アウトガスが相手製品を溶かしてしまった
■アウトガスが金属を腐食させてしまった

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O-リングの成形温度、成形時間が不足すると、O-リングの元に
戻ろうとする力が弱く、つぶされたままになってしまい、
部品の間に隙間ができてしまいます。

その結果、O-リングによってシールしていた中の液体が漏れ出し、
トラブルとなります。

しかし、O-リングは組み付け部品の溝にはめ込み、
押しつぶすことで溝の隙間をゴムでうめます。

部品同士の間をゴムでうめることで、中の液体が漏れないように
シールし、つぶされたO-リングが元に戻ろうとする力で、
部品同士の隙間をふさぐことができます。

【事例】
■課題
・O-リングの成形温度、成形時間が不足すると、部品の間に隙間が発生
■解決方法
・部品同士の間をゴムでうめ、中の液体が漏れないようにシール

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当社の品質管理についてご紹介します。

外観全数検査を始め、重要保安部品等、品質管理要求レベルの高い
自動車・二輪・汎用エンジン・高圧電力・医療部品他への良品供給を継続するため、
ベースコンパウンドから最終検査・計量に至るまでの経歴をスピーディーに追跡できる
独自のロット管理システムを組込み万一不具合が発生した際、
お得意先様への迅速な情報提供と対策改善を行っております。

【製品内容】
■自動車部品
■電力・通信関連部品
■小型汎用エンジン部品
■電子機器関連部品
■医療関連部品

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※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

株式会社大和ケミカルは、主にゴム、プラスチックを使用した製品の
開発を行っている会社です。

自社内に技術部を設置し、オリジナル材料の開発に取り組んでおり、
お得意先様と共同で特殊性の高い製品の開発も行っております。

また、素材開発のノウハウを武器に、海外での製造販売にも力を入れております。

【事業内容】
■ゴム及びプラスチック部品の製造
（自動車、農機具、家電製品、医療器具等の部品）

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※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

当社は『ゴム部品の試作・成形』で豊富な実績を有し、
試作型の製作から製品の納品まで最短約1週間の超速対応が可能です。

使用環境や用途に合わせて、安価で要求性能を満たす材料を提案。
ゴム部品の試作スピードの向上と低コスト化に貢献します。

【こんなお悩みを解決】
・安価で性能を満たす材料を選びたい
・型製作ゴムで形状確認を急いで行いたい
・耐候、耐熱、耐油、硫黄フリーなど特殊スペック材を検討したい
・ゴム材質について詳しく知りたい

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※取り扱い材料の物性表を掲載した資料を進呈中。
　「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。 （詳細を見る）

『ラミネートプロテクター』は、鋼製建築物の支柱をマクロセル現象による地際部の腐蝕から守る商品です。

ブチルゴムシート、合成樹脂の保護被覆、自己融着テープの組み合わせで地際部を保護し、
マクロセル現象を防止。フレキシブルな構造体なので、ポール・看板・フェンス等、
公共インフラから民間外溝まで幅広く活用されています。

高速道路における環境要求と安全意識の高まりに対応するため開発された製品ですが、
現在は幅広い用途への展開が可能となっております。

【特長】
■鋼製構築物の耐用年数延長
■防錆対象を選ばないシンプル構造
■施工が容易

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大和ケミカルは、2019年3月に本社第2工場1階フロアのクリーンルーム
全面改装工事が完了し、4月より稼働を開始致しました。
クリーンルーム仕様は、ISOクラス8対応(クラス100,000)。

医療・電力・コネクター関連のシリコーンゴム製品を中心に射出成形から、
仕上・加工・検査・梱包までの工程をクリーンルーム内で完了出来る体制
としたことで、より安定した品質維持を進めて参ります。

また、今回の改装と合わせ、シリコーンゴム射出成形機の増設も行っており、
生産対応についても従来に対し能力アップを図っております。

【特長】
■クリーンルーム仕様：ISOクラス8対応(クラス100,000)
■射出成形から、仕上・加工・検査・梱包までの工程をクリーンルーム内で完了出来る体制
■生産対応についても従来に対し能力アップを図っている

【製品事例】
■三方活栓用シールゴム
■シリンジ用ガスケット
■医療機器用O-RING
■ネオフィードキャップ
■逆止弁
■医療機器用シリコンカプラー

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当社が取り扱っている、代表的なゴムをご紹介いたします。

カーボンブラック配合がなくとも抗張力、伸びの強い値を出す「天然ゴム(NR)」
をはじめ、酸素を通し、水素を通さないという性能をもっている
「シリコーンゴム(Si)」や、耐熱性に優れた「フッ素ゴム」などをご用意しております。

用途によってご利用ください。

【ラインアップ(抜粋)】
■天然ゴム(NR)
■NBR
■ブチルゴム(IIR)
■EPTR(EPDM)・EPR
■CR(クロロプレンゴム)

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当社は、自動車部品・電力インフラ・医療・家電民生・小型エンジン関連の
部品を材料設計から部品製造まで一貫して行っております。

素材開発のノウハウを蓄積してきたことで、試作開発の柔軟性やスピードが
向上、開発に1年かかっていたところを、今では平均して3カ月から半年で新規
特殊配合を開発できるようになりました。

今後はレシピデータを整理・集約していき、開発のさらなる効率化を図って
参ります。

【事業内容】
■自動車事業関連
■エネルギー事業関連
■医療事業関連
■コネクター事業関連
■汎用エンジン事業関連
■自社開発製品 ラミネートプロテクター

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自動車（HV/EV）、エネルギー、医療、コネクター、エンジンなど
様々な業界で活躍するゴム製品の開発・製造を手掛けています。

ただいま、ゴムの基本的な知識や、ゴム成形の方法とメリット・デメリット、
ゴム製品の使用時に起こりやすいトラブルの例などをまとめた資料を配布中。

【資料概要】
■天然ゴム・合成ゴムについて
■ゴムの用途
■合成ゴムとは（組成などの話）
■ゴムの配合剤の種類
■ゴム成形（架橋）の仕組み
■ゴムの成形方法のメリットとデメリット
（コンプレッション成形・トランスファ成形・インジェクション成形）
■ゴム製品のトラブル例（Oリング、アウトガス、軟化劣化、移行汚染）

※資料は「ダウンロード」から、すぐにご覧いただけます。
※当社は、硫黄フリーがトレンドとなる中、2次架橋の費用・時間を解消するため、
　パーオキサイド架橋を行わない環境配慮型の"硫黄低減グレード"のゴムを開発しました。
　詳細はお問い合わせください。

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　ゴムについての説明が欲しい、検討されている案件等あればお気軽にお申し付けください。​ （詳細を見る）

当社は、自動車（HV/EV）、エネルギー、医療、コネクター、エンジンなど
様々な業界で活躍するゴム製品の開発・製造を手掛けています。

ただいま、ゴムの基本的な知識や、ゴム成形の方法とメリット・デメリット、
ゴム製品の使用時に起こりやすいトラブルの例などをまとめた資料を配布中。

【資料概要】
■天然ゴム・合成ゴムについて　■ゴムの用途
■合成ゴムとは（組成などの話）■ゴムの配合剤の種類
■ゴム成形（架橋）の仕組み
■ゴムの成形方法のメリットとデメリット
（コンプレッション成形・トランスファ成形・インジェクション成形）
■ゴム製品のトラブル例（Oリング、アウトガス、軟化劣化、移行汚染）

【IOT設備を含む自動化設備の投資も】
今回、第一歩として本社工場の自動組立機・自動外観検査機投入。
更なる効率化を図り、良品廉価の製品を常に安定供給出来る体制を目指して参ります。

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